こんにちは、漢方養生スタイリスト「福田 貴之」です。
今回のテーマは7月から8月にぴったりなお話、「夏野菜」についてお話したいと思います。
今年の暑さも尋常じゃありませんよね。
暑いのを我慢してしまうと「熱射病」「日射病」にかかりますし、クーラーをガンガンかけると体がだるくなる・・・辛いですよね。
しかも梅雨戻りのような湿気のある暑さ・・・
今日はそんな時に食べたい「夏野菜」についてお話しします。
最後までお読みいただけると嬉しく思います。

人間には「ホメオスタシス(恒常性)」があり、暑ければ汗をかいて身体を冷やす仕組みや、寒ければ鳥肌を作り熱が逃げていかないようにするなど、季節にあった身体の仕組みというものがあります。

しかし人間が生み出した文明によって、石油、天然ガスなどの化石燃料を燃焼させることによる発熱や、電子機器、プラスチック、衣類などの製造に必要なエネルギーをつくり出すために温室効果ガスを排出し、森林を伐採すると、樹木が蓄えていた炭素が伐採時に放出されるため、温室効果ガスが排出され、地球温暖化が進んでいるといわれています。
地球がどんどん温かくなり、そのために温暖化の原因にもあるクーラーの使用などで、無限ループを起こしている現状です。

では、どのようにしてこの暑い地球から私たちの健康を守れば良いのでしょか?
ここでは食を活用し暑い夏を乗り切るアイディアをお伝えしたいと思います。
今年は色々なことが多くあり、野菜も値上がりしてご家庭の食事内容に打撃を与えているのではないでしょうか?
「旬」の食材は時季にできるものが多く、お値段も主婦の味方のものが多く売られています。
この時季であれば、やはり「夏野菜」でしょうか。

「夏野菜」は旬の食材というだけではなく、このコラムでもお話したことがあるように、身体を冷やす力があります。
夏は「湿邪(しつじゃ)」や「暑邪(しょじゃ)」とよばれる私たちに悪い影響を与える「六淫(りくいん)」とよばれる外的要因(気候の変化)があります。
最初に記載したようにクーラーなどは必要に応じて活用した文明の機器ではありますが、使い過ぎは体調も崩します。
クーラーだけに頼らずに食事内容でも上手に身体の熱量をコントロールしましょう。

マスク生活もあり、身体の中にこもった熱を冷ますには、「夏野菜」の身体を冷やす効果を活用し元気な身体を維持していきましょう。
また、「夏野菜」にはこの時季の紫外線からのダメージを軽減してくれる抗酸化成分が多く含まれる食品が多いです。
上手に「夏野菜」を摂って、健康で美しい肌を手に入れましょう。

代表的な「夏野菜」といえば「トマト」でしょうか?
真夏の太陽のエネルギーを取り入れたような赤い色は、豊富な栄養が含まれています。
真っ赤なトマトに含まれる栄養素はビタミンA・C・Eが含まれています。
この3種類のビタミンは抗酸化のACE(エース)といわれており、活性酸素による害を防ぎ、健康的な身体と肌を維持するためにも重要な栄養素と言われています。
また「リコピン」も含まれており、こちらはトマトに含まれる赤い色素、カロテノイドの一種であり、ACE(エース)と同様に強い抗酸化作用を持ち、血流改善などにも期待することができます。
もちろん身体にこもった熱も下げてくれますよ。

キュウリは夏野菜ですが、一緒に食べるとトマトのビタミンCを壊しますので、一緒に食べないか、お酢を活用するとビタミンCが壊れないのでお勧めです。
他にはどんな「夏野菜」を思い浮かべますか?
夏特有の野菜「苦瓜(ゴーヤ)」なども身体を冷やす食材です。
しかもビタミンCが豊富に含まれており、熱にも強いビタミンCなのでこの時季の美容にはとても嬉しい効果を持ちながら、夏野菜特有の身体を冷やす効果に期待できます。

夏は強い紫外線で酸化しやすいので、抗酸化に期待できるビタミンCは積極的に採りたいですね。
ゴーヤはゴボウと一緒に食べると胃腸の不調が起きる可能性がありますのでこちらも注意してくださいね。
夏野菜は暑い地方で作られる野菜で身体を冷やす力を持っているといわれます。
逆に寒い地方で作られる野菜は身体を温めるといわれます。
旬の食材はその時の身体を整えるために必要な食材です。
この暑く、湿気の多い時季にはスーパーで夏野菜を活用し体調管理を行っていきましょう。

以上です。
今回も皆様の生活の中の健康・美容にお役に立てれば嬉しく思います。
本日もお読みいただきありがとうございました。
漢方養生スタイリスト 福田 貴之でした。

