• 中野 裕弓

あなたは幸せですか?

「あなたは幸せですか? 」

そう聞かれたらあなたは何と答えますか?
「幸せです!」と即答できる人は現代の日本では少ないと思います…

このような書き出しで本を書いたことがありました。それは

「幸せになるために捨てるもの
84のリスト」中野裕弓

今からちょうど10年前のこと。

その前も、その後も、ずっと私は どうしたらこの世に生まれた私たちが、穏やかで幸せで納得する人生を日々生きることができるのか…そして穏やかに人生を卒業できるか…
それを考え続けています。

あの本を出してからはや10年。

振り返ってみると天変地異、経済危機、戦争、パンデミック、また地球自体の存続に関わる気候変動、環境問題、エネルギー問題などなど本当に次から次に課題が降ってきていますね。

そういう状況の中にあっても

目の前に起こる様々な事象にとらわれることなく、何事に対してもオープンマインドで柔軟に、しなやかに対応していく姿勢があれば日々の笑顔も増えていくことでしょう。

それには一言で言うなら

心の持ちようを見直すこと。
心の奥の声を聞くこと。

つまり、
従来の思い込みを外して考え方をバージョンアップすることですね。

幸せに生きるためにゲットしなくてはならないものにばかり目を向けるのではなく、今の自分の生活から不要なものを手放してみるのはいかがでしょうか。

この本では考え方をバージョンアップするために見直して、手放しても良いものを84個もリストアップしています。

その一つが、

「反省はいらない」

人は物事が思い通りにいかない時、いわゆる“失敗”をした時、二度と繰り返さないために必ず”反省”するものだと教わってきました。
「反省のない所には成長もない」と。

「反省」には2つあります。

ひとつはよくある自分へのダメ出し。

「私っていつもダメ、反省しなきゃ」そこで止まっていたら自分のここが足りない、ダメだと反省しすぎてパワーダウン。

それが習慣になると自己肯定感の欠如、自己嫌悪にまでつながります。
それではいつまでたっても自分に自信が持てません。

反省しすぎて本来持っている可能性もスイッチオンにならず、日々ぱっとしない人生を過ごしていくなんてもったいないこと。

自分に始終ダメ出しする反省はおしまいにしましょう。

大切なのは冷静な状況分析。

うまくいかないことがあったら、冷静にその状況を振り返り、それを次のアクションに続けることを考える、それだけです。

今日から自分へのダメ出しの反省はストップしましょう。

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COLUMNIST
中野 裕弓
人事コンサルタント
ソーシャルファシリテーター
中野 裕弓
HIROMI NAKANO
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19歳で語学研修のためロンドンに渡り、その後9年に及ぶ英国生活を経て、
東京の外資系銀行、金融機関にて人事、研修などに携わる。

1993年、ワシントンD.Cにある世界銀行本部から、日本人初の人事マネージャー、人事カウンセラーとしてヘッドハントされ世界中から集まったスタッフのキャリアや対人関係のアドバイスに当たる。

現在は一人ひとりの幸福度を上げるソーシャルリース(社会をつなぐ環)という構想のもと、企業人事コンサルティング、カウンセリング、講演、執筆に従事。 また2001年に世界銀行の元同僚から受けとったメッセージを訳して発信したものが、後に「世界がもしも100人の村だったら」の元となったため、原本の訳者としても知られる。

「自分を愛する習慣」をはじめ、幸せに生きるためのアドバイスブックや自分磨きの極意集、コミュニケーションスキルアップの本など著書多数。

2014年の夏、多忙なスケジュールの中、脳卒中で倒れ5ヶ月の入院生活を経験する。
現在はリハビリ療養の中で新しいライフスタイルを模索中。脳卒中で倒れたことが人生をますます豊かで幸せなものにしてくれたと語る。

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