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  • 中野 裕弓

コップの水!?

こんにちは。

8月5日から始まったラジオ番組
「Muse TERRACE presents幸せの羽根」
のパーソナリティをしています、カウンセラーの中野裕弓です。

もう聞いてくださいましたか?

このMuse TERRACEとリンクした
「Muse TERRACE presents幸せの羽根」では、
毎週土曜の夜8時からFM OH!にて、
幸せに満ち溢れたライフスタイルや、
心豊かに生きるヒントをメインテーマにお送りしています。

このコラムの第一回目は幸せを感じる心について。

私たちは誰もが幸せになりたいと思い、
そうなるために一生懸命邁進します。
でも、幸せって形が決まっているものではありませんから、
何をもって幸せというか、人それぞれです。

お金持ちになれたらハッピー、
美しくなれたら人生バラ色、
愛する人に巡り合えたら、
好きなことを仕事にできたら、
欲しいものが手に入ったら、
人も羨むセレブのような生活、
社会での地位、経済的安定、
家族が仲良いこと、
いえ健康でさえあれば、、、いろいろありますね。

一人ひとりの幸せのかたちはいろいろ、大事なのは心の持ち方なのです。

目の前のコップに水がちょうど半分入っていると想像してみてください。
それを描写する時、「半分もある」という人と、「半分しかない」という人。
同じ水の量なのに見え方が違います。
実はその違いが人生を全く違うものにします。

「半分しかない」と見る人は、入っている水より、
空っぽの部分ばかり考えて欠乏感でいっぱい。

常に自分の持っていないものに目が行き、
お金がない、スタイルが良くない、夫の理解がない等、
世間と自分にダメ出しばかり。不安なので、
お金や権力を増やして水をいっぱいにしようとします。

また他人が気になって心が休まりません。
なかなか幸せを感じにくい心の体質です。

一方 「半分もある」という人は楽天的、心はいつも穏やかです。
今、自分の手の中にあるものに注目して、感謝の気持ちを持ち、いつもハッピー。
物事におおらかで、独り占めより周りの人と分かち合うのが得意。
「コップが空になったらどうするの?」という問いにも
「大丈夫、分けてくれる友達がいるから」と答えてくれそうです。

幸せとは、コップの大きさでも 水の量でもなく、『幸せと感じる心』ですね。

中野 裕弓

SNSSHARE

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COLUMNIST
中野 裕弓
人事コンサルタント
ソーシャルファシリテーター
中野 裕弓
HIROMI NAKANO
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19歳で語学研修のためロンドンに渡り、その後9年に及ぶ英国生活を経て、
東京の外資系銀行、金融機関にて人事、研修などに携わる。

1993年、ワシントンD.Cにある世界銀行本部から、日本人初の人事マネージャー、人事カウンセラーとしてヘッドハントされ世界中から集まったスタッフのキャリアや対人関係のアドバイスに当たる。

現在は一人ひとりの幸福度を上げるソーシャルリース(社会をつなぐ環)という構想のもと、企業人事コンサルティング、カウンセリング、講演、執筆に従事。 また2001年に世界銀行の元同僚から受けとったメッセージを訳して発信したものが、後に「世界がもしも100人の村だったら」の元となったため、原本の訳者としても知られる。

「自分を愛する習慣」をはじめ、幸せに生きるためのアドバイスブックや自分磨きの極意集、コミュニケーションスキルアップの本など著書多数。

2014年の夏、多忙なスケジュールの中、脳卒中で倒れ5ヶ月の入院生活を経験する。
現在はリハビリ療養の中で新しいライフスタイルを模索中。脳卒中で倒れたことが人生をますます豊かで幸せなものにしてくれたと語る。

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