こんにちは、ナレッジ推進室、漢方養生スタイリスト「福田 貴之」です。
今回は「ハロウィン」についてお話をします。
「ハロウィンといえばカボチャ!」
そうです。
この時季美味しいカボチャについてお話したいと思います。
カボチャはスイーツにしても美味しいですし、煮物にしてもサラダにしても大好きな人は多いかと思います。
そんな私もカボチャは大好きです。
秋のスイーツで「芋栗南京(いもくりなんきん)」は女性にも男性にも人気がありますが、どのような力があるのでしょうか?

食材の働きには五味と五性があり、
◆五味の一つが「甘(かん)」
「甘」は、五行にある「脾臓(消化器系)」「胃」「口」に効くとされ、滋養強壮に効果的といわれています。
◆五性の一つは「温(おん)」
「温」は「熱」より小さいですが身体を温める力を持っています。
そんなカボチャですが夏と冬の2回旬がある野菜といわれています。(本来冬が旬と言われています)、意外と身体を温める「温」野菜なので夏にカレーの上にのっていたカボチャは「夏野菜」では無かったと気づかれた人もいるかと思います。
しかしカレーの香辛料にカボチャの甘味はとてもマッチしており夏カレーの定番になりました。食欲のない時などは香辛料で食欲を増進し、カボチャが補益(ほえき)と言って滋養強壮の力をもっているので夏バテ防止などの予防策にもなります。
しかし本来冬の野菜でもありますので、冬至にカボチャを食べる習慣があるのはご存じだと思います。小豆と一緒に炊いて「いとこ煮」と呼ばれるものを冬至には頂きます。
カボチャは栄養があり、寒い時季、風邪をひかないように栄養価が高いカボチャを食べる習慣がありました。

また運気を上げるため、「ん」がつく食材を食べる習慣もあるのをご存じでしょうか?
カボチャは「南京(なんきん)」と呼ばれ、「ん」が2個入っている食材として運気向上の為に食べるとも言われています。
カボチャから話はずれますが、ゆず湯も冬至に入りますよね。
ゆず湯は、本来は厄払いの禊(みそぎ)だったとされています。
冬至は、昼が一番短い時ではありますが、これから日照時間が増える日ですので、太陽からの運を呼び込む前の厄払いとして身体を清めていたようです。

また、古くから「冬至=湯治にゆず=融通(が利く)」、「ゆず湯に入ると一年中風邪をひかない」という言い伝えもあるほど、健康に良いとされています。
今回はハロウィンからカボチャの話をお伝えしました。
昔からの知恵と経験が現代にも多く残り、何気なく行っている事には多くの意味があります。
歴史をひも解くと、何となくが、想いのこもる行動に変わります。
今年はカボチャを食卓にいつもより多くのせて、滋養強壮、健康第一で風邪やインフルエンザに負けない毎日を過ごしてみましょう。
残りもあと少し。
健康な身体と肌、心で年を越したいですね。
以上です。
本日もお読みいただきありがとうございました。
漢方養生スタイリスト福田 貴之でした。