こんにちは!美と健康をサポートするリセラテラスの松本です。
普段何気なく飲んでいる水ですが、実は体中の老廃物の排出を促したり、代謝を良くしたりするために重要だということを知っていましたか?
健康な体を保つためにはただ大量の水を飲めば良いというわけではなく、飲み方や飲むタイミングもとても大切です。
今回は、正しい水の飲み方についてご紹介します。
1日に必要な水分量の目安や水を飲むことで期待できる効果についても解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
私たち人間は、普通に生活しているだけでも尿や汗などで1日に約2.5リットルの水分を排出しているといわれています。
また、体内の水分量のうち20%を失うと命に危険が迫る恐れもあるとされています。
人間が健康的に生活するためには、水分は欠かせないものなのです。
ひとことに「水分」といっても、どんな飲み物でもOKというわけではありません。
水分補給として飲む場合には、常温の水がおすすめです。
コーヒーやお茶に含まれているカフェインには利尿作用があるため、水と比べると摂取できる水分量が減ってしまいます。
お酒にはさらに強い利尿作用があり、摂取した量以上の水分量が失われるという研究結果も出ています。
冷たい水でも水分補給はできますが、一気に飲みすぎると胃腸への負担が大きくなってしまうことも。
普段の水分補給には、吸収が穏やかで細胞の働きをサポートする常温の水がおすすめです。
では、1日に必要な水分量はどのくらいなのでしょうか。
成人の場合、1日に約2.5リットル、少ない人でも2リットル程度は排出されるため、同じ量の水分を補給する必要があると考えられます。
とはいえ、2.5リットルすべてを飲み物から摂取する必要はありません。
1日の食事で約1リットル、食事を体内で分解する時に作られる「代謝水」で約0.2〜0.3リットルの水分を補うことができるため、残りの1.2〜1.3リットル程度を飲料水から摂取するようにしましょう。
ここで紹介した水分量はあくまで目安のため、日常的に汗をかく仕事をしている人や代謝が良い人は、自分の状況に合わせて量を増やすようにしてくださいね。
人の体にとって水分は欠かせないものですが、定期的に水を飲むことで得られる効果は生命維持の他にもたくさんあります。
どのような効果が期待できるのか見ていきましょう。
水を飲むと血液の流れが良くなり、体が常に温まって新陳代謝が活発になるため、ダイエット効果が期待できます。
ナトリウムが少なくカリウムが多く含まれているミネラルウォーターであれば、むくみの原因となる水循環の悪化を改善できるため、むくみを減らすことも期待できますよ。
また、水にはお肌のターンオーバーをスムーズにしたり、便秘改善で肌荒れが起きにくくなったり、あらゆる体の毒素を出してくれる役割があります。
水を飲むだけで若々しくいられるのはとても魅力的ですよね。
私たちの体のおよそ60%は水分から成り立っています。
赤ちゃんの体の水分量は約80%といわれていて、年齢とともに体の水分量は減っていきます。
水を定期的に飲むことで肌の保水力が高まり、若々しいハリのある肌をキープすることにつながります。
定期的に水を摂取し、体の水分量を一定に保つようにしましょう。
体中をめぐっている血液の約90%が水から成り立っています。
そのため血液中の水分量が減ってしまうと血液の流れが悪くなり、体中のあらゆる毒素を排出しにくくなってしまいます。
血液の流れが悪くなると新陳代謝にも悪影響となり、肌のターンオーバーが乱れがちに。
体内に水分が足りていないと、乾燥肌になってしまったり、ニキビや吹き出物ができてしまったりとお肌のトラブルにつながってしまいます。
新陳代謝を活発にして肌のターンオーバーを正常にするためにも、水分補給はとても重要なのです。
1日に必要な水分量は約2.5リットルとお伝えしましたが、一気に大量の水を飲めば良いというわけではありません。
一気に水を体内に入れると内臓に負担がかかり、体がだるくなってしまう可能性もあります。
一度にたくさんの水を飲むのではなく、コップ1杯程度の水を8~10回程度に分けて飲むようにしましょう。
1回分の量も減るので取り入れやすくなりますよ。
定期的に水分補給をすることが大切ですが、中でも特に意識したい水分補給のタイミングを解説しますので、参考にしてくださいね。
人は寝ている間にコップ約1杯分の汗をかくといわれています。
朝起きたらまずはコップ1杯程度の水を飲んで、寝ている間に汗として排出された水分を補いましょう。
キンキンに冷えた水ではなく、常温もしくは白湯をおすすめします。
腸などの内臓に働きかけて動きを活発にしてくれるため、お通じの改善にもつながりますよ。
体が温かくなっている状態での水分補給は、高くなった体温を下げて熱中症を防ぐ効果もあります。
運動や入浴で汗をかいた後には、必ず水分補給を行うようにしてください。
また、運動や入浴の前の水分補給はつい忘れてしまいがち。
発汗を促して体をデトックスさせるためにも、汗をかく前の水分補給も忘れないようにしましょう。
夜中にトイレに行きたくなってしまうことを恐れて、就寝前には水分を摂らないという方も多いと思いますが、実はあまりおすすめできません。
先ほどもお伝えしたとおり、人間の体は就寝時にも汗をかいています。
寝ている間に体内の水分が不足すると、血液が固まりやすくなるといわれています。
最悪の場合、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こしてしまうリスクもあるため、就寝前にはコップ1杯の水分を摂取するようにしてくださいね。
就寝前の水分補給には、リラックス効果が期待できる白湯がおすすめ。
白湯を飲むことで眠りに入りやすく、睡眠の質の向上が期待できますよ。
人間の体は普通に生活しているだけで、尿や汗として1日2.5リットルもの水分を排出しているといわれているため、日常的な水分補給がとても大切です。
水には生命維持の他にも、ダイエットや美肌、保水力の向上も期待できます。
成人の場合、1日に1.2〜1.3リットル程度を飲料水から摂取するようにしましょう。
水分補給として飲む場合はカフェインを多く含むコーヒーやお茶、内臓に負担をかける冷たい水は避け、常温の水を飲むことをおすすめします。
水を飲むタイミングで特に意識したいのは、起床時や汗をかいた前後、就寝前です。
一気に大量の水分を飲むのではなく、コップ1杯程度の水を数回に分けてこまめに飲むようにしてくださいね。
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