• 中野 裕弓

アインシュタインが娘リーゼルへ残した手紙

先日のニュースに宇多田ヒカルさんがアメリカでの世界最大の音楽フェスでElectricityを歌った映像が流れていました。
その歌詞の中にアインシュタインが娘に送った手紙のことがありました。

数年前、私は友人が送ってくれたこの手紙の内容に大きな衝撃を覚えたことを思い出しました。

ここに一部を抜粋してシェアしますね。

〜〜〜
「娘リーゼルへの手紙」
by アルベルト・アインシュタイン

(前略)

現段階では科学がその正式な説明を発見していないある極めて強力な力がある。

それは他の全てを包み、かつ支配する力であり、宇宙で作用しているどんな現象の背後にも存在し、しかも私たちによってまだ特定されていない。

この宇宙的な力は愛だ。

科学者が宇宙の統一理論を予期した時、彼らはこの最も強力な未知の力を忘れた。

愛は光だ。
それは愛を与えかつ受け取るものを啓発する。

愛は引力だ。
なぜならある人々が、別の人々に惹きつけられるようにするからだ。

愛は力だ。
なぜなら、それは私たちが持つ最善のものを増やし、人類が盲目の身勝手さの中で絶滅するのを許さないからだ。

愛は展開し開示する。
愛のために私たちは生き、そしてまた死ぬ。

愛は神であり、神は愛だ。
この力はあらゆるものを説明し、生命に意味を与える。

これこそが私たちがあまりにも長く無視してきた変数だ。
それはおそらく愛こそが、人間が意志で駆動することを学んでいない宇宙の中の唯一のエネルギーであるため、私たちが愛を恐れているからだろう。

愛に視認性を与えるため、私は自分の最も有名な方程式で単純な代用品を作った。

[E = mc2]の代わりに私たちは次のことを認める。

世界を癒すエネルギーは
光速の2乗で増殖する愛によって獲得することができ、愛には限界がないため、愛こそが存在する最大の力であるという結論に至ったと。

(中略)

もし私たちが自分たちの種の存続を望むなら、
もし私たちが生命の意味を発見するつもりなら、
もし私たちがこの世界とそこに居住するすべての知覚存在を救いたいのなら…

愛こそが唯一その答えだ。

おそらく私たちにはまだこの惑星を荒廃させる憎しみと身勝手さと貪欲を完全に破壊する強力な装置、愛の爆弾を作る準備はできていない。

しかし、それぞれの個人は自分の中に小さな、強力な愛の発電機を持っており、そのエネルギーは解放されるのを待っている。

私たちがこの宇宙的エネルギーを与え、かつ受け取ることを学ぶとき、愛しいリーゼル、私たちは愛がすべてに打ち勝ち、愛には何もかも全てを超越する能力があることを確信しているだろう。

なぜなら、愛こそが生命の真髄だからだ。
 
(抜粋終わり)

〜〜〜

この驚くべき[愛についての考察]は彼の娘リーゼルに宛てた手紙とされています。

アインシュタインといえば、相対性理論などたくさんの人類の進化のための普遍の力を伝えた人ですが、その全てを包括するものが愛のエネルギーだと言っているのです。

この文章の冒頭には「このことを社会が受け入れられるほどに進歩するまで、お前にこの手紙を守ってもらいたい。それは必要に応じて何年でも何十年でも」となっていました。

最後に結びの言葉として
「私は自分のハートの中にあるものを表現できなかったことを深く悔やんでおり、それが私の全人生を静かに打ち止めしてきた。おそらく謝罪するには遅すぎるが、お前のおかげで私が究極の答えに到達したことをおまえに告げる必要があるのだ」と結んでありました。

一部の巨大な権力と経済力と権威を持った力が世界を席巻している今だからこそ、その全てを上回るものが愛❤️だというこのメッセージに何かほっとするものを感じます。

文中の言葉、
“それぞれの個人は自分の中に小さな、強力な愛の発電機を持っており、そのエネルギーは解放されるのを待っている”

アインシュタインが“愛の爆弾”とよんでいるものは、私たち一人ひとりの心の中から育って少しずつ周りに広がっていくと共感します。

近い将来、世界中のたくさんの人々がこれに気づき、特に子どもたちがこの愛の方程式を思い出し、納得し、実践する日が近いのを信じています。

これを読んで皆さんはどう感じましたか?

2025.4.25
Romi

SNSSHARE

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COLUMNIST
中野 裕弓
人事コンサルタント
ソーシャルファシリテーター
中野 裕弓
HIROMI NAKANO
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19歳で語学研修のためロンドンに渡り、その後9年に及ぶ英国生活を経て、
東京の外資系銀行、金融機関にて人事、研修などに携わる。

1993年、ワシントンD.Cにある世界銀行本部から、日本人初の人事マネージャー、人事カウンセラーとしてヘッドハントされ世界中から集まったスタッフのキャリアや対人関係のアドバイスに当たる。

現在は一人ひとりの幸福度を上げるソーシャルリース(社会をつなぐ環)という構想のもと、企業人事コンサルティング、カウンセリング、講演、執筆に従事。 また2001年に世界銀行の元同僚から受けとったメッセージを訳して発信したものが、後に「世界がもしも100人の村だったら」の元となったため、原本の訳者としても知られる。

「自分を愛する習慣」をはじめ、幸せに生きるためのアドバイスブックや自分磨きの極意集、コミュニケーションスキルアップの本など著書多数。

2014年の夏、多忙なスケジュールの中、脳卒中で倒れ5ヶ月の入院生活を経験する。
現在はリハビリ療養の中で新しいライフスタイルを模索中。脳卒中で倒れたことが人生をますます豊かで幸せなものにしてくれたと語る。

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