ここ最近、類人猿診断というのが話題になっているのをご存知ですか?
お子さんや、友人に対して『この人何を考えてるかわからない』
会社の部下や上司に対して『私の話キチンと理解してくれているのかしら?』
など、なぜ相手がそう思うのかなど自分との違いに悶々としたことはないですか?
自分とは違う方の性格をオランウータン、チンパンジー、ゴリラ、ボノボに分けわかりやすく説明してくれるのが類人猿分類です。
簡単な2つの質問に答えるだけで、あなたがどのタイプかわかります。
1・あなたは自分の感情を
A出さないタイプ
B表に出すタイプ
2、あなたが大切にしているのは
a物事の追求や結果
b安定や安心を維持すること
以上の答えの組み合わせから、あなたがどの類人猿タイプかわかります!
A×a…オランウータンタイプ
A×b…ゴリラタイプ
B×a…チンパンジータイプ
B×b…ボノボタイプ
皆さんはどうでしたか?
各タイプの簡単な説明をしていきますね。
【チンパンジータイプ】
勝ちにこだわる積極派さん
▷得意分野…新規開拓、リーダー役、取引先との交渉
▷苦手分野…地味で単調な業務、成果の見えにくい業務
▷長所…負けず嫌い、決断力がある、スピード感がある、コミュニケーション能力が高い
【ボノボタイプ】
空気の読めるおしゃべり屋さん
▷得意分野…会社内・チーム内のムード作り、困っている人へのフォロー、ワクワクする販促物の作成
▷苦手分野…責任の重い仕事、裁量の多い仕事、分析や論理的思考を用いる仕事
▷長所…相手の気持ちを思いやる、高いコミュニケーション能力、物事の本質をつきとめようとする
▷短所…説明がわかりづらい、言動に一貫性がない
【オランウータンタイプ】
職人気質のストイックさん
▷得意分野…企画立案、クリエイター、データ分析
▷苦手分野…接客、単調な業務、チーム運営
▷長所…集中力が高い、好きなことであれば頑張る事ができる、物事の本質をつきとめようとする
▷短所…頑固、コミュニケーション能力が低い
【ゴリラタイプ】
平和主義の安定志向さん
▷得意分野…単調な業務、ルールの遵守、会議の記録等の書記業務
▷苦手分野…裁量の多い業務、インパクトを重要とする仕事、創造的な仕事
▷長所…真面目、優しい、メンバー思い
▷短所…融通が利かない、アクシデントに弱く臆病
自分のタイプがわかったら、じゃあ上司はどうだろう、後輩はこのタイプっぽいな、と思って色々気になりませんか?
なかなか言いたいことが伝わらない、よかれと思って言ったことがあまり反応がよくなかった、などという現象はもしかしたらタイプが違うのかも。
たとえば、チンパンジーに「好きなように自由にやっていいよ」と言うととっても張り切ってバリバリ仕事をこなしますが、同じ言葉をゴリラに言うと「好きなようにってどういうこと?」という感じになります。
それはチンパンジーの方が優れているという話ではなく、適材適所ということです。
全員がリーダータイプではチーム内の衝突が起きるでしょうし、全員が職人気質では引っ張っていく人がおらず停滞してしまいます。
すべてはバランスです。
ドクターリセラでは、リセラテラスにもコラムを掲載中の中野裕弓さんに1年間学ぶ【パッションチーム】にてこの類人猿分類を教えていただいたことがあります。
仕事の割り振り、チームの活性化、自分の特性やタイプを知って、それに磨きをかけることで自信や人間力をアップさせ、相手を知って理解することにより仲間を大切にし、楽しく働けるようになったそうです。
それぞれのタイプには強みと弱みがあります。
相性だけで考えず、お互いに相手の強みを引き出して助け合うこともできます。
そして、自分の中には各類人猿のタイプも持っているのです。
今、チームの役割でメインのタイプ比率が大きく出ているだけなのだとリセラテラスが主催している中野裕弓さんのイベントでも、日々自分が活用できるためにお話くださっています。
中野裕弓さんのコラムもぜひご覧ください。
コラムはこちら