赤ちゃんやこどものお肌はぷるぷるでもちもちが
当たり前だと思っていませんか?
赤ちゃんやこどもの皮膚は、大人の皮膚よりも薄く
水分を保つ力が強くありません。
そしてこどもは大人よりもたくさん汗をかいたり、
外遊びで土やホコリが付着したり、
赤ちゃんはオムツで蒸れたり、
実は肌トラブルの原因となるものが多くあります。
こどものお肌をぷるぷるに保つには、
清潔に保つことや、乾燥させずに保湿をすることが必要です。
お風呂のときは、シャワーでしっかりと汚れを洗い流し、
ボディソープを泡立てて優しく洗いましょう。
ボディスポンジなどは摩擦が起きてしまうので、
こどもの柔らかいお肌には向いていません。
また、洗いすぎもお肌のバリア機能を低下させるので、
泡を素手で滑らせるようにして洗いましょう。
また、41℃以上の熱いお湯に浸かると、
お肌に必要な皮脂まで落としてしまいます。
皮脂が足りないとバリア機能が低下し、
お肌に水分を留めておくことが出来なくなり、
お肌の乾燥を招くことになります。
お風呂上がりは清潔なタオルで水分を拭き取り、
保湿ジェルや保湿クリームを塗りましょう。
タオルで拭き取るときも、ゴシゴシこすらずに
タオルでお肌を押さえるようにして水分を取り、
お肌に余分な刺激を与えないようにしましょう。
乾燥肌を防ぐためには、お肌の保湿だけでなく、お部屋の加湿も大切です。
お部屋を加湿することで、喉や鼻の粘膜の乾燥も防げるので、
インフルエンザ対策や風邪対策にも有効です。
冷房や暖房でエアコンを使うと、その分お部屋が乾燥してしまうので
加湿器などでお部屋の湿度を保ちましょう。
お洗濯物を部屋干しすることも、部屋の湿度をあげるひとつの方法です。
こどもはたくさん汗をかくので、夏場は特に「あせも」に気をつけたいですね。
あせもは、汗が肌の表面に流れ出ることができず、
汗腺に汗が詰まってしまうことが原因です。
汗をかいたらなるべく早くシャワーで流したり、
タオルやハンカチで拭くことを心がけましょう。
かいた汗をそのままにしているのは一番NG。
服は肌に優しい綿のものや、吸水性の高いものを選んで。
赤ちゃんやこどものお肌を守る保湿剤には様々な種類があります。
■ローションタイプ
化粧水、乳液タイプの保湿剤。
どんなお肌状態にも合う一般的な保湿剤です。
■オイルタイプ
お肌の保湿以外にも、赤ちゃんの鼻や耳の掃除や
おへそのケア、ベビーマッサージにも使えます。
■クリームタイプ
特に乾燥しがちな赤ちゃんやこどもには、
テクスチャが重めのクリームタイプがオススメです。
お子さんの乾燥度合いや肌タイプに合わせて
選んであげてください。
赤ちゃんの肌質には個人差があるので、
低刺激の保湿剤でも肌に合わないこともあります。
体全体に塗る前に、太ももの内側などの
目立ちにくいところで試すと安心ですよ。
こどものお肌を健やかに保つには、紫外線対策も大切です。
ベビーカーに乗るくらいのお子さんは、ベビーカーのフードを活用したり、
ボディ用の日焼け止めを塗るようにしましょう。
ベビーカーのフードを利用する際には
ベビーカー内に熱がこもらないように注意してください。
大切なお子さんのために、安全でお肌に優しいスキンケアを選びましょう。