こんにちは、ナレッジ推進室、漢方養生スタイリスト「福田 貴之」です。
今月で2022年も終わりますね。
今年も皆様大変お世話になりました。
皆様にとってどんな1年でしたでしょうか?
きっと良い事も悪い事も、笑う事も泣く事も沢山あったと思います。
1年を振り返るとき、本来は未来を考えた方が良いのかもしれませんが、もし過去を振り返る時、そんな時は嬉しかったこと、楽しかったこと、笑ったことを思い出してください。
絶対に2023年が明るくやってきますよ。
今月のコラムは「年末年始の養生」についてお話します。
最後まで、どうぞお読みいただけると嬉しく思います。

年末年始といえば「慌ただしい」「忙しい」という言葉が思い浮かびませんか?
12月は師走(しわす)といって猫も杓子も忙しい時季です。
私は学生の頃、師走といえば「師」が「走る」ので学校の先生のことだと思っていました。
しかし、大人になり、実は師とは学校の先生では無い事を知りました。
※学校では「わが師の恩~♪」って歌っていたので・・・
諸説色々あるようですが、師を人として見るならば、年末年始忙しいお坊さんを師という説もあれば、御師(おんし)といってお参りに来た人をお世話する人を指すともいわれています。
年末のお坊さんは忙しい・・・というのはある意味シュールな話ではありますが、現在も寒い時期に倒れる方も多くいらっしゃいますので、身体を大事にするための養生を意識しましょう。

そんな年末年始を気持ちよく、楽しく過ごすための養生はどんなものがあるでしょうか?
まず年末に疲れをためて新年を迎えるのは、気持ちよく過ごすことはできませんよね?
季節は「冬」、前回お話しした「閉蔵(へいぞう)」の時季ですので、できるだけ春に向けてエネルギーを貯蓄します。
冬は寒さから血流が悪くなり、エネルギーの消費(「気」の消費)が激しくなるといわれています。
そんな年末年始は忙しい方が多いと思いますが、ゆっくり休んでエネルギーを蓄えて春に備えましょう。
年末年始休める人は、休みだからといって夜更かしすると、早起きできずに昼まで寝ると「気」を消耗します。
「気」は「エネルギー」、「元気のもと」です。
早寝、早起きで「エネルギー」を蓄えて、年末年始の休みを元気に楽しみましょう。
また年末年始仕事がある人も、できるだけ隙間時間を作って、休める時は休むようにしてくださいね。

冬は何度もいいますが「閉蔵(へいぞう)」で蓄える時季でもあります。
無理をしないで心穏やかに過ごしエネルギーを蓄積しましょう。
食事についてはどうでしょうか?
年末年始はクリスマスやお正月などイベントごとが多くあり、暴飲暴食しやすい時でもあります。
しかし暴飲暴食をし、お酒をたらふく飲むことはとても楽しい事ではありますが、身体にとっては良い事ではありません。
満腹まで食べて胃に隙間がないと消化できずに滞りますので注意が必要です。
胃に隙間を作ってあげることで消化されやすくなりエネルギーになります。
腹八分目を心がけ、脾胃(胃腸)を大事にし、温かい飲み物や食材で労わってあげることも大切です。

食事だけではなく、日常生活でも身体を温める養生を意識しましょう。
しかし、ただ身体を温めれば良いというものではありません。
下記注意点を意識して温めましょう。
・入浴やコタツは高温過ぎず、長時間入らないことが大事
・暖房の風は直接頭に当たらないようにしのぼせを防ぐ
・衣類や布団で口や目を隠さない。「気」が取り込めない。
・入浴については以下3つを意識しましょう。
温かいお湯に浸かると気がめぐる
疲れている時は半身浴や足湯などで、気の消耗を減らす
温めすぎると、体力を消耗する
冬場は長風呂になりがちですが、疲れをとるための入浴が、疲れる原因になったりしては、マイナスです。
のぼせないように、そして水分をしっかりとりながらお風呂を楽しんでください。
お風呂から上がったら、肌への水分補給(保湿)もしてあげツルツルのお肌の維持を心がけてください。

今年もあっという間に終わり、新しい年がやってきます。
皆様にとって、今年を何事もなく無事に終え、来年が輝かしい1年になることを心よりお祈りしております。
以上です。
本日もお読みいただきありがとうございました。
来年もどうぞ宜しくお願いいたします。
漢方養生スタイリスト福田 貴之でした。