★お知らせ
こんにちはオレンジ色大好き、漢方養生指導士「福田 貴之」です。
今回はビタミンCについてお話します
●ビタミンCはウルトラC!
「ビタミンCってイメージどんなイメージ?」
と何名か友人に聞いてみると
「安い」
「美白・美肌」
「健康」
「手軽」
「レモン」
「風邪に良い」 などという声があがりました。
栄養素の中でも化粧品の中でもなんかビタミンCって手軽に手に入るイメージですよね。
だって500mlの炭酸飲料に1000mgのビタミンCが入って
160円!お安い!
ってイメージですもんね。
しかし知っていましたか?
「ビタミンCは身体の中で作ることが出来ないって」
「出来ないって・・・」
「出来ないって・・・」
「出来ないって・・・」
そう!「出来ないのです!!」
※大昔自然の食材から大量のビタミンCが摂取出来た為に
人間はビタミンCを作る酵素をつくれなくなってしまったと言われています。
じゃぁ、どうしたらいいのでしょうか?
・食事から摂取する ・サプリメントから摂取する
・化粧品として肌に摂取する などなど。
あぁ良かった!
・・・・安心ですね。
そうです。体内で人間が作れなくてもビタミンCをとることは出来るのです!
まずはビタミンCの効果、効能について説明、お話してみましょう。
なんてったって「ウルトラC」の栄養なのですから。
●水溶性ビタミン
「ビタミンC」は水溶性のビタミンです。
水溶性の為、沢山とっても尿として不必要な分は排出されてしまいます。
その為、一気に沢山とるよりもこまめに摂取するのが良いと言われています。
また必要な分しか体に取り入れないので、
副作用というものも取りすぎることでお腹が緩くなる程度のもので
心配するものではありません。
逆に足りないことで身体に出てくる不具合は多くあると言われています。
知っていると知らないでは大きな差の出る「ビタミンC」。
知っている効果効能から知らないものまで記載してみましょう。
●大航海時代
「ビタミンC」の発見は大航海時代の壊血病からでした。
新鮮な野菜や果物を摂取できなかった長旅をする船乗りが
壊血病にかかり 命を落とすことも少なくなかった時代。
当時は200万人が亡くなったと言われています。
そんな時代この壊血病の治療に貢献したのが、
イギリスのジェームズ・リンドという海軍医です。
1747年に毎日オレンジ2個とレモン1個を食べさせることによって、
壊血病に倒れた船員を回復させることに成功したのです。
それがビタミンCによりものだと分かったのは
20世紀に入ってからだと言われていますが
心と体を蝕む壊血病から命を守ることが出来たのは
オレンジとレモンに含まれるビタミンCのお陰だと言われています。
●ビタミンCの種類とは
一般的に摂取できるビタミンCは水溶性です。
しかし、人間の知識を活用し現在私たちが活用できるのは
・水溶性ビタミンC
・脂溶性ビタミンC
・進化型ビタミンC
と大きく分けて3種類に分けられます。
美容液では上記3つが使われることが多くそれぞれに役割がちがいます。
水溶性は、吸収が早いですが、
体内での滞在時間が短く2~3時間と言われています。
しかも皮脂膜は油分で出来ているので
水溶性の成分は突き抜けることができません。
それでもビタミンCはウルトラCですからこまめに摂取することで
素晴らしい効果を期待できます。
最近の研究結果から女性の認知症にも有効的に
ビタミンCが使われることがわかったという話もありました。
またAPPS(アプレシエ)は進化型ビタミンCと言われており、
水溶性の即効性と脂溶性の持続性の良いところを両方兼ね備えています。
肌の中に浸透しやすく長くとどまる進化型ビタミンCですが、
水溶性に比べて金額も高い成分なので
まだまだ一般的に出回っていないと思います。
また肌の乾燥や保管状況が光熱に通常のビタミンCよりも
厳しく管理する必要があると言われており、
酸化しやすい成分でもあります。
それぞれの良いところを自分なりに理解して
アイテム選択する必要はあると思いますが、
これからの夏は皮脂コントロールに化粧崩れ防止に、
また飲用としては免疫力UPや抗酸化に活用していきましょう!
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