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エステティックサロンの開業の流れを解説!必要な資格や費用についても

  • サロン開業・経営

こんにちは!ドクターリセラでエステティシャンへのお役立ち情報を発信する大林です。

「エステティックサロンの開業を考えているけれど、何から始めてどのように進めればよいのかわからない」という方もいるのではないでしょうか。

初めての開業では、何をすればよいのか分からなくても当然です。

そこで今回のコラムでは、エステティックサロン開業の流れを分かりやすく解説。

必要な資格や費用、成功のポイントなどもお伝えします。

エステティックサロンの開業を検討している方は、ぜひご覧ください。

エステサロン

エステティックサロン開業の流れをご紹介!

エステティックサロンの開業について、計画からオープンまでの流れを順にご紹介します。

①事業計画を立てる

エステサロンの開業で最初に取り組むべきことは事業計画の制作です。

以下の要素を考慮しながら計画を立てましょう。

コンセプトの決定

コンセプトはサロンの方向性や具体的な内容を決める重要な要素です。

以下の要素を明確にしながら、コンセプトを考えましょう。

  • メインターゲットとなるお客様層
  • 他店との差別化ポイント
  • 売りとなるメニュー

独自の強みを持つことで、競合の多いエステティックサロン市場で選ばれる存在になることにもつながります。

ターゲットを明確にしたうえで、ターゲットに刺さる効果的で具体的なメニュー構成やサロンの雰囲気、立地などを考えましょう。

資金計画の検討

開業に必要な初期費用のほか、月々かかる経費、継続的に運営していくために必要な売上・利益、スタッフを雇う雇わないなども検討を。

必要な売上や利益の目途を立てると、提供メニューの価格設定や集客の目標なども見えてきます。

事業計画書の作成

資金調達方法として融資や補助金の申請を検討している場合、詳細な事業計画書が必要になります。

②資金を調達する

エステティックサロン開業時には、初期費用としてまとまった資金が必要です。

開業スタイルによって必要な資金は大きく異なり、例えば物件費用が少なくて済む自宅サロンなら20万〜70万円ほど、テナント物件を借りて開業するなら300万〜600万円ほどが目安です。

具体的な費用は、立地、規模、内装工事の有無や内容、提供するサービスなどによって変わります。

開業資金の主な調達方法は以下の3種類があります。

  • 預貯金などの自己資金
  • 金融機関からの融資
  • 補助金助成金の活用

エステティックサロンの開業にかかる費用や資金調達の方法などはこちらのコラムでも詳しくご紹介しています。

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③物件を準備する

サロンのイメージや運営スタイル、ターゲット層に合わせた物件選びが重要です。

主な選択肢には以下のようなものがあります。

  • 自宅:アットホームな雰囲気で賃料が不要。ただし、生活空間との区別が必要。
  • マンションの一室:店舗利用可能かの確認が必須
  • テナント物件:初期費用や賃料はかかるが、内装の自由度が高い
  • 商業施設内のテナント:集客しやすいが、内装や営業時間に制限がある場合も。

物件決定後は、サロンの雰囲気を演出する内装工事を行います。

物件の種類によって内装工事の範囲が制限される場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

④設備や消耗品を準備する

エステサロンに必要な設備消耗品を準備・調達します。


主な機材・設備

  • エステティック用ベッド
  • エステティック用スツール
  • エステ機器
  • タオルウォーマー・タオルクーラー
  • 消毒機器
  • 椅子・テーブル
  • ワゴン
  • 受付設備
  • レジやキャッシュレス決済用端末  など

衛生用品・消耗品

  • タオル
  • 化粧品
  • ベッドシーツ
  • ガウン
  • スリッパ
  • ティッシュ
  • エステスポンジ
  • 消毒液
  • ドリンク
  • お客様用の収納カゴやハンガー など

エステティックサロンの開業で準備が必要な設備や備品、消耗品については、こちらのコラムでも詳しくご紹介しています。

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⑤必要な届出を行う

エステティックサロンを営業するための届出はありません

ただし、以下の届け出が必要な場合は忘れずに行いましょう。

  • 個人事業主として開業する場合:「開業届」の提出
  • シェービングまつ毛パーマなどのメニューを提供する場合:「理容所」「美容所」の届出

エステティックサロンの開業に必要な資格は?

エステティシャンには資格がなくてもなれますし、エステティックサロンを開業するために必須となる資格は特にありません。

しかし、資格は一定の技術や知識があることの証明ですから、資格取得は技術の向上や顧客からの信頼獲得につながります。

エステティシャンの認定資格などは、ぜひ取得を検討しましょう。

なお、特定のメニューによっては個別の資格が必要な場合もあるため、注意しましょう。

例えば、まつ毛パーマやまつ毛エクステンションメニューを提供する場合は美容師資格が、顔の産毛シェービングメニューを提供する場合は理容師資格が必要です。

ドクターリセラでは、プロのエステティシャンを養成するエステティックスクールDr.RecellaAcademy”を運営しています。

トリートメントの基礎からエステティックの本質の追求まで段階的なカリキュラムをご用意しており、未経験からでも、プロの技術の習得が可能です。

既定の講習を修了された方には、認定ディプロマを発行していますので、「一から技術を学びたい」「技術に自信をつけたい」という方は、ぜひ受講を検討してみてくださいね。

その他おすすめの資格や取得方法などは以下のコラムで詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

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※別途ディプロマ発行費用:11,000円(税込)

エステティックサロンの開業を成功させるために

エステのタオル

エステティックサロン開業を失敗なくスムーズに進めるために、以下のポイントを押さえておきましょう。

コンセプトとターゲットを明確にする

コンセプトターゲットを明確・具体的にすることで、サロンの方向性やサービス内容をターゲットとなるお客様にぴったり合うものにできます。

「誰でもいいから来てほしい」というあいまいな方針では、価格競争になってしまいます。

具体的なペルソナを描き、そのニーズに応えるサロンづくりを心がけましょう。

集客を工夫する

近年は、インターネット広告SNSを活用した集客が主流になりつつあります。

「お客様がエステティックサロンを選ぶ際にどんな情報を知りたいか」を意識して、投稿しましょう。

こちらも、ターゲットを明確にすることでターゲットに合わせた集客ツールや内容が見えてきます。

資料ダウンロード

こちらのコラムでも、エステティックサロン開業のコツやよく見る失敗の原因などを解説しています。

開業準備の前にぜひご覧ください。

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エステティックサロン開業の流れを知ってスムーズな開業を!

エステティックサロン開業の流れは、「①事業計画を立てる ②資金を調達する ③物件を準備する ④設備や消耗品を準備する ⑤必要な届出を行う」の5ステップです。

エステティックサロン開業に資格は必須ではないものの、認定資格などを取得すると技術や信頼性が高まりますよ。

具体的なメニューや価格、集客方法などを決定し、サロン独自の強みをつくるためには、まずはコンセプトとターゲットを明確にすることが大切です。

開業の流れを知ってそれに沿った計画を立て、スムーズに開業を進めましょう。

ドクターリセラならではのサポート体制や製品については、ぜひお問い合わせください。

化粧品を通してサロン経営をサポートいたします。

大林 百恵

筆者紹介

2015年からエステティシャンを勤め、これまで500名以上のお客様にカウンセリング・施術を行う。
その経験を活かし、全国のドクターリセラ導入サロンの立ち上げ支援・技術指導を担当。
約360件の取扱いサロンの運営をサポートする。
現在ではドクターリセラ直営サロンの運営アドバイザーとして活躍。

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