Language

メニューを閉じる
  • 中野 裕弓

懐かしい「ちょいスピ」

〜ちょいスピ〜
「幸運クセ」をつけるちょっとスピリチュアルな方法(中野裕弓著)

この本を出版したのは、なんと20年前!!2008年の夏でした。

当時、スピリチュアルが少しずつ日常生活の中に入りかけてきた頃、難しく考えずに気軽な気持ちで日常を楽しくするヒントをと思い、特に若い女性たちを意識して可愛いイラストの表紙の本を作りました。

それが20年経って、また表舞台に出てきました。びっくりです。

皆さんはご存知ですか?
ネット上で本を紹介する専門のYouTuberハピ研さんのサイト。
そこに最近この本が取り上げられたと友人から聞いてすぐそのYouTube動画を拝見しました。
おしゃれなイラストで日常生活をちょこっとハッピーにする方法が紹介されていました。
チャンスがあったらぜひ覗いてみてください。

同じ動画サイト、ハピ研で昨年は「世界でいちばん自分を愛して」も取り上げられましたね。
その中のイラストが私に似ていると言われました、笑
最近のAI技術は素晴らしいですね。

さて「ちょいスピ」の本の書き出しはこんな感じ…
「こんなはずじゃなかった、もっと幸せになれると思ってたのに」
「他人を気にせず、もっと自分らしく輝きたい」
時折やってくる気分の晴れない日を持て余しているあなた。

そうです!
あなたは願った通り幸運な人生を送っていいのです。
それにはあまり難しく考えず、ゲーム感覚で楽しみながら「幸運グセ」つけてしまうことがお手軽で近道。
ちょこっとだけ自分の枠を外して今までの自分のレパートリーになかった方法を試してみましょう💕

今読んでも60項目のどの内容も生き生きしていて古くなっていませんでした。

でも時代は大きく変わりましたね。
昔はスピリチュアルなんて言うと眉をひそめていた人もいたのに、今はスピリチュアリティが抵抗なく受け入れられるようになってきたと思います。
新しい時代にみんなが慣れてきていると思います。

60ある項目を紹介してみますね。

・逆さまに寝る。
・ざわざわしたら捨てる。
・明日できる事は今日しない。
・紙に書いて燃やす。
・髪を切る。
・予定のない1日を作る。
・朝晩4回深呼吸する。
・歯磨きの時ににっこりする。
・ヒーリングスポットを作る
・空からメッセージを受け取る。
・自分にマイクを向ける
・あっぱれ日記を書く。
・お金のお家を変える。
・腕組みしない。
・「なりきりリッチの日」を作る。
・ハッピーワードを口に出す。
・「でも」「どうせ」は使わない。
・1年後の自分に感謝状を書く。

どれも今読んでもやってみようかなと思うものばっかり。 

例えば、

●ちょいスピ #19
プリンセス・デイを作る
自分磨きのためのとっておきのゲーム、それがプリンセス・デイを作ること。
やり方は簡単。
自分がプリンセスになったつもりで1日を過ごしてみるのです。

朝オフィスに1歩足を踏み入れた途端、気分は「ローマの休日」のプリンセス。
挨拶する声もいつもと違って穏やかで気高く、姿勢はピンと伸びて、立ち振る舞いも優雅。

決して「あ、コーヒー忘れた、コーヒー」なんてドタバタ廊下を走ったりもしないし、苦手な上司がやってきても、あからさまに仏頂面したりしません。
だって私はプリンセスだもの!

上品な身のこなしと言葉遣い、相手を思いやる気配り。
何より、自分自身が重要な人間であることを知っている人だけが持つ良い意味での“自尊心”を心に秘めています。
自尊心といっても威張り散らしたり、他の人を下に見たりしません。
本物のプリンセスはそんな行為とはもちろん無縁です。

カフェで、ショップで、「周りの人は知らないけれど、私は本当はプリンセスなの」って思いながら過ごしてみて。
そこには今までと違う自分がいます。

なりきりプリンセスをやってみると、高価な服装に身を固めていなくても、その人からは特別オーラが醸し出されるようです。

レストランへ行けば気持ちよく一番良い席に案内されるし、順番待ちは免除される。
実際に私も経験済みだから本当です。

皆さんもぜひ試してみて、“思い込む”だけで人は変われるのです。

●ちょいスピ #30
ホワイトライを使う

英語でホワイトライwhite lieといえば、相手を傷つけないためにつく思いやりのある嘘のこと。
日本語にも”うそも方便”という言い回しがありますね。
ホワイトライは下手に人間関係を壊さないための思いやりの知恵なのです。
「私はこれから心から喜ぶ生活をするわ。だから行きたくないところは行かないし、やりたくない事は絶対しない」って決意したとします
でもねぇ…

行きたくないところに誘われたからといって「私それ興味がないから行かない」なんて直接的に言ったら、相手も気分損ねそう。
そんな時は「まぁ、お誘いありがとう。でも残念、その日は母と約束があるのよ。楽しんできてね」これがホワイトライ。
「あんまり食べないけど、私の作ったお菓子美味しくなかった?」「違うの。ほら私今日のお昼食べ過ぎちゃってお腹いっぱいなの」これもホワイトライです。
また、嘘をつけなかったばかりに行きたくないところへ出かけて行って不機嫌でいるよりもホワイトライでさらりとお断りする。
この方が人に対しても自分に対してもよっぽど正直だと思いませんか?

2025.11.6
Romi

SNSSHARE

この記事をシェアする

COLUMNIST
中野 裕弓
人事コンサルタント
ソーシャルファシリテーター
中野 裕弓
HIROMI NAKANO
続きを見る

19歳で語学研修のためロンドンに渡り、その後9年に及ぶ英国生活を経て、
東京の外資系銀行、金融機関にて人事、研修などに携わる。

1993年、ワシントンD.Cにある世界銀行本部から、日本人初の人事マネージャー、人事カウンセラーとしてヘッドハントされ世界中から集まったスタッフのキャリアや対人関係のアドバイスに当たる。

現在は一人ひとりの幸福度を上げるソーシャルリース(社会をつなぐ環)という構想のもと、企業人事コンサルティング、カウンセリング、講演、執筆に従事。 また2001年に世界銀行の元同僚から受けとったメッセージを訳して発信したものが、後に「世界がもしも100人の村だったら」の元となったため、原本の訳者としても知られる。

「自分を愛する習慣」をはじめ、幸せに生きるためのアドバイスブックや自分磨きの極意集、コミュニケーションスキルアップの本など著書多数。

2014年の夏、多忙なスケジュールの中、脳卒中で倒れ5ヶ月の入院生活を経験する。
現在はリハビリ療養の中で新しいライフスタイルを模索中。脳卒中で倒れたことが人生をますます豊かで幸せなものにしてくれたと語る。

他のコラムニストを探す
中野 裕弓の記事
中野 裕弓の記事一覧へ
肌改善 リフティング認定