こんにちは、漢方養生指導士「福田 貴之」です。
肌の露出も増えてきて夏本番が近付いてきました。
紫外線も強くなり、日焼けが気になる季節ですね。
最近は男性用の日傘もあり、紫外線対策に男性も女性も無くなってきました。
「男が日傘さして歩けるかーい!」
と言われる男性もいるかと思いますが、男性も健康面と美容面を見ると、日焼け対策は必要です。そんな私も日傘だけは抵抗があります(持っていますが雨の日にしか、さしたことがないです・・・)ので「歩けるかーい」の人ですが・・・・(笑)
しかし、今年は頑張ってデビューしてみようかと思っています。

今回のテーマは「時間について」です。
漢方の話で「時間」と言うといろいろありますが、前回に引き続き「漢方薬」のお話をひとつ。
通常、薬を飲むときには、基本食後に飲むことが多いと思います。
胃を守るためであったり食材の栄養成分と一緒に薬の成分を吸収させるためだったり理由は色々あるのですが、漢方は食前や食間が多く、お腹がすいている時に飲むことが多いので疑問に感じる事がありました。
調べてみると、昔漢方薬は水から煮出して服用していたため(今も煮出すものはあります)、大変飲みにくく、食後に飲むことで吐き気を催したりしていたそうです。
また空腹時に服用することで、より薬の吸収がよくなり効果も高くなり、食前や食間に服用するようになっているそうです。
何事にも必ず理由があり、より有効的に働くように考えられている事がわかり、漢方の奥深さを、その時感じました。

そして漢方は時間を大切にしていると私自身感じており、みなさんがたまに目にして「これは何だろう?」と思う「二十四節気(にじゅうしせっき)」や「七十二候(しちじゅうにこう)」は日本の四季を時間で分けてそれに合わせた養生(心と身体の健康)をするものです。
二十四節気は数字でわかるように1年12か月を二十四に分けますので月の半分約15日の事を伝えています。
例えば6月5日からは「芒種(ぼうしゅ)」と言い、穀物の種まきをする季節と言われています。今はなかなかありませんが、昔は家庭で梅干しを作るのもこの頃。梅の殺菌作用や酸味成分が腸の働きを回復させ、梅雨時期の身体の不調を緩和したそうです。
何気ない毎日の中で実は身体と心の健康の為に、自然の力を借りながら養生していく為の目安を昔の人は漢方とともに活用していたのですね。
夏に夏野菜を食べて身体の熱を取ったり、時間の経過とともに食材も生活も変わってきます。
便利になり、暑ければクーラーが効いた部屋でゆっくりできるようになりました。
しかし本来自分で持っている自分自身の力を上手に使い、身体に優しい生活を送りたいものですよね。

雨降りで気圧がさがり、副交感神経が優位になるこの時期は気持ちが落ちたり、頭痛があったりしますが、気持ちは負けずに元気に毎日過ごしましょう!
漢方養生スタイリスト福田 貴之でした。