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  • #美肌

肌のくすみの原因は?くすみの種類を知って対策しよう

こんにちは!美と健康をサポートするリセラテラスの松本です。

これまでと同じメイクをしていても、「最近は何となく仕上がりに満足できない」「老けてみられる」「原因や正しいケアが分からなくて困っている」という方はいませんか?

メイクノリがイマイチになってしまう原因は「くすみ」かもしれません。

そこで今回は、肌がくすんでしまう原因をわかりやすく解説するとともに、それぞれのくすみの原因に対するケア方法をご紹介します。

毎日行なっている生活習慣を改善して、くすみをケアしましょう!

肌トラブル

くすみ肌とは?実はくすみの種類や原因は多岐にわたる

くすみ肌とは、透明感がなく顔全体が暗く見えてしまう肌のことです。

「くすみ肌」と一言でいっても、灰色っぽいくすみ黄色味がかったくすみなど種類はさまざまで、それぞれの原因も異なります。

まずはくすみ肌の種類と原因について詳しく解説していきます。

くすみの原因①血行不良:青黒くくすんでいて顔色が悪く見える

血行不良が原因のくすみは肌の血管が青く目立ち、肌全体が青黒く顔色が悪く見えてしまうことが特徴。

血行不良の原因は、運動不足不規則な生活、中でも食生活による血管の老化が大きな要因の一つです。

血管はコラーゲンなどのタンパク​質でできています。

年を重ねることによってタンパク質自体が減ったり質が下がったりすると、体の代謝が落ちてしまい、血流が悪くなってきます。

その上、乱れた食生活を続けていると、血液がドロドロになり詰まりやすくなるので、さらに血流が滞り悪化します。

血行不良の状態では肌の組織へ栄養や酸素が十分に行き渡りません。

そうすると顔のくすみに繋がってしまい、透明感のあるきれいな肌を維持できなくなってしまいます。

くすみの原因②糖化・カルボニル化:肌に黄色味がかかり透明感がなくなる

肌が黄色っぽくなったと感じた場合は、糖化カルボニル化が原因かもしれません。

糖化の原因として主に考えられるのは、糖質や脂質の過剰摂取です。

通常、食事などから摂取した糖分や脂質は体内でエネルギーに変換され、代謝されます。

しかし、過剰な糖分の摂取でエネルギーに変換されないと、糖とタンパク質が結びついて「AGEs(Advanced Glycation End Products=糖化最終産物)」が作られます。

脂質も同じようにタンパク質と結びつき、「ALEs(カルボニル化タンパク質:脂質過酸化最終産物)」を生み出します。

変性したタンパク質が褐色化し、顔の肌の黄ぐすみやシミ、肌の弾力低下などを引き起こします。

また、肌内部での「糖化」や「カルボニル化」はハリを司るコラーゲンのある真皮にも影響することから、たるみの原因にもなることも。

つまり黄ぐすみは、それ自体が肌を黄色く見せて肌の透明感を失わせるだけでなく、たるみを引き起こして老けた印象に見せてしまう原因にもなるのです。

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くすみの原因③メラニン:日焼けしたように茶褐色にくすむ

長時間紫外線に当たっている方日焼け止めを塗る​習慣がない方は、メラニンによるくすみが生じやすいといわれています。

メラニンが原因で起こるくすみは、日焼けのように茶褐色、薄い茶色っぽい色になることが特徴です。

また、スマートフォンやPC画面を見る時間が長い方は、ブルーライトにも要注意。

ブルーライトは目で見ることのできる光の中で、紫外線にもっとも近く、肌や目に悪影響を与えるといわれています。

ブルーライトは、紫外線B波と同様に表皮の中にあるメラノサイトに影響を与えメラニンの過剰生成を引き起こします。

これにより、ターンオーバーでは排出しきれなかった過剰なメラニンが肌へくすみやシミとして定着してしまうのです。

また、メラニンの生成は摩擦などの肌への刺激によっても引き起こされるとされています。

スキンケアや洗顔をする際に肌をゴシゴシ擦ってしまうという方は要注意です。

くすみの原因④乾燥:キメが乱れ、肌がくすむ

乾燥によって肌がくすんでいる場合、灰色っぽく見えることがあります。

それに加えて肌がカサカサしていたり白い粉を吹いていたりする場合は、肌にうるおいが足りていない証拠かもしれません。

肌が乾燥し、うるおいがなくなると、肌のキメが乱れます

キメの乱れた肌は、光を均等に反射できないため肌がくすんで見えてしまいます。

また、水分量が低下すると肌細胞を満たしている水分が減り、肌の透明度が下がります。

さらに乾燥によって毛穴がぽっかりと開いてしまい、帯状毛穴となってシワやたるみを深刻にすることもあります。

クレンジングや洗顔の際に顔をゴシゴシ洗ったり、保湿ケアが十分でなかったり、食生活に偏りがあり栄養バランスが崩れたりすると、肌の乾燥につながるので注意してくださいね。

