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  • 福田 貴之

秋に始める動養生

こんにちは、ナレッジ推進室、漢方養生指導士 福田 貴之です。

10月は「運動の秋」・「芸術の秋」・「食欲の秋」などいわれ、身体も心もいそがしい季節です(笑)

いつもコラムでは「食養生」の話を書いていますので、今回は「動養生(どうようじょう)」についてお話したいと思います。
今回も最後までお読みただけると嬉しく思います。

「動養生」とは何でしょうか?
「動養生」とは、生命を養う「養生」の考え方の一つで、「身体を積極的に動かすこと」を指します。
適度な運動量で強い疲労が無い程度の運動を継続することで、「気」(エネルギー)「血(栄養)」の巡りを良くし、体の回復を促すことで自然治癒力を高めることを目的に行います。

夏は暑さで体力ばかり奪われて「運動」する人も少なかったと思います。
運動といっても頑張る必要はありませんので、軽く身体を動かして身体の中の気血を巡らせて行きましょう。

ではどんな運動が良いでしょうか?

先ほど記載したように頑張る必要はありません。
普段仕事で座っていることが多い人。
車移動が多く、あまり歩かない人。

もしこの文章を読んで自分に当てはまる、もしくは「はっ」とした人は意識して「動養生」を心掛けましょう。

ではどんな「動養生」をすれば良いでしょうか。
暑い季節から少し朝晩気温が落ち着いてきたようにも感じます。
朝の散歩や夕方、夜の散歩などもいいでしょう。

足の筋肉も鍛えられ、有酸素運動で脂肪の燃焼も手伝います。
年齢を重ねてからの「サルコペニア」は足の筋肉が弱り、寝たきりになる可能性もあるといわれています。
健康寿命を考えて足は健康でいたいですよね。
運動前と後の水分補給はしっかりしましょう。

また猫背やストレートネックなどパソコン仕事をしている人は前に、そして内側に身体が丸まっています。

丸まった身体を伸ばすのにはお風呂あがりのストレッチや軽いヨガも良いでしょう。
動養生は激しい運動を行う必要はありません。
身体を動かして、血流を良くして、終わった後の達成感を感じることで身体は良い方向へ向かいます。

始めるからといって無理をすると、思わぬ怪我に繋がります。
身体は正直です。
すこしずつでも毎日積み重ねることで変化を起こします。
そこに別の目的を持つのであれば、専門家の指導や勉強の上で強度をあげていくようにしましょう。

今の環境で短い秋となりそうですが、継続的な運動を開始するには良い季節になりました。
始めるきっかけにかわいいスポーツウェアやスポーツバックなど外見からはいるのも良いかもしれませんね。

楽しく動養生スタートしてくださいね。

以上です。
本日もお読みいただきありがとうございました。

ナレッジ推進室 漢方養生指導士 福田 貴之でした。

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COLUMNIST
福田 貴之
ナレッジ推進室
福田 貴之
TAKAYUKI FUKUDA
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幼いころから親が共働きで祖父母に育ててもらうなか、親の寡黙に働く背中をみて『自分も家族の役に立ちたい!』と料理に目覚め、高校卒業後調理師・パティシエとして勤務した後にホテルのフロント、レストラン業務を経て30歳でドクターリセラ株式会社へ入社。

化粧品を通して「美と健康と地球環境を守る」為にエグゼグティブアドバイザーとしてエステテックサロンの先生と共に日々お客様を綺麗にする為に奮闘しています。

【ドクターリセラ株式会社】
・遺伝子ダイエットサプリ サポート室
・お客様肌相談室長
・通販テレフォンサポーター責任者
・ドクターリセラ美容クリニック管理
・美容エグゼクティブアドバイザー
・全日本全身美容業協同組合認定講師

調理師免許取得
基本心理カウンセラー取得
全米ヨガアライアンスRYT200取得
漢方養生スタイリスト(現在もスキルアップの為勉強中)
ボディーケアセラピスト取得
頭蓋骨調整資格取得など

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