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  • 中野 裕弓

ジョン レノンの夢見た世界

12月8日はジョン レノンの命日。
1980年ニューヨークで凶弾に倒れたという突然のニュースは世界中を悲しみに包みました。
今からもう44年も前のことです。

ビートルズが残したたくさんの曲の中で、私は特にIMAGINEが好きでその歌詞に心を揺さぶられます。

この曲はビートルズがインドでTM瞑想の開祖マハリシ師から瞑想の手ほどきを受けた後に作られたと聞いています。

世界は今、過去に経験したことのないような大きな変革の時期を迎えています。

未來がどういう地球になっているのか…それを考えていた時、このIMAGINEがヒントになるのではないかと思いました。
そこで私なりの世界観で、できるだけ原文に忠実に訳をつけてみました。

ちょっと長くなりますが、それをここに改めて載せてみます。

〜〜〜

「夢見る地球」
(IMAGINEをもとに意訳 by裕弓2019)

想像してみて〜
この世には天国も地獄もないことを
イメージするのはそう難しいことじゃない
平等な世界 ー 地上のどこにいても、人々の頭上には同じ空が広がっている
そして、世界のあちこちで
人々はそれぞれ懸命に毎日を生きている

想像してみて〜
地球上に国境線というものが存在していない世界を
国同士が戦うこともなく
何かのために他人の命を奪ったり、自らの命を犠牲にしなくてもいい世の中
人と人と隔てる宗教も存在しないなら
全世界の人々が平和に暮らしていける

人は私のことを
夢を追っているだけと言うかもしれない
でも私のように思ってる人は多いはず
いつかあなたもそのひとり
世界はひとつにつながる

想像してみて〜
ものを所有することが必要のない世界を
そこには誰かの欲望を増長させる世の中はなく、苦しさと飢えで命を落とす人もいない
互いに奪い合うのではなく
お互いを兄弟姉妹のように慈しむ人々
そして、皆で共にひとつの世界を分かち合って生きていく

こんなことを思う私を
世間は夢見る人と言うかもしれない

でもそう願う人はたくさんいるはず
今はすぐにはそう思えなくても
いつか必ずあなたも仲間のひとり

そのとき 
まさに世界はひとつになる🌎

〜〜〜〜

いかがでしょうか?
将来の私たちの地球が少しイメージできたでしょうか?

世の中が分裂、闘争に巻き込まれている現実。
でもそれを乗り越えていく知恵を人々が、それも誰もが持ってきているのだと私は信じています。

そのためには自分の身の回りをこのIMAGINEの歌詞にあるような世界にしていきましょう。

出会う人が、お互いを兄弟姉妹のように慈しみ、思いやりを感じあえる日常環境を作ること、大切ですね。

ですが、その前にまず必要なのは
自分のことをまるで世界で1番大切なお客様をもてなすように大切に接すること、大好きになること、愛情を注ぐことだと思うのです。

今日もそれぞれの場所で愛溢れる穏やかな日常生活を楽しんでまいりましょう〜

優しい未来の地球を夢みて。

2024.12.12
Romi

SNSSHARE

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COLUMNIST
中野 裕弓
人事コンサルタント
ソーシャルファシリテーター
中野 裕弓
HIROMI NAKANO
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19歳で語学研修のためロンドンに渡り、その後9年に及ぶ英国生活を経て、
東京の外資系銀行、金融機関にて人事、研修などに携わる。

1993年、ワシントンD.Cにある世界銀行本部から、日本人初の人事マネージャー、人事カウンセラーとしてヘッドハントされ世界中から集まったスタッフのキャリアや対人関係のアドバイスに当たる。

現在は一人ひとりの幸福度を上げるソーシャルリース(社会をつなぐ環)という構想のもと、企業人事コンサルティング、カウンセリング、講演、執筆に従事。 また2001年に世界銀行の元同僚から受けとったメッセージを訳して発信したものが、後に「世界がもしも100人の村だったら」の元となったため、原本の訳者としても知られる。

「自分を愛する習慣」をはじめ、幸せに生きるためのアドバイスブックや自分磨きの極意集、コミュニケーションスキルアップの本など著書多数。

2014年の夏、多忙なスケジュールの中、脳卒中で倒れ5ヶ月の入院生活を経験する。
現在はリハビリ療養の中で新しいライフスタイルを模索中。脳卒中で倒れたことが人生をますます豊かで幸せなものにしてくれたと語る。

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