• 中野 裕弓

サンプルとして生きる

誰とも比較せず、
世界にただ1人の存在として生きる姿勢はどういう生き方であれ、
ひとつの生き様としてのサンプル。
それが周りの人の参考になる。

〜〜〜

今から20年近く前に作った「ガイアカード」の中の1枚です。

世界にただ1人の存在として生きる、まさにオンリーワンですね。
あなたオリジナルの生き方をしているわけですから、他の誰かと競争する必要もありません。

自分の心の赴くまま、自分らしさを追求して、毎日楽しく生きることができます。なんて理想的な生き方でしょう。

ところが…

どうも世の中にはナンバーワンになりたい人も多いようです。

常に人と自分を比べ、一喜一憂。
人よりも勝っていないと気が済まない、落ち着かない。それではいつか息が切れてしまいます。

私は今のうちにナンバーワンを目指す生き方から、オンリーワンを目指す生き方に乗り換えたらどうでしょうと提案しています。

そうしたら毎晩休む前に穏やかな気持ちで一日を終わることができると思うのです。

とはいえ、

競争社会において、常に人よりも秀でることだけを目標に歩いてきた人たちは、もはやその道から外れることができない

という人もいました。辛いけど頑張らない自分は許せないの、という人も。
まあ、大変。
一生そういう意識だと常に周りには競争相手がいっぱいで心が休まりませんね。

考えてみると、

若い頃の私は、競争社会に身を置いて、昨日より今日、今日より明日と自分を追い込んで少しでも上を目指していましたね。そしていつも疲れていて、いつも不満だらけでした。

ところが

世界にたった1人のユニークな存在として生きようと決めると、たちまちライバルの存在は遠ざかり、心持ちやフィーリングが同じ仲間との出会いが多くなりました。

私たちは皆、違う存在。
どんな人生を歩んでいても、それはひとつの生き方のサンプルとして、周りの人の参考になります。

生き方の”手本”ではなく“見本”
サンプルって考えると気が楽。

そしてどんな人の生き方からも学べることに気づいて嬉しくなります。

他人や物事を良し悪しで裁くのではなく、どんな生き方のサンプルも自分の成長に繋げてしまいましょう。

2023.11.6
Romi

SNSSHARE

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COLUMNIST
中野 裕弓
人事コンサルタント
ソーシャルファシリテーター
中野 裕弓
HIROMI NAKANO
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19歳で語学研修のためロンドンに渡り、その後9年に及ぶ英国生活を経て、
東京の外資系銀行、金融機関にて人事、研修などに携わる。

1993年、ワシントンD.Cにある世界銀行本部から、日本人初の人事マネージャー、人事カウンセラーとしてヘッドハントされ世界中から集まったスタッフのキャリアや対人関係のアドバイスに当たる。

現在は一人ひとりの幸福度を上げるソーシャルリース(社会をつなぐ環)という構想のもと、企業人事コンサルティング、カウンセリング、講演、執筆に従事。 また2001年に世界銀行の元同僚から受けとったメッセージを訳して発信したものが、後に「世界がもしも100人の村だったら」の元となったため、原本の訳者としても知られる。

「自分を愛する習慣」をはじめ、幸せに生きるためのアドバイスブックや自分磨きの極意集、コミュニケーションスキルアップの本など著書多数。

2014年の夏、多忙なスケジュールの中、脳卒中で倒れ5ヶ月の入院生活を経験する。
現在はリハビリ療養の中で新しいライフスタイルを模索中。脳卒中で倒れたことが人生をますます豊かで幸せなものにしてくれたと語る。

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