こんにちは!ドクターリセラの大林です。
エステティシャンの皆さまに役立つ情報をお届けします。
「いつかは自分のサロンを持ちたい」「エステティックサロンのオーナーとして独立したい」といった夢をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
でも、実際にどうやって準備を進めるのか、具体的に何をすれば良いのか迷う方も少なくありません。
サロンオーナーになるには、しっかりとした準備と必要なスキルを身につけることが大切です。
今回は、サロンオーナーになるために必要な資格やスキル、日々の業務や開業時の注意点まで、わかりやすく解説していきます。

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サロンオーナーを目指すには、施術の技術だけではなく、経営者としての幅広い能力が求められます。
ここでは、必要な資格やスキル、知識についてご紹介します。
エステティックサロンを開業するにあたって、法律で定められた必須の資格はありません。
つまり、美容業界の経験がない方でも、理論上はオーナーになれます。
ただし、実際に施術を行う場合や、お客様からの信頼を得るには、関連資格を持っていることが大きな強みになるでしょう。
ここでは、サロンオーナーを目指す方におすすめできる資格をご紹介します。
エステティシャンの代表的な資格は次のとおりです。
【国際エステティック協会(CIDESCO)】
【国際エステティック連盟(INFA)】
【日本エステティック協会(AJESTHE)】
【日本エステティック業協会(AEA)】
これらの資格があることで、お客様に「安心して任せられる」と感じていただくことができ、サロンの信頼性アップにもつながります。
なお、経営者としての知識を深めるには、簿記や中小企業診断士の資格もおすすめです。
また、サロンの広さや設備によっては、防火関連の資格が必要になる場合もあります。
サロンを経営するうえでは、以下のようなスキルや知識も持っておきましょう。
収益を安定させるためには、財務管理や価格設定、経費のコントロールといった基本的な経営能力が必要です。
「なんとなく」では経営は成り立ちません。
悩んだときは、プロに相談しながら二人三脚で経営について考えていくことも可能です。
お客様に選ばれるサロンにするためには、ターゲット層に合わせた集客戦略を立てることが大切です。
SNS、ホームページ、チラシなどを効果的に使い分けましょう。
お客様やスタッフとの良好な関係を築くためには、聞く力・伝える力が重要です。
特に、お客様の悩みをしっかり聞いて、的確にアドバイスできる力が求められます。
サロン運営には、広告表示のルールや個人情報保護法など、さまざまな法律が関係します。
「知らなかった」では済まされないため、基本的な法律知識は事前に学んでおきましょう。

サロンオーナーになるために必要なスキルは、いろいろな方法で学ぶことができます。
例えば次のような方法でサロンオーナーを目指してスキルを身につけることができます。
まずはエステティックサロンで実際に働いて経験を積むという方法です。
現場での接客や施術をとおして、お客様やスタッフの気持ちへの理解を深めることができます。
エステ技術や経営の知識をしっかりと学べるスクールもあります。
開業サポートがついているところもあるので、開業準備をトータルでサポートしてくれるのが魅力です。
金融機関や専門企業が開催するセミナーでは、実践的なノウハウを学べます。
同じ志を持つ仲間と出会える機会にもなるのがメリットです。
本やオンライン講座、最近ではYouTubeなど無料のコンテンツも豊富です。
自分のペースで学べるのが独学のメリットです。
未経験からのスタートを考えている方には、経営の専門家によるサポートを受けながら進める方法もおすすめです。
エステ業界は参入しやすい一方で、競争が激しい世界です。
しっかりと戦略を立てずに開業してしまうと、残念ながら失敗してしまうリスクも高まります。
実際に、短期間で閉店してしまうサロンも少なくありません。
だからこそ、信頼できるパートナーと連携しながら準備を進めることが大切です。
ドクターリセラでは、サロンオーナーの皆さまが安心して開業・経営できるよう、幅広いサポートをご用意しています。
経営の相談から技術面の指導まで、しっかりとバックアップいたします。
研修制度も充実しており、基礎から応用まで段階的に学べるので、未経験の方も安心してスタートできます。
また、ドクターリセラの専売化粧品は、資格を持ったエステティシャンのみが取り扱える高品質な製品です。
施術の効果を高められるだけでなく、物販を通じて収益アップを目指すことも可能です。
通販で購入された場合の還元制度もあるため、売上の安定にも。
お客様の信頼を得ながら、他店との差別化を図ることができます。

サロンオーナーの役割は多岐にわたります。
ここでは代表的な業務をご紹介します。
サロン全体がスムーズにまわるように、売上管理、設備のメンテナンス、在庫管理などを行います。
また、施術スケジュールの調整も大切な仕事の一つです。
新しいお客様を呼び込むために、SNSやブログの更新、キャンペーンの企画などを行います。
口コミを広げるための紹介制度も効果的です。
良いスタッフを採用するだけでなく、技術面や接客マナーの教育も行います。
働きやすい環境づくりや、定期的な研修もオーナーの大切な仕事です。
収益をしっかり確保するための戦略立案や、メニュー開発、価格設定の見直しなども必要です。
税務関係や各種届出も含めて、経営全体を管理するのもサロンオーナーの役割です。

夢をカタチにするためには、開業前の準備がとても大切です。
特に気をつけたいポイントを見ていきましょう。
「誰にサービスを届けたいのか」を明確にしましょう。
例えば、「30代後半~40代の働く女性で、エイジングケアに関心がある方」など、具体的に設定することで、メニューの魅力や広告がぐっと伝わりやすくなります。
周囲のサロンの価格やサービス内容、集客方法をチェックし、自分のサロンの強みを明確にしましょう。
差別化ができないと、価格競争に巻き込まれるリスクが高まります。
個人事業主として開業する際には、税務署に開業届を出す必要があります。
場合によっては保健所への届け出も必要です。
必要な手続きをしっかり確認しておきましょう。
初期費用だけでなく、数カ月分の運転資金も確保しておくと安心です。
売上が安定するまでは時間がかかるもの。
余裕を持った資金計画を立てましょう。
サロンオーナーになるには、エステティシャンとしての技術だけでなく、経営者としての知識やスキルも欠かせません。
資格は必須ではありませんが、身につけておくことで大きな自信と信頼につながります。
ターゲット設定や競合調査、資金計画といった開業前の準備をしっかり行い、運営や集客、スタッフ管理など、さまざまな業務に対応できる力を身につけましょう。
「なんとなく」で始めてしまうと、思わぬ落とし穴にはまってしまうこともあります。
だからこそ、信頼できるパートナーとともに進めていくことが成功への近道です。
ドクターリセラでは、エステティックサロンの開業・経営をトータルでサポート。
経営や施術に関するご相談から、専売化粧品の導入支援まで、幅広い分野でサロンオーナーの皆さまを力強くバックアップいたします。
支援内容や製品にご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
大林 百恵
筆者紹介
2015年からエステティシャンを勤め、これまで500名以上のお客様にカウンセリング・施術を行う。
その経験を活かし、全国のドクターリセラ導入サロンの立ち上げ支援・技術指導を担当。
約360件の取扱いサロンの運営をサポートする。
現在ではドクターリセラ直営サロンの運営アドバイザーとして活躍。