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  • 中野 裕弓

ラポールのある関係を楽しもう

今日のfeel goodは「ラポールのある関係を楽しもう」。

最近ビジネスの場でもよくつかわれるラポール。
ラポールとはフランス語で、「人と人との間に和やかな心が通い合う状態」のこと。
つまり親密な信頼関係のことです。

相手との間にラポールがあれば、お互い自分の心に正直に、安心して自由に感情の交流ができ
ます。

仕事上だけ、表向きだけの付き合いだと、意見の相違や生じたわだかまりはいつまでたっても解
けてくれません。

でも、日ごろから同じ感動の共有・楽しい体験などを通してそこに共感が生まれていればラポー
ルが育って相手との間に良い信頼関係が構築されていくのですね。

でもその前に、まず自分自身と良い関係を築くこと。
それが周りの人とラポールを楽しむ近道です。

実際に私も昔、自分への信頼を築くために、
自分がその日一日行ったことを夜に振り返り、〇✕をつけていました。

これはうまくいった〇、ここでは失敗した、人に迷惑かけた✕と、毎晩〇✕大会をしていました。

そうすると、「今日はどうだろう」と自分に緊張するようになります。

それがラポールを作るために、どんな自分とも良い人間関係・良い信頼関係が必要だと思った時
に、「あれはあれで良かったな」と振り返ることができます。

そしたら、自分自身に緊張しなくなり、全部肯定してあげられるようになりました。

『自分自身を丸ごと受け入れる』書いてみると簡単な言葉ですが、
うまくいった時の自分は受け入れてて、ドジを踏んだ自分は嫌いって思っているうちは、いつまで
たっても良いラポールができないのです。

まずは自分自身にラポールしてみてください。

SNSSHARE

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COLUMNIST
中野 裕弓
人事コンサルタント
ソーシャルファシリテーター
中野 裕弓
HIROMI NAKANO
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19歳で語学研修のためロンドンに渡り、その後9年に及ぶ英国生活を経て、
東京の外資系銀行、金融機関にて人事、研修などに携わる。

1993年、ワシントンD.Cにある世界銀行本部から、日本人初の人事マネージャー、人事カウンセラーとしてヘッドハントされ世界中から集まったスタッフのキャリアや対人関係のアドバイスに当たる。

現在は一人ひとりの幸福度を上げるソーシャルリース(社会をつなぐ環)という構想のもと、企業人事コンサルティング、カウンセリング、講演、執筆に従事。 また2001年に世界銀行の元同僚から受けとったメッセージを訳して発信したものが、後に「世界がもしも100人の村だったら」の元となったため、原本の訳者としても知られる。

「自分を愛する習慣」をはじめ、幸せに生きるためのアドバイスブックや自分磨きの極意集、コミュニケーションスキルアップの本など著書多数。

2014年の夏、多忙なスケジュールの中、脳卒中で倒れ5ヶ月の入院生活を経験する。
現在はリハビリ療養の中で新しいライフスタイルを模索中。脳卒中で倒れたことが人生をますます豊かで幸せなものにしてくれたと語る。

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