くすみの原因⑤角質肥厚:灰色っぽくくすみ、さらに肌が硬くごわついていると感じる

肌が灰色っぽくくすんで見えることに加え、いつもより硬くごわついていると感じる場合は角質が蓄積し、分厚くなっていること(角質肥厚)が原因かもしれません。

通常、肌は定期的な周期で古い角質を体外に排出し自然に剥がれ落ちるようになっています。

この現象をターンオーバーといいますが、様々な原因によってターンオーバーが乱れると本来剥がれ落ちるはずだった古い角質が肌に残り、くすみの原因となってしまいます。

ターンオーバーは紫外線を過剰に浴びたり、乾燥しているとき、疲れやストレスによって睡眠の質が低下しているときなどに乱れやすくなるため、紫外線対策や正しい保湿ケア、定期的なリフレッシュなどが大切ですよ。

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くすみ予防のために日常生活の中で気をつけるポイント

スキンケア

肌がくすむ原因がたくさんあるように、それぞれの原因に対するくすみのケア方法も異なります。

そのため、くすみの原因に合わせたケアをすることが大切です。

日常生活の中でも取り入れやすい方法をご紹介しますので、肌のくすみが気になるという方はぜひチェックしてみてくださいね。

【血行不良が原因のくすみ】入浴や運動で血流を促して

入浴時はシャワーだけでなく、湯船にじっくり浸かって体を温めましょう。

湯船に浸かると体が芯から温まり、血の巡りが良くなるため、くすみの原因である血行不良の改善につながります。

入浴は血行促進はもちろん、むくみの解消やダイエットなどの効果も期待でき、睡眠の質の向上にもつながるため、肌や体にとって良いことばかりですよ。

また、運動不足は血行不良を招く原因となるため、適度な運動をすることも大切です。

【糖化・カルボニル化が原因のくすみ】食生活の見直しを

前述のとおり、糖化やカルボニル化が原因のくすみは糖質・脂質の摂りすぎが原因の一つです。

糖化やカルボニル化が原因のくすみを予防するには、「糖質の過剰な摂取を控える」「酸化した脂質を摂らない」ことが重要です。

スイーツやジュースなどの甘いものや炭水化物を好んで食べる方や、揚げ物の多いファストフードやコンビニ弁当ばかり食べている方は注意が必要です。

糖化を防ぐためには体内にある余分な糖質を減らすことが大切です。

そのためには、食事をする際にGI値の数値に注目してみましょう。

GI値とは食後の血糖値の上昇する割合を数値化したもので、GI値が低い食材は血糖値が上がりにくく、糖化防止におすすめです。

GI値が低い食材には、サツマイモ、そば、大豆製品、ヨーグルト、りんご、バナナ、ナッツ類などがあります。

さらに、食べる順番を変更することも、糖化を防ぐことにつながります。

肉や魚などから食べ始めてしまうと血糖値が急上昇し、糖化しやすくなるため、最初に野菜やきのこ類を食べるように意識しましょう。

また、カルボニル化を防ぐには、ポリフェノールやビタミン類、カロテノイド(ビタミンA)といった脂質の酸化防止につながる栄養素が含まれている食材を積極的に摂取すると良いでしょう。

ポリフェノールは緑茶やチョコレート、ココア、コーヒーなど、ビタミン類はうなぎ、レモンなど、カロテノイドは赤唐辛子や人参、とうもろこし、わかめや卵黄などに多く含まれています。

そして、糖質の代謝やターンオーバーを促したり、AGEsの吸収を抑える働きがあるビタミンB1・B6の摂取も効果的です。

ビタミンB1はナッツや赤身肉、豚肉などに、ビタミンB6はバナナ、マグロなどの赤身の魚に多く含まれますので、積極的に取り入れましょう。

くすみは食事と密接な関わりがあるため、くすみが気になる方は食生活にも気を付けてみてくださいね。

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【メラニンが原因のくすみ】徹底的な紫外線対策と刺激を与えないスキンケアを

メラニンの過剰生成が原因で肌がくすんでいる場合は、紫外線やブルーライトの対策が重要です。

くもりの日でも紫外線は降り注いでいるため、メイクの際には日焼け止めを欠かさないようにしましょう。

家の中にいても窓から太陽の光が入ってくるため、屋内外問わず対策が必要ですよ。

また、ブルーライト対策としてブルーライトカットの効果がある日焼け止めや化粧下地を使用したりブルーライトカットができる眼鏡やスマートフォン用フィルムを使うなどもおすすめです。

