信頼する(2018年5月7日の朝礼より)
この項目でやはりぱっと浮かんだのが松下幸之助さんの話です。
松下幸之助さんが一代で大きく事業を拡大できた理由はなんですか?
という質問をされたときに3つ答えられたそうです。
ひとつは家が貧乏だったから。
小学校を卒業してそれから働きに出ました。
ふたつめは自分の体が弱かったから。
自分の体が弱かったから、健康な人に仕事をしてもらった。
みっつめは自分に学歴がなかったから。
小学校しか出ていないので、大学を出た人を頼って、
自分より優秀な人が働いてくれたおかげで、
その人達に頼ってここまで事業が拡大できたとおっしゃっていました。
そのように、普通から見れば体が弱くて学歴がなくて貧乏で、
ということは言い訳になりますが、それによって
人を信頼してパナソニックという大きな事業を
作り上げたというところが思い浮かびました。
“信頼する”という言葉と同じような言葉で
“信用する”というのがありますが、
何が違うのかと思うと、”信用する”というのは過去のことです。
過去の実績や行動や業績をみて、信用をできる人だと考えます。
“信頼する”というのは未来のことです。
過去の信用から信頼して仕事を任せようと。
信用と信頼にはこのような違いがあります。
リーダーはともに働くメンバーを信頼しよう
逆にどうやったら”信頼”してもらえるか、
信頼は未来のことで「この人だったら仕事を任せられる」と。
リーダーシップの観点からいうと、
同じような言葉で、”放任”と”放置”があります。
“放任”というのは、わかりやすく言えば
海で監視する人が見ていて、普段干渉せず
なにかあったら手助けに行く。
“放置”というのは全く見ていないということです。
放任と放置もリーダーシップの側からいうと
放任する、と、放置に近い状態にするのは
何が違うのかというと愛情があるかだと思います。
放任と放置は違いますので、放置するのではなくて、
任せるということです。
そういった違いがあります。
逆の立場からいうと、どうしたら信頼されるか。
信頼されるために信用を過去の実績として積み重ねて、
信頼されるためにはどうしたらいいのかということを、
また話し合ってもらいたいと思います。

