夫(奥迫 哲也)の実家の氏神さまの御神木が倒木、その御神木を何かしらの形に変えて氏子さん達を引き続き見守ってもらえたらと宮司さんや氏子総代さんに相談。
その加工を、私が是非に!と希望した地元浜田市の吉原木工所さんにお願いしてくださったものが2年の歳月をかけて、素晴らしい角盆に生まれ変わり、氏子さんの元に届けられることになりました。

その美しい角盆の入った箱を開けると、杉の芳しい香りが部屋中に広がって。
そして、吉原木工所さんからの感動のメッセージが入っていました。

この角盆には、ただ木を加工したのではなく、800年の間氏子さんの達を見守り続けて来てくれた御神木の想いと、氏子総代はじめ、氏子さん達の想いを持って加工してくださった吉原木工所さんの想いが込められていて。
感慨ひとしお、本当に有難いことです。
大阪の自宅の神棚の場所にも御神木の角盆がやって来てくれました。
神棚の周りには御神木の香りが立ち込めて、神聖な空氣が漂ってます。
ここからまた永きに渡って、世の中を見守ってくださいますようにと、祈ります。
彌栄。

*氏神さまに残るもう一本の御神木

