こんにちは、漢方養生指導士「福田 貴之」です。
今日のコラムのテーマは「愛について」です。
昨年は「漢方=愛」を「チョコレート(バレンタイン)=カカオ」で繋げましたが、今年はAI(愛)をAI(エーアイ)にしてみましょうか(笑)
最近はなんでもかんでもAI(エーアイ)だと言われ、とても便利になりました。
お陰で人の力が必要なくなるという事も話題にあり、こんな職業は今後なくなるなど怖い話も出ています。

そんな中「漢方」は対処では無いのでAIが導入されても、きっとなくならないのではないか・・・と思っています。(勝手な思い込みです)
東洋医学と西洋医学のそれぞれの良さをお話すると(大枠ですのでもっと良いところはたくさんあります!)、西洋医学は現在の痛みや辛さをすぐに解決できることが良さであり、東洋医学はトラブルにならない為の行動によって予防できることが良さだったりします。
そうした時どちらもAIでは中々解決が出来ない?できにくいのではないのかと思います。
病は1つの原因から起きるのではなく、今までの生活習慣や行動によってもたらされることもあれば、その時の行動によって受けたものが病気の原因になることもあります。
例えば、毎日たばこを吸う事で肺がんにかかりやすくなったり、原発事故で被ばくしたことで白血病にかかる可能性が高くなったりなど、残念なことに色々な所に原因が隠れていたりします。
もちろんAIで問診なども出来るとは思いますが、きっとこのような状態の場合は人と人が話すことで気づかなかった所にお互いが気づけたり、話す必要なかったことが実は病気の確定に役にたったり、会話やコミュニケーションはAIだけでは難しいように感じます。

AIに足りないものは「本物の感情」であり、相手への「愛(AI)」だと思います。
「愛」はやはり人から人。
自分の事しか考えていない人は相手に関心を持ちましょう。
自分自身を愛せない人はきっと他の人も愛せないので、自分自身に関心を持ちましょう。
そうすることできっと「愛」の大切さがわかるのではないでしょうか?

今回もお読みいただきありがとうございました。
漢方養生スタイリスト福田 貴之でした。

