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  • 奥迫 哲也

自分の機嫌を取る(2017年11月27日の朝礼より)


★お知らせ


今朝テレビを見ていたところ、”名前のない家事”という言葉が
ネットで流行していると放送されていました。

家事には”名前のない家事”
たとえば麦茶の補充や、トイレットペーパーの補充などがたくさんあり
主婦の人にとって、ストレスになっているという話でした。

朝起きたときにベッドが乱れているのを直したりと、
すごく時間を取るわけではないけど、まとめると結構時間を取られて、
食事の用意などの前にいろんなことがあると、
それに関して男性と女性が談義をしていました。

ストレスに感じるというところが、
ゴルフでの目土にもつながると思います。

私達で関係している方にIさんという方がいます、現在77歳ぐらいです。
ゴルフ好きで、家に行ったらゴルフのクラブがたくさんあるのですが、Iさんは必ず目土をします。
目土というのは、コースをまわるときに土を入れて持って歩く。
今は本当にする人が少なくて、キャディさんが土を持って歩いている。
たとえば芝生が取れたりすると土を埋めて、軽く叩いて埋めます。

Iさんはそれを必ずする人で、いまどき珍しいのでキャディさんが
「ありがとうございます。そんなしなくていいですよ」と言うのですが、
Iさんは「僕はしたいんだ。してあげているとか、自分が健康のために歩いて、
そういうことをしないと気が済まない。自分が好きだからやっている」と、仰っていました。

先の”名前のない家事”もそうですが、
テレビで見ていたら、「なんでトイレットペーパーも補充しておかないといけないんだ」と言っていました。

当社でも「なんでガソリン補給していないんだ、
半分以下になったら補充するルールだろう」というやり取りがありましたが、

ひとりひとりが「やってあげている」というやらされ感ではなくて、
ボランティアでもそうですが、やってあげている、しているんだという気持ちが大事です。

自分が、誰が見ていようが見ていまいが、
「自分がやることが好きなんだ」というのでは全然違う。
そのような気持ちがとても大事だと思います。

昨日は東京で真弓定夫先生の
ドキュメンタリー映画の上映会が1000人規模で行われました。

真弓先生の仰ったことで印象に残ったことがいくつかあります。

そのうちひとつが中野裕弓さんとも共通すると思うのですが、
人生の目的をインタビューで聞かれていて、
真弓先生は「人生は愉しむために」と仰っていました。

「真弓ドクターの楽しみはなんですか?」との質問には
「診療して患者さんに喜ばれたり、
お酒を飲んだり、楽しい仲間と喋ったり、
音楽を聞いたり、チェロを弾いたり、
そういうときが楽しいです。」と話をされ、
「人生は愉しむために」と仰っていました。

薬を出さない、注射を打たない、日本一貧乏なドクターということで、
ドキュメンタリー映画を作成した女性の岩崎監督が
「どんな生活をしているのか家まで行かせて欲しい」と、家に行っての取材もありました。

家に行くとまずエアコンがない。
エアコンは貧乏だからないのではなくて、できるだけ外の気温と同じ気温に合わせて
体温調節ができる体にした方がいい、現代人は甘やかされすぎて逆に弱くなっているという考え方です。

エアコンはなく、朝ごはんは味噌汁とごはん。
『今日は特別にごぼうがある。』
という質素な生活をされていました。

真弓先生の患者さんをみて、取材の日は5人の患者さんでしたが、
岩崎監督が「これで経営は成り立つんでしょうか?」
と話をしたら「40年間やっているからなんとかなっているんだ」とコメントされていました。

ベースが質素な生活をされているので、
「5人しか来ないのではなくて、5人も来ていただいている、と感謝して生きているんだ」と話をされていて、
その5人の人は顔なじみの人で、自分の話をわかってくれているそうです。

真弓先生の話に感銘を受けたむぎっこ保育園という保育園の話もありました。
昔の子供は平熱が37度あったらしいんですね。

それがだんだんと平熱が下がってきて、
弱い子供が多くなってきて、アレルギーとかアトピーとかになったけれども、
むぎっこ保育園の園長は真弓ドクターの話を聞いてその考え方を保育園で実践されています。

