みなさま、こんにちは!
ドクターリセラをこよなく愛するフリーアナウンサーの魚住りえです。
蝉の大合唱が始まり、すっかり夏ですね。
猛暑が続いて、日中気温が高いので、犬のお散歩が日没後、あるいは晩ご飯後の夜などになり、1日のスケジュールがたてづらい毎日です。
仕事が休みの時は、日中はお散歩できないので、家で過ごすことが多くなりました。
そんな時、たまにYouTubeなどを見たりすると、おすすめ動画で、80年代~90年代の歌謡曲があがってくるようになりました。
特に今年デビュー40周年!の中森明菜さん全盛期の動画に見応えを感じています。
わたしはもともと彼女の大ファンで、小学生のときお小遣いをためて初めて買ったレコードが、「少女A」でした。
天使のような歌声の松田聖子さんも好きだったのですが、ちょっと大人っぽい明菜さんの雰囲気や楽曲のほうに魅了されていました。
明菜さんは、メイクは自分で。衣装も曲に合わせて自分でデザインしたり、自分で購入したものを着ています。
振り付けもダンスも自分で考えて、という当時のアイドルでは考えられない「セルフプロデュース」をしていたのです。
どうりで、あの唯一無二の存在感というか、圧倒的なオーラは、強い自己主張と自信から生まれたものだったと納得できます。
その明菜さんに20年ほど前、一度インタビューしたことがあります。
実は、明菜さんは2時間待っても現れませんでした。
(明菜さんが本当にいらっしゃるのか誰もわからず、マネージャーさんも連絡が取れなかったのです)
ドキドキしながら椅子に座って待っていました。
もしかしたら、今日はいらっしゃらないかもしれない、そしたらお会いできない。
でも、明菜さんに関しては「待っているのが当たり前」と事前に聞かされていましたので、想像を膨らませながら、この待ち時間を楽しんでいました。
何度もインタビュー項目に目を通し、この曲のこの部分についてこんな風に深掘りしよう、
このときの揺れ動く女心なんかについても聞いて、、、などと考えていた瞬間に、いきなり明菜さんがガチャっとドアを開けて部屋に入ってこられ、びっくりして、もう大好きすぎてインタビュー内容が全部パーンと飛んでしまい、気がつけば「子どもの頃からどれだけあなたのことを好きだったか」だけをまくしたてていました。
そして・・・時間が過ぎてしまいました汗
明菜さんは終始ニコニコされていましたが、ほとんど自分ばっかり話してしまって、これはプロのインタビューとしては大失敗だったと深く恥じ入り、しばらく落ち込んでいました。
しかしなんと後日レコード会社の担当の方から、インタビュー後に明菜さんが「私は女子アナは苦手なのだけど、魚住アナだけは認めるわ」とおっしゃっていたのを伺って、とっても驚いたのを覚えています。
プロとしては、コミュニケーションにおいて人の話を「聞くこと」や「傾聴の大切さ」を説いていますが、それとは真逆の「ほとんど自分が話す」ことで、予想外に人の心をつかむことがある、と悟った例外的な出来事でした。
これと似た経験があります。
ドクターリセラ常務取締役の奥迫協子さんと初めてお会いした時のことです。
協子さんから、ドクターリセラの製品のこだわりや、素晴らしさを、熱い想いとともに伝えていただきました。
会話の熱量が本当に高かった。
1時間くらいだったと思いますが、あっという間と感じるほど、話に引き込まれました。
協子さんの想いの詰まったたくさんの言葉が、口をついて出てこられ、その情熱に感動し、わたしは相づちを打つのも忘れ、聞き入ってしまいました。
そしてその瞬間から、協子さんとドクターリセラのファンになったのです。
「真実を語る言葉こそが、人を感動させる」
「強い信念が、人のこころを動かす」
協子さんから学んだ出来事です。
人前で話すことに悩んでおられるかたは、臆せず、自分が思っていることを素直に言葉にしてみてください。
想像以上にみんなを感動させることができるはずです。
饒舌に語ることが優れたスピーチとは限らない、ということを私自身も忘れないようにしたいと思います。