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  • 奥迫 哲也

奇跡の水との出会い

アメリカ版美肌再生プログラムは、サロンの先生方から喜ばれることも多くありましたが、一方では肌への強い反応に厳しい声をいただきました。

そのような声に翻弄されるなか、とある情報が耳に入ったのです。

それは、『アメリカ版美肌再生プログラムと相性も良く、炎症を抑えるのに良い水』という素材があるとのことでした。

この水は沖縄県の糸満沖30km、深度600mと1,400mから取水する海洋深層水をベースに作られているというもの。

漁業や農業・医療でも利用されており、研究もされているということでさまざまなデータも揃っていました。

しかし、どんなに素晴らしいデータが揃っていても、私の信念として『自分で感動してこそ人に感動を与えることができる』と考えていたため、すぐに取り扱うことはできませんでした。

そんな中、アメリカ版スキンケアの使用量を誤った二村(営業社員)の肌に違和感がありました。

そこで、サンプルとして頂いていた海洋深層水を二村の肌に吹きかけてみると、みるみる内に肌が整って行くのを目の当たりにしたのです。

すぐに知人の紹介で知り合った、大手メーカーで25年以上化粧品の開発経験を持つ手嶋健二にその水の資料を見てもらうと、「これが本当なら、今までにない画期的な化粧品ができる。防腐剤不使用で、自ずと肌も元気になる製品ができるはずだ」と唸ったのである。

「アクアヴィーナス」の発表

アメリカ版肌再生プログラムは、肌の結果には十分喜んでもらえてはいるが、その強い反応から使える人は限られており、誰でも使えるという製品ではありませんでした。

手元に十分な資金はありませんでしたが、当初からの念願であった、日本人の肌に合わせたオリジナル化粧品を作ることを決意。

手嶋健二が当社の一員となって、化粧品の開発を開始。

深度600mと1,400m地点の沖縄海洋深層水を、化粧品としての独自配合であるα Gri-XⓇとして完成させ、肌に優しく自らの細胞を元気にし、老若男女誰もが使える化粧品作りに着手しました。

そして2001年4月、遂に初のオリジナル化粧品ブランド「アクアヴィーナス」の洗顔石鹸、化粧水、美容液の3品が完成したのです・・・


※初代アクアヴィーナス

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次回のコラムでは、「アクアヴィーナス発表後」についてお話しします。

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COLUMNIST
奥迫 哲也
ドクターリセラ(株) 代表取締役社長
一般財団法人 りせら財団 理事
奥迫 哲也
TETSUYA OKUSAKO
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「全日本全身美容業協同組合」理事長
「財団法人 日本企業構造改革機構」理事

1964年、島根県江津市生まれ。
1993年、29歳で漢方薬局を開業。
1997年に株式会社シードとして事業拡大、
2000年にはエステティック事業部を発足させ、エステ業界に参入。
安全で結果が見える化粧品をコンセプトに自社製品の開発に取り組み、
2001年アクアヴィーナスシリーズ、2003年ADSシリーズ、
2017年Recella Divaシリーズ、2018年cocochiaシリーズを発表する。
製品は全国のエステサロン3,203店舗(2024年2月末時点)を通じて販売し、業界初「これがないと困るスキンケア」調査開始以来全年連続1位にも選ばれる。また、「ベストアイテム」では3年連続受賞し、殿堂入りを果たす。

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