こんにちは、ナレッジ推進室、漢方養生スタイリスト「福田 貴之」です。
7月も終わりに近づき夏到来!
と喜びたいところですが、梅雨の間は本当に沢山の自然災害が発生し大変でした。
災害地区の皆様におかれましてはこの度の震災に対し、心からお見舞い申し上げますとともに皆様のご無事と、一日も早い復興をお祈りいたします。
気象パニックとも呼びましょうか?最近は通常よりも湿度が高く、気温も高くなり、体調を崩される方も多いのではないでしょうか。

今回は夏の籠った熱を排出するためにお役に立つ情報として「夏野菜」についてお話したいと思います。
スーパーなどに行くと入口には色とりどりの夏野菜が並んでいます。
トマトにナスにキュウリ、ズッキーニ、ゴーヤなどが夏野菜で皆様ご存じの野菜だと思いますが、夏野菜には大きな役割があるのをご存じでしたか?
これはその土地やその季節に合わせた昔の人の知恵が働いており、暑い地方で飲まれるコーヒーは身体を冷やす飲み物ですし、人参ジャガイモ玉ねぎなどの根菜は寒い地方で採れる野菜です。寒い地方の野菜は身体を温める役割を持っています。
上記よりお分かりいただけると思いますが、夏野菜は身体の熱をとり冷やす効果に期待が持てますので、暑い夏は夏野菜を積極的に採りたいものです。
夏野菜自体にもちろん個々の栄養がありますので、その栄養も夏に失われやすいものが多く含まれています。

夏野菜は色から想像できるように「ビタミン類」が多く含まれています。また土から取れるものですので土壌のミネラルも吸収していますので「ミネラル」も豊富です。
「ビタミン」「ミネラル」は補酵素などと呼ばれるように3大栄養素の吸収を助ける役割をもち、個別でも健康や美容に有効的に働いてくれる大切な栄養素です。
特に夏野菜に多く含まれる「カリウム」や「マグネシウム」が体温調節に有効に働く栄養素言われています。
暑い夏、多くの汗をかいて失われる「ミネラル」は夏野菜を採る事で補うことが出来ますので、上手に取り入れていきましょう。
では食事に取り入れる際の注意点をお伝えします。
夏野菜の栄養は皮に多く含まれています。(他の野菜もそうですが・・)
野菜をしっかり洗い、皮ごとお料理に活用してください。人参やジャガイモも気にしない人は皮ごと料理に使ってもらう事で、皮に多く含まれている栄養素を取ることもでき、料理する際の栄養も皮に守られている事で摂取しやすくなります。

また加熱時間を短くすることで水溶性ビタミンなどの栄養素が多く失われず摂取することが出来ます。
お肉と一緒に炒めるなどは火をしっかり通す必要がありますので、出来ればめんどくさくても分けて炒めると火の通りをコントロールできますのでお勧めです。
また炒める際は油を気にする人もいると思いますが、油を使用することで脂溶性の栄養素が吸収されやすくなります。
オリーブオイルやこめ油などを使用することで身体に良い影響を与えながらも野菜の栄養を効率よく摂取できますので、油で炒める料理も暑い夏は意識してレパートリーに入れてください。
※こめ油は酸化しにくい油と言われており、炒め物で使用しても油が酸化しにくく抗酸化成分のビタミンEも多く含まれています。トランス脂肪酸も含まれていますが、人体に影響ある量は含まれていませんので私個人的にはお勧めです。

日本には四季があり、四季それぞれに季節の野菜が摂れ、その命を頂きます。
今回は夏野菜についてお話しましたが、秋には秋の野菜が必要となり、冬には冬野菜が必要になってきます。
今は技術も良くなり、一年中沢山の種類の野菜が頂けるようになりましたが、意識を少しだけ傾けて、スーパーへ足を運んだ際は季節の野菜を手にとってみては如何でしょうか?
以上です。
本日もお読みいただきありがとうございました。
漢方養生スタイリスト「福田 貴之」でした。