Language

メニューを閉じる
  • 魚住 りえ

ホンモノの力

みなさま、こんにちは!
ドクターリセラをこよなく愛するフリーアナウンサーの魚住りえです。

先日、仕事で故郷の広島に行ってきました。

母の顔も見たかったので、実家に泊まって、沢山話をしてきました。
実家では、姉がピアノのレッスンをすることがあるのですが、ちょうどそのタイミングにあたりました。
実は、レッスン用にグランドピアノが二台ありまして、一台は生徒が弾き、もう一台は姉が「こんな風に」という感じで弾いて見せて教える、というやり方なのです。

漏れ聞こえてくる2人のピアノの音を聴いていると、違いが明確なのがよく分かります。
音大のピアノ科の入試を控えている受験生さんなので、もちろんお上手なのですが、、、、
姉が同じ曲を弾くと、指の動きから、音色の変化、音の流れの滑らかさなど、全てが違うのです。
「やっぱりプロは違うんだなあ。」と思い、姉にそれを伝えたら、
「自分も学生の若い頃は、こんな風に弾けなかったよ。」と笑っていました。

元々の才能に、努力と経験が積み重なって、ホンモノが生まれるのかもしれません。

ピアノで感じた「プロの滑らかさ」はテニスでも同じで・・・

たま~に、元プロのコーチに教わる機会があったりするのですが、とにかく足の動きやラケットの動きが滑らかで無駄が無く、ボールにラケットの面が当たるまで一度も動きがとまることがなく、とにかく美しいのです。
まるでダンスをしているような、リズム感のある動きです。

全てが一連のリズムになって、身体の重心のぶれがないので「プロってすごいなあ」と感動してしまいます。

「本当に美しいテニスですね」と伝えたら、「だって子どもの頃から、何億球も打ってますもん(^_^)」と返されました。

打った球の数だけ上手くなる、と聞いたことがありますが、50歳を超えると、腰や肘や膝なんかが痛くなりますし、限度がありますよね・・・
とはいっても、時間をかけても努力することに意味はある、ということを最近しみじみ感じます。
先日、久しぶりに、10年ほど前にスピーチを教えていた議員さんにレッスンをしたのですが、びっくりするくらいお話が上手になられていました。

聞けば、拙著の朗読本をドリルのように日々やられているそうで、「確実に効果があるので、ずっと続けています。」と言ってくださいました。

すごく嬉しかったです。
上達に近道はなく、地道に続けることが100パーセント上手くなる方法なんだと、あらためて思いました。
お肌のお手入れも、コツコツこれからも続けていこうと思います!!

SNSSHARE

この記事をシェアする

COLUMNIST
魚住 りえ
タレント
フリーアナウンサー
魚住 りえ
RIE UOZUMI
続きを見る

大阪府生まれ。広島県育ち。
母がピアニストという家庭で3歳からピアノの専門的なレッスンを受け、音感を養う。高校時代、放送部に在籍し、数多くのアナウンサーを輩出しているNHK杯全国高校放送コンテストに出場。朗読部門で約5,000人の中から全国3位に選ばれる。慶応義塾大学時代は放送研究会に所属。

1995年、慶応義塾大学文学部仏文科卒業後、日本テレビにアナウンサーとして入社。報道、バラエティ、情報番組などジャンルを問わず幅広く担当、出演番組に「所さんの目がテン!」「ジパングあさ6」「京都 心の旅へ」などを担当。

2004年フリーに転身し、テレビ、ラジオを問わず幅広く活躍中。中でも、2004年からナレーターを務めるテレビ東京「ソロモン流」では、わかりやすく、心に響く語り口に定評がある。 「魚住式スピーチメソッド」を立ち上げ、話し方を磨くための指導を行う。経営者や弁護士といったビジネスパーソンを中心に口コミで広まり、多くの方が受講する人気レッスンに。

著書「たった1日で声まで良くなる話し方の教科書」(東洋経済新報社)が15万部を超えるベストセラーとなっている。
近著に「たった1分で会話が弾み、印象まで良くなる聞く力の教科書」(東洋経済新報社)があり、シリーズ累計20万部を突破した。


本業のかたわら、ピアニストの姉・魚住恵とともに、「姉妹で奏でることばと音色~朗読とピアノ演奏による姉妹コンサート~」にも取り組む。

他に、「10歳若返る!話し方のレッスン」(講談社)

他のコラムニストを探す
魚住 りえの記事
魚住 りえの記事一覧へ
美と健康の最先端はリセラテラスから メールマガジン登録
美と健康の最先端はリセラテラスから メールマガジン登録
肌改善 リフティング認定