★お知らせ
こんにちはオレンジ色大好き、漢方養生指導士「福田 貴之」です。
今回のテーマは「夢」。
そう、Dream(ドリーム)です。→言いたいだけ。
漢方と「夢」ってつながりが無いかと思うかも知れませんが、
体調を見るのに「多夢」とか「悪夢」って使われるんです。
自分自身、寝て起きて夢を見たことを覚えてない人なので
「多夢」「悪夢」とかよくわからない人なのですが、
友達とかが「こんな怖い夢を見た」とか「夢で疲れた」とか話を聞くと
やっぱり夢って人に影響あるなぁと感じます。
見るではない、叶える夢も人に影響がありますもんね。
そんな嫌な夢や現実的な出来事が夢で出てくる時は、体調に影響していると漢方ではとらえます。
例えば
「心脾両虚(しんぴりょうきょ)」→「心血虚」+「脾気虚」
眠りが浅く、寝たのに疲労感が残る
夢をよく見る
日中に眠たい
などあれば、心脾両虚であると考えます。
「心」とは血液を巡らす働きと別に精神の働きを持ち睡眠に影響すると言われています。
また「脾」は消化吸収を司り、気(エネルギー)と血(栄養)を作ります。
字のごとく「心」と「脾」が「両方」「虚」している状況であると言うことです。
過度のストレスや思いこみなどがあると起きやすいトラブルです。
出来るだけリラックスするようにしましょう。
心脾両虚のあなたは心も身体も疲れているため、早めの睡眠を心がけましょう。
出来れば日が変わる前に寝る事で陽と陰の入れ替わる時間には心も身体も休めることができます。
(寝る前のスマホは厳禁です)
食から養生するとすれば
「気」と「血」を補いたいので
補気健脾(ほきけんぴ)する為の食材として
米・大麦・しいたけ・しめじ・まいたけ・じゃが芋・さつまいも・かぼちゃ
・キャベツ・大豆・豆腐・ナツメ・蓮の実などが気(エネルギー)を補充し、
脾(胃腸)を健康に整えると言われています。
補血の食材として
人参・ホウレン草・豚、鶏レバー・いか・タコ・ライチ・ブドウなど
また血を補うには血と同じ色の「赤」「黒」の食材を取り入れると補血につながります。
熱いこの時期は冷たいものや簡単なもので食欲がわかない時期でもありますが、
暑邪や湿邪に負けないように、養生しましょう。
素敵な夏休みをお過ごしください。
ありがとうございました。
漢方養生スタイリスト福田 貴之でした。
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