また、肌への刺激乾燥やメラニンの生成を引き起こし、くすみの原因となることもあるため、肌のお手入れの際はゴシゴシと擦りすぎて刺激を与えないようにしましょう。

紫外線ダメージの軽減を期待できるリコピンが含まれている、トマト、柿、ピンクグレープフルーツなどを積極的に摂取するのもおすすめです。

【乾燥が原因のくすみ】徹底した保湿重視のスキンケアを

乾燥によってくすみが起こっている場合、日々のスキンケアを見直して肌にしっかりとうるおいを与えることが重要です。

スキンケアアイテムは、低刺激で、セラミドヒアルロン酸などの保湿力が高い成分が含まれているものがおすすめ。         

入浴後は水分が蒸発しやすいため、できるだけすぐに化粧水でうるおいを与えるようにしましょう。

スキンケアは化粧水で十分だと思っている方もいるかと思いますが、ジェルやクリームなどの保湿剤保湿を目的とした美容液には、肌のうるおいを閉じ込めるという重要な役割があります。

毎日欠かさず行うことで、徐々に肌に透明感を感じられるようになるでしょう。

また、乾燥にはビタミン類が含まれているうなぎ、レバー、赤ピーマン、ブロッコリー、パセリなどの食材を積極的に摂取すると良いですよ。

【角質肥厚が原因のくすみ】肌のターンオーバーを整えるスキンケアや生活習慣を

古い角質が蓄積し分厚くなってしまう角質肥厚が原因のくすみ肌は、角質ケアを取り入れてターンオーバーを整えることでケアしましょう。

ただし、肌への刺激になる可能性がある硬いスクラブ入りの洗顔強いピーリング作用のあるアイテムはおすすめできません。

角質ケアには、古い角質や毛穴の汚れを優しく取り除くピーリングジェルクレイパック酵素洗顔がおすすめです。

通常の洗顔料では落としきれない古い角質などの汚れを落とす効果が期待できます。

古い角質を取り除くと、後に使う化粧水や美容液の浸透※も良くなり、その後のスキンケアの効果も感じやすくなりますよ。

※ 角質層まで

ドクターリセラではざらつきやごわつきが気になるときにご使用いただける優しいピーリングジェル、プラチナピールをご用意しています。

プラチナピール

ラベンダーの香りで肌も心も癒されるピーリングジェルは、なでるように塗布することで、なめらかでスベスベなくすみ知らずの肌をめざします。

肌質により使用頻度が異なりますので、ドクターリセラ取扱いサロンのエステティシャン公式通販のPBA(パーソナルビューティーアドバイザー)に相談の上ご使用ください。

また、くすみの原因となる角質肥厚は、肌のターンオーバーの乱れによっても起こります。

ターンオーバーの乱れは、睡眠不足によって起こるケースも多いです。

寝不足が続いているという方は、毎日十分な睡眠時間を確保して体をゆっくり休めるだけでも、肌の透明感に違いが出てくることがありますよ。

また、肌のくすみのケアには日常的に汗をかくことも大切です。

汗をかかないと毛穴に詰まった古い角質が流れ出ず、肌がくすむ原因になってしまいます。

冷房の効いた部屋で過ごすことが多く、夏の暑い時期でも汗をほとんどかかないという方は、積極的に運動して日常的に汗をかくようにしましょう。

運動が苦手という方は、ゆっくりとお風呂に浸かって汗を流すのもおすすめです。

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肌のくすみの原因は日常生活にあり!

肌のくすみは、血行不良紫外線の浴びすぎ食生活の乱れ乾燥角質肥厚など、普段の生活習慣が原因で起こることが多いです。

日常生活が原因で肌のくすみが引き起こされているということは、日常生活によってケアができるということ。

肌がくすむ原因はたくさんあるため、それぞれに合った方法でケアすることが重要です。

日々のスキンケアや食生活を見直したり十分な睡眠時間の確保適度な運動を取り入れたりするなど、できることから始めてみてくださいね。

自分のくすみの原因は何か、またどんな種類のくすみなのかを見極めて、自分に合ったケア方法でくすみ対策を心がけましょう。

ドクターリセラでは、お肌に優しい無添加化粧品※1を多数取り扱っています。

お一人おひとりの肌のお悩みに優しく寄り添い、肌のくすみ※2のお悩みにアプローチできる製品など、肌を健やかに導くアイテムをラインナップしています。

ぜひチェックしてみてくださいね!

※1 石油系合成界面活性剤、パラベン(防腐剤)含む旧表示指定成分、合成香料、合成着色料、鉱物油不使用

※2 汚れや古い角質による

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WRITER
マーケティング部副部長
松本 しのぶ

美容業界歴24年 2013年ドクターリセラ(株)入社。直営エステ事業部・広報部・品質保証部を経て、現マーケティング部にて【公式HP】【リセラテラス】を運営。プライベートは5人のまごのグランマ。

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