ゆの里での講演の後、重岡社長と対話する機会を得ました。
重岡社長は偶然にも弊社のことを知っておられ、さらにたくさん水のお話をしてくださったのです。
講演のなかでも話があったゆの里の水について、神戸大学大学院農学研究科のツェンコヴァ・ルミアナ特命教授が関心を持たれ、長い期間共同研究をされていることがわかりました。
ただ、そのツェンコヴァ・ルミアナ特命教授は、2021年3月で神戸大学を定年退職をすることが決まっていたとのこと。
しかし、農学部に寄附講座を開設することができれば、ツェンコヴァ特命教授は神戸大学でそのまま研究室で研究ができるという話も。
重岡社長と出会って間もない2020年12月、私はツェンコヴァ特命教授と面会し、意気投合。
神戸大学農学部の寄附講座を申し出をし、大学にも承認いただくことができました。
こうして、2021年5月から海洋深層水におけるアクアフォトミクスの共同研究を実施することとなりました。

重岡社長は「ゆの里アクアフォトミクスラボ」という研究機関を開設、リセラウォーターの海洋深層水にブレンドする水として、ゆの里の水を提供くださることになったのです。
現状のデータ共有、および海洋深層水のデータ分析にもご協力をいただきました。
共同研究の結果、深度600mと1,400mの沖縄久高沖の海洋深層水とゆの里の水を融合したリセラウォーターは、アクアフォトミクス理論に基づいてさまざまな水分子構造の多様性およびバランスがよく、環境や身体への適応性が良好で、機能性豊かな水であることが示されています。
こうしてリニューアルしたリセラウォーターは、同年7月に発売を開始したのです・・・

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次回のコラムでは、「成長したドクターリセラを分社化」についてお話しいたします。
          
