こんにちは!ドクターリセラでエステティシャンへのお役立ち情報を発信する大林です。
念願のエステティックサロンを開業したものの、経営がうまくいかず、エステティックサロンを閉業してしまうという方も多いです。
そもそも、なにが原因で廃業に追い込まれてしまうのでしょうか。
今回は、エステティックサロンの開業が失敗する原因についてお話します。
エステティックサロン業界の現状や開業を成功させるコツなどもご紹介しますので、ぜひご覧ください。
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エステティックサロンを開業するには、とくに資格などは必要ありません。
そのため、資金や技術があればだれでもエステティックサロンを開業することができます。
しかし、エステティックサロンは開業のハードルが低い一方で、経営に失敗して廃業してしまう店舗も数多くあるのが現状です。
エステティックサロンの廃業率は、開業1年以内が60%、3年以内は90%、10年以内は95%といわれているように、非常に厳しい業界でもあります。
さらに、近年は新型コロナウイルス感染症の流行による休業要請やエステティックサロン離れなどにより、業界全体の売上は低下傾向にありました。
株式会社東京商工リサーチの調査によると、エステティックサロンの休廃業または解散は、2020年から2023年の3年連続で100件以上に。
中でも、過去最多となったのが2022年の116件です。
なお、2023年1〜2月は11件のエステティックサロンが倒産しており、そのうち販売不振による倒産が90%以上となっています。
エステティックサロンの開業が失敗してしまう原因はいくつかあります。
詳しく見ていきましょう。
エステティックサロンはコンセプトが非常に重要です。
コンセプトがあいまいだったり、わかりづらかったりすると、お客様に魅力を効果的にアピールすることができない上、魅力や他店との違いが伝わりません。
また、コンセプトをしっかり確立していないと、ターゲットとすべきお客様を絞り込めないでしょう。
そのため、ターゲットにあわせたベストな集客ができず、お客様の集客も見込めません。
エステティックサロンを開業するということは、経営者として資金の管理を徹底する必要があります。
経営者としての自覚を持ち、損益の管理や在庫管理をしっかり行いましょう。
資金管理が疎かになると、開業時に発生した初期費用が回収できなかったり、賃料や光熱費、人件費など固定で発生する運転資金が足りなくなったりすることも。
エステティックサロンはリピーターをいかに増やすことができるかが、経営を大きく左右します。
新規のお客様を集客するには、非常にコストがかかります。
そのため、リピート率が低く新規集客にばかり費用や時間をかけていると、売上の安定は見込めないでしょう。
お客様はエステティックサロンに非日常や癒しを求めていらっしゃいます。
エステティックサロンの内装が素敵ではなかったり、生活感を感じさせるものだったりすると、お客様は心からくつろぐことはできず、「また来たい」とは思っていただけないでしょう。
また、エステティックサロンでは美容機器などの設備も重要なポイント。
美容機器は高額なため、エステティックサロンのコンセプトやメニューにあっていないものを選んでしまうと、経営に大きな打撃を与えます。
施術内容やサービスに対して価格が適正でない場合、リピート率はなかなか上がりません。
エステティックサロンの価格設定が高すぎると、お客様の集客は難しくなります。
一方で、低すぎると利益は出ない上、エステティックサロンの価値を下げてしまう原因にもなります。
エステティックサロンの開業を成功させるには、次のポイントをおさえることが大切です。
まず、エステティックサロンのコンセプトを明確にしましょう。
コンセプトを確立することで、ターゲットとなるお客様の年齢層や家族構成、価値観などが見えてくるため、ターゲットにあわせたPRや集客方法が行えます。
また、経営を成功させるには利益を出すことが必須。
価格設定を適正にするのはもちろん、損益管理を徹底する、初期費用を抑えるなど、経営者としてお金の管理をしっかり行いましょう。
そして、内装などはコンセプトにあわせて、生活感のない癒し空間に仕上げます。
インテリアだけでなく、不快感につながる音や匂いなども対策をして、お客様が心からくつろげる癒し空間に仕上げることがポイントですよ。
なお、エステティックサロンの開業を成功させるには、リピート率を上げる必要があります。
技術の向上はもちろんですが、お客様とコミュニケーションをとり、「また来たい」と思ってもらえるように安心感や信頼を得ましょう。
また、エステティックサロンの経営では、物販も大きな売上の一つ。
化粧品の販売でも利益を確保できるよう、質の高い製品選びを行いましょう。
化粧品をご購入いただくことで、施術時間はそのまま、お客様のお一人あたりの単価をアップさせることが可能です。
化粧品は消耗品でもあるため、肌変化を実感していただければ定期的にご購入いただくことができ、継続的な売上も見込めます。
施術以外の部分で利益が出ることは、経営を行なっていく上でのリスクヘッジにもつながりますよ。
無添加にこだわり、安心・安全で結果を追究し続けるドクターリセラの化粧品は、全国のエステティックサロンのオーナーに選ばれています。
お客様ひとりひとりのニーズから、よりよい選択とケアを提供することが、サロン運営を成功させるコツでもあります。
個別開催している無料オンライン相談会は、メニュー提案、他サロンの成功事例など、各エステティックサロンの状況に併せた提案が可能です。
まずは、以下よりお問い合わせください。
エステティックサロンの廃業率は、開業1年以内が60%、3年以内は90%、10年以内は95%といわれているように、非常に厳しい業界です。
エステティックサロンの開業が失敗してしまう原因は、主に次のようなものがあります。
エステティックサロンの開業を失敗しないためには、コンセプトを明確にし、ターゲットにあわせたPRや集客方法が行いましょう。
また、利益が出るよう資金管理するのはもちろん、お客様がくつろげる空間づくりや、リピート率を上げるためにお客様とコミュニケーションをしっかりとることも大切です。
質の高い製品選びを行い、施術以外の部分での利益を確保することも、エステティックサロン経営成功のポイントの一つですよ。
ドクターリセラならではのサポート体制や製品については、ぜひお問い合わせください。
化粧品を通してサロン経営をサポートいたします。
大林 百恵
筆者紹介
2015年からエステティシャンを勤め、これまで500名以上のお客様にカウンセリング・施術を行う。
その経験を活かし、全国のドクターリセラ導入サロンの立ち上げ支援・技術指導を担当。
約360件の取扱いサロンの運営をサポートする。
現在ではドクターリセラ直営サロンの運営アドバイザーとして活躍。