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  • 魚住 りえ

マスクとお肌と心の距離。

みなさま、こんにちは!
ドクターリセラをこよなく愛するフリーアナウンサーの魚住りえです。

真冬の寒さかと思えば、日差しが暖かくほっとする日もあり、三寒四温で春に向かって季節が進んでいますね。
この時期は、外出すると寒く、室内に入ると暖かく、、、、
外と中の気温差が激しいですよね。
この差がお肌にあまり良くないようなので(健康そのものにもよくないようです!)負担を与えないように、保湿には気をつけています。

保湿が必要といえば、、、マスクの下のお肌

摩擦の刺激などで、この数年間、ずいぶん顔のお肌には負担をかけてきたと思います。
来月からはマスク着用も、基本的には個人の判断に任せられることになりました!
公共の乗り物や病院など、注意が必要な場所以外ではマスクを外せるので、本当に嬉しいです。
やっと普通のコミュニケーションがとれるので、私はホッとしています。
この3年、マスクを取った顔を見ていない知人や友人もいますし、このマスク期間に初めてお会いした方は、素顔??をお互いまだ知りません。
異常事態です。
仕方がないこととはいえ、やっと普通の生活が送れそうなので、気持ちがかなり軽くなったという方も多いでしょう。
海外ではもはや誰もマスクをつけていませんので、あまり神経質にならずに生活したいなと感じています。

相手とマスク1枚でも隔たりがあると、心の距離も少し遠のく気がしています。

マスクしないと人と会えない(自分を出せない)、どちらかというと会わなくてもいい、今話題のAI対話ソフト「ChatGPT」なんかとおしゃべりを楽しんで、AIとお友達で十分・・・なんてことになったら大変です。

極端ではありますが、たとえば今の子どもたちの自由な発想や表現が、口元を覆い隠すことによって妨げられてしまったこともあるような気がしています。
たくさんしゃべって、笑って、泣いて、感情を爆発させることが成長に繋がると思うので、
マスクのせいで、気持ちや想いが小さくまとまってしまうことが習慣となったまま、大人になってほしくないなあと感じています。
大人たちも一緒で、マスクを外せば、やっと大きな気持ちでコミュニケーションがとれますね。
相手のホンモノの!?笑顔がみられます。(怒った顔も笑)
お互い、気持ちをしっかり表したいですね。
今まで表情が読み取れず、言葉も聞き取れないため、コミュニケーションに誤解が生じたこともあったと思いますが、こころからの気持ちを表情で相手に伝えましょう。

わたくしも口角をしっかり上げるトレーニングをしておきます!

SNSSHARE

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COLUMNIST
魚住 りえ
タレント
フリーアナウンサー
魚住 りえ
RIE UOZUMI
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大阪府生まれ。広島県育ち。
母がピアニストという家庭で3歳からピアノの専門的なレッスンを受け、音感を養う。高校時代、放送部に在籍し、数多くのアナウンサーを輩出しているNHK杯全国高校放送コンテストに出場。朗読部門で約5,000人の中から全国3位に選ばれる。慶応義塾大学時代は放送研究会に所属。

1995年、慶応義塾大学文学部仏文科卒業後、日本テレビにアナウンサーとして入社。報道、バラエティ、情報番組などジャンルを問わず幅広く担当、出演番組に「所さんの目がテン!」「ジパングあさ6」「京都 心の旅へ」などを担当。

2004年フリーに転身し、テレビ、ラジオを問わず幅広く活躍中。中でも、2004年からナレーターを務めるテレビ東京「ソロモン流」では、わかりやすく、心に響く語り口に定評がある。 「魚住式スピーチメソッド」を立ち上げ、話し方を磨くための指導を行う。経営者や弁護士といったビジネスパーソンを中心に口コミで広まり、多くの方が受講する人気レッスンに。

著書「たった1日で声まで良くなる話し方の教科書」(東洋経済新報社)が15万部を超えるベストセラーとなっている。
近著に「たった1分で会話が弾み、印象まで良くなる聞く力の教科書」(東洋経済新報社)があり、シリーズ累計20万部を突破した。


本業のかたわら、ピアニストの姉・魚住恵とともに、「姉妹で奏でることばと音色~朗読とピアノ演奏による姉妹コンサート~」にも取り組む。

他に、「10歳若返る!話し方のレッスン」(講談社)

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