• 中野 裕弓

謙虚さと自信

あなたは自分のことをどう見ているでしょうか? どう評価しているでしょうか?

そのイメージがそのまま他人があなたのことをどう見ているかと同じだということ、これが「鏡の法則」

 

若い友人がいます。
人柄もよく、能力的にも良いものをたくさん持っている素敵な女性。にもかかわらず、どんなに褒められても、すぐさまそれを自分で打ち消してしまうのです。

それは一見奥ゆかしい分別のある大人の反応ですが、ご注意を!

自分のことを過小評価して、割り引いたり、否定するその言葉はあなたの耳がちゃんと聞いていますよ。

自分のことを差し引いて考える癖のある人、その謙虚さが自分の成長をストップしているかもしれません。そろそろその癖を脱皮しませんか?

確かに…

日本では昔から謙虚であること、でしゃばらず控えめでいることが美徳とされています。

 

ですから、誰かがあなたのことを褒めたとしても、なぜかすぐにそれを否定する反応が出てしまう人がいるのではと感じます。

なんだかもったいないお話

例えば

「いつもセンスのよい素敵なファッションですね」
と言われたら、すかさず
「そんなことありません。いつも平凡でおしゃれには全く自信がありません」と切り返す。

「いつもいい笑顔ですね」
と言われたら
「そんなことないです。家ではいつも不機嫌で笑顔なんてありません」なんて、わざと自分を卑下してみたり…

せっかく相手があなたのことを褒めてくれたとしても、本人が即座にそれを打ち消していてはなんと
もったいないですね。

話を聞いてみると、周りに見え透いたお世辞を言う人がいて、それに素直に乗ってしまうと馬鹿にされるから…と言う人がいました。

確かに心にもないお世辞はあまり心地良いものではありません。単なる社交辞令もつまらない。

また人を褒めるのも何か目論みがある場合もありますね。

 

例えば

ここでこの人を褒めておけば残業だって断らないに違いない、ちょっとおだてておけば、私の印象は悪くないはず。

そんな言葉に引っかからないことは大事ですが、
そのためにちょっと褒められても自分を守るためにすぐに自ら打ち消すというこのパターンが定着していたら残念です。

若い頃の私もそうでした。

他人からのお世辞やおだてには乗らない…と思っていました。
おだてに乗る軽い女と思われたくなかったこともありますが、褒め言葉にうぬぼれてしまっては見苦しいと言う思いもありました。
だから、謙虚さや控えめは、大事なコミュニケーションの基本でした

でもある時、毎日交わされる大人同士の薄っぺらい社交辞令に付き合うのはやめようと思いました。
もっと愛ある言葉❤️を使おうと思ったのです。

 

本心でない言葉に振り回されるのは疲れますから。

相手のいいところを見てをそれを素直に表現できたら人間関係もとてもスムーズになります。

また相手が歯の浮くようなお世辞を言ったとしても、「そんなことありません。」「とんでもない」なんていつものように打ち消さないで、一呼吸あって笑顔で「ありがとう」と言ってみてください。

これからは相手の思惑にかかわらず、あなたを褒めるうれしい言葉には全て「ありがとう」で答えてみます。

初めは勇気いりますよ。
相手は面食らって「あらやだ。この人お世辞にのってるわ…」とびっくりするかもしれませんね。笑

自分に対するうれしい言葉は全部素直に自分の中に取り入れてしまうと思った途端に世界が変わります。

そのうち貴女にお世辞を言う人もいなくなります。
だんだん自分に自信が持てるようになってきます。
自己肯定感もアップしてきます。

 

最後にもう一つ

「自信」とは自他ともに実力がついたと認めるときに身につくもの…

ではなく

「自分を信じる」と決めたときに
あなたの内側から溢れ出てくるもの
なのです。

すると、

あなたの現状は何も変わっていないのに、あなたの周りがとても幸福な雰囲気に満たされますよ。

Let’s try!

2026.7.22
Romi

SNSSHARE

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COLUMNIST
中野 裕弓
人事コンサルタント
ソーシャルファシリテーター
中野 裕弓
HIROMI NAKANO
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19歳で語学研修のためロンドンに渡り、その後9年に及ぶ英国生活を経て、
東京の外資系銀行、金融機関にて人事、研修などに携わる。

1993年、ワシントンD.Cにある世界銀行本部から、日本人初の人事マネージャー、人事カウンセラーとしてヘッドハントされ世界中から集まったスタッフのキャリアや対人関係のアドバイスに当たる。

現在は一人ひとりの幸福度を上げるソーシャルリース(社会をつなぐ環)という構想のもと、企業人事コンサルティング、カウンセリング、講演、執筆に従事。 また2001年に世界銀行の元同僚から受けとったメッセージを訳して発信したものが、後に「世界がもしも100人の村だったら」の元となったため、原本の訳者としても知られる。

「自分を愛する習慣」をはじめ、幸せに生きるためのアドバイスブックや自分磨きの極意集、コミュニケーションスキルアップの本など著書多数。

2014年の夏、多忙なスケジュールの中、脳卒中で倒れ5ヶ月の入院生活を経験する。
現在はリハビリ療養の中で新しいライフスタイルを模索中。脳卒中で倒れたことが人生をますます豊かで幸せなものにしてくれたと語る。

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