11月中旬でエアコンは使わず、冬場でも開けっぱなしでした。
子供が半袖で鼻水とたらしながら遊んでいますが、すごく丈夫な子が育つそうです。

感動的なシーンがたくさんありましたが、
真弓ドクターの生き方もすごく色々なことに
感謝して生きながら、自分の好きなこと、
本当のことをウソ偽りなく仕事をしているところが
楽しく生きがいをもってやられているんだろうと感じました。

今日のフィロソフィーは「自分の機嫌を取る」ですが、
これは中野裕弓さんのfeel goodの影響を受けて作りました。
中野裕弓さんはよく「feel goodでいきましょう」といいます。

これは日本語でいうと「ご機嫌」ということです。
一番はベースとしては健康です。
健康でないとどうしても感情や思考はマイナスになりがちです。

まず自分が健康な状態を保つということ、それがベースだと思います。
僕が今まで学んできたことと同じことを仰っていました。

さらに驚いたことがありました。
真弓先生は人間も動物のひとつなので、野生動物に近づくのがいいんだということで、
歯磨きを83年間していないのですが、虫歯がないのです。

実はうちの母方の祖父も90歳近くで
歯磨きをしたことがないと聞いたことがあります。

昔はやっても、手で塩で磨くだけでした。
その話を聞いたときに汚いと思っていましたが、
「野生の動物は歯を磨かないでしょ」と言われて、納得した覚えがあります。

食べ物も関係あります。
添加物とか油っぽいものを食べると磨かないといけません。
昔からの日本食を食べていたら、磨かなくても虫歯がないようです。

昨日の真弓先生の上映会の報告も兼ねて共有ですが、
実は当社の顧問ドクターである宮原誠ドクターも来られました。

宮原ドクターの奥様が高校生のときにアルバイトでレストランで勤めていて、
そこのときの社員だった方が真弓先生の息子さんだそうです。

そこで30年ぶりに再会して、当時「うちの父が書いた本です」と本をもらって、
その本を今でも持っていて、覚えてくれているか挨拶に行ったところ
「覚えてるよ」と返答いただいたそうです。

宮原ドクターからも「家内が感動していました!」と、お礼のメールがきていました。
そういうような出来事もありました。

最後にまとめますが、感情や思考というのは
現実を引き寄せる磁石だと説明しています。

おそらくこれは自分の発するエネルギーであったり、周波数と思いますが、
合う人、合わない人があります。

類は友を呼ぶというのがあります。
目に見えない世界の話になりますが
そういう自分の感情や思考が影響して現実を引き寄せていると思います。

“引き寄せの法則”という有名な本の中に書いてあります。
まだ読んだことない人は読んでみてください。

“自分の感情を良くする”、”自分の機嫌を取る”ことが大事です。
人それぞれのコントロールの仕方があります。
たとえば通勤途中にコントロールしたりもできると思います。

中野裕弓さんは自分の好きなことを10個カードに書いて
それを毎日ひいて、ご機嫌をとっています。
たとえば”美味しいコーヒーを飲む”だとか、
“お風呂に入る”とか、そういうふうに仰っています。

コントロールして良い感情を持つことが大事です。
自分の機嫌をとって良い仕事をしてきましょう。


★お知らせ


 

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COLUMNIST
奥迫 哲也
ドクターリセラ(株) 代表取締役社長
一般財団法人 りせら財団 理事
奥迫 哲也
TETSUYA OKUSAKO
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「全日本全身美容業協同組合」理事長
「財団法人 日本企業構造改革機構」理事

1964年、島根県江津市生まれ。
1993年、29歳で漢方薬局を開業。
1997年に株式会社シードとして事業拡大、
2000年にはエステティック事業部を発足させ、エステ業界に参入。
安全で結果が見える化粧品をコンセプトに自社製品の開発に取り組み、
2001年アクアヴィーナスシリーズ、2003年ADSシリーズ、
2017年Recella Divaシリーズ、2018年cocochiaシリーズを発表する。
製品は全国のエステサロン3,203店舗(2024年2月末時点)を通じて販売し、業界初「これがないと困るスキンケア」調査開始以来全年連続1位にも選ばれる。また、「ベストアイテム」では3年連続受賞し、殿堂入りを果たす。

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