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  • 魚住 りえ

父の法要での、新しい発見。

みなさま、こんにちは!
ドクターリセラをこよなく愛するフリーアナウンサーの魚住りえです。

梅雨が明け、暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

猛暑の日は、火照りを鎮めるために洗顔後に透輝の滴とピュアモイスチャーウォーター(さっぱりタイプ)でパックします。
透輝の滴を顔全体に塗布して、コインパックにウォーターをたっぷり含ませてお顔に載せます。
5分~10分のパック。
二つとも冷蔵庫でしっかり冷やしているので、これがとっても気持ちいい~!!
「SHIZUKUパック」というそうなのですが、お肌がひんやりもっちりしますし、とてもオススメです。
是非お試しください。

さて、先日父の二回忌で、お寺で法要を行いました。

魚住家は浄土宗なので、お坊さんが唱えるお経は「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏・・・」です。
お経の訳文のテキストを頂き、それをひたすら見ながら、聞きながら、の形でしたので、テキストのお陰で、途中で眠くなることがありませんでした。

「阿弥陀如来が修行して、極楽浄土に至った経緯や、阿弥陀如来の教えの内容と、家族が念仏を唱えるだけで、亡くなったお父さんが極楽浄土に行けますよ」のような内容でした。(細かいところは難しすぎて、よくわかりませんでしたが)

お経は、最初は静かなトーンで入り、合いの手はポクポクと優し目な音の木魚。
それから、少しずつ声量とテンポがあがっていき、テンションがクライマックスになり、トーンがかなり激しくなります。
合いの手は「しょうご」と呼ばれる金属製の金のようなものを金槌でリズミカルにたたいて「カーンカーン!!」と耳をつんざくような金属音でリズムをとります。
(あまりの音の大きさに耳を塞いでしまいましたが(笑))
ずっとこの金属音だと厳しいな~と思っていると、今度は拍子木の少し落ち着いた「カン、カン」という音が入りはじめ、お経のトーンが徐々に下がっていきます。

最後に落ち着きを取り戻した感じで、また「ポクポク」と優しい木魚に戻ってラストに向かい、30分ほどのお経が終わります。

お経は静かに始まって、キモの部分で盛り上がって強くなり、また静かなトーンで終わる、という意味があまりわからなくても、聞いていて自然に受け入れられるものになっているなあとあらためて分かった次第です。

これはプレゼンテーションやスピーチなど、人前で話す時にも使える手法であり(最初はつかみで強め高めで入る、のもアリですが)
緩急をしっかりつけると、内容はともかくしっかり相手に聴いてもらえるのです。

カタチを変えながらも、何百年も唱えられてきたお経(これからも未来永劫受け継がれていくでしょう)に発見と学びがあった法要でした。

あらためて、父に感謝です。

SNSSHARE

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COLUMNIST
魚住 りえ
タレント
フリーアナウンサー
魚住 りえ
RIE UOZUMI
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大阪府生まれ。広島県育ち。
母がピアニストという家庭で3歳からピアノの専門的なレッスンを受け、音感を養う。高校時代、放送部に在籍し、数多くのアナウンサーを輩出しているNHK杯全国高校放送コンテストに出場。朗読部門で約5,000人の中から全国3位に選ばれる。慶応義塾大学時代は放送研究会に所属。

1995年、慶応義塾大学文学部仏文科卒業後、日本テレビにアナウンサーとして入社。報道、バラエティ、情報番組などジャンルを問わず幅広く担当、出演番組に「所さんの目がテン!」「ジパングあさ6」「京都 心の旅へ」などを担当。

2004年フリーに転身し、テレビ、ラジオを問わず幅広く活躍中。中でも、2004年からナレーターを務めるテレビ東京「ソロモン流」では、わかりやすく、心に響く語り口に定評がある。 「魚住式スピーチメソッド」を立ち上げ、話し方を磨くための指導を行う。経営者や弁護士といったビジネスパーソンを中心に口コミで広まり、多くの方が受講する人気レッスンに。

著書「たった1日で声まで良くなる話し方の教科書」(東洋経済新報社)が15万部を超えるベストセラーとなっている。
近著に「たった1分で会話が弾み、印象まで良くなる聞く力の教科書」(東洋経済新報社)があり、シリーズ累計20万部を突破した。


本業のかたわら、ピアニストの姉・魚住恵とともに、「姉妹で奏でることばと音色~朗読とピアノ演奏による姉妹コンサート~」にも取り組む。

他に、「10歳若返る!話し方のレッスン」(講談社)

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