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  • 魚住 りえ

失敗から学ぶ次の一手。

みなさま、こんにちは!
ドクターリセラをこよなく愛するフリーアナウンサーの魚住りえです。

街並みに活気が戻り、年末に向けてみんなが動いているな~と何だか嬉しくなっているこの頃です。
さて先日、テニスの試合に出た、という話を書かせていただきました。
その時の種目は、ダブルス(コートに4人いて、2×2で戦う形式)でしたが、今回は1対1のシングルスに出てみました。

テニス

種目が違うとはいえ、試合そのものに慣れたのか??極度の緊張・・・みたいなものもなく、なんと準優勝!!できました。
とはいえ、皆さん試合慣れしていらっしゃり、聞けば何度か同じ大会に出られているとのことで、とにかく試合中のメンタルが強い!!
どういう状況でも、表情を変えないし、相手への気遣いも(自分が率先してボールを拾うなど)素晴らしいなと思いました。

さて試合前は、一応戦略を考えるのですが、試合は相手があることなので、上手く行かなければ作戦を変更していくことがほとんどです。

感情に支配されず、失敗しても次の手を考える・・・
結構これが楽しい作業でした。

プランと書かれた紙

試合の前日に、元女子テニスプレーヤーの方に1時間レッスンをして頂いたのですが、「シングルスのコツはなんですか?」と聞いたところ、「ミスしても気にしないこと。失敗してもやり直せるので、次のポイントに集中すること。」と言われました。
1時間のレッスン中は、彼女にずーっと注意されて怒られ続けて頭がパニックになったのですが(笑)これが本番で逆に効いて、静かに進む試合の中、冷静に次の一手に集中することが出来ました。

集中力は大事だなあ、とあらためて考えさせられました。

スピーチやプレゼンなど、人前で話す時も同じで、聞き手にあまり響いてないようなら、内容は同じでも少しトーンを変えてみるといいかもしれません。
「もしかして早口だから、理解できてないのかな??」と感じたら、意識してスピードをゆるめ、ゆっくり話すようにしてみる、とか、それでも効いてないようなら、適宜質問を入れて刺激を入れてみるなど。

演説

自分自身のパフォーマンスに集中することと、目の前にいる聞き手に集中すること。
失敗を恐れずに、いろんなパターンを想定して、その都度トライしてみると良いのでは、と思います。
スピーチが苦手という方は、機会があれば断らずにすすんでやってみてくださいね。
試合に出れば、きっと強くなりますよ~!!

 

 

SNSSHARE

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COLUMNIST
魚住 りえ
タレント
フリーアナウンサー
魚住 りえ
RIE UOZUMI
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大阪府生まれ。広島県育ち。
母がピアニストという家庭で3歳からピアノの専門的なレッスンを受け、音感を養う。高校時代、放送部に在籍し、数多くのアナウンサーを輩出しているNHK杯全国高校放送コンテストに出場。朗読部門で約5,000人の中から全国3位に選ばれる。慶応義塾大学時代は放送研究会に所属。

1995年、慶応義塾大学文学部仏文科卒業後、日本テレビにアナウンサーとして入社。報道、バラエティ、情報番組などジャンルを問わず幅広く担当、出演番組に「所さんの目がテン!」「ジパングあさ6」「京都 心の旅へ」などを担当。

2004年フリーに転身し、テレビ、ラジオを問わず幅広く活躍中。中でも、2004年からナレーターを務めるテレビ東京「ソロモン流」では、わかりやすく、心に響く語り口に定評がある。 「魚住式スピーチメソッド」を立ち上げ、話し方を磨くための指導を行う。経営者や弁護士といったビジネスパーソンを中心に口コミで広まり、多くの方が受講する人気レッスンに。

著書「たった1日で声まで良くなる話し方の教科書」(東洋経済新報社)が15万部を超えるベストセラーとなっている。
近著に「たった1分で会話が弾み、印象まで良くなる聞く力の教科書」(東洋経済新報社)があり、シリーズ累計20万部を突破した。


本業のかたわら、ピアニストの姉・魚住恵とともに、「姉妹で奏でることばと音色~朗読とピアノ演奏による姉妹コンサート~」にも取り組む。

他に、「10歳若返る!話し方のレッスン」(講談社)

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