
こんにちは。
美容経験約28年 ドクターリセラ高田珠江です。
前回、「私が体験した事実!肌のために、知ってほしい3つのこと①」
後天性アレルギーは誰でも起こる?!をお伝えしました。
今回のテーマはその続き
「私が体験した事実!肌のために、知ってほしい3つのこと②」
ヘアカラー剤にはご注意を・・・です。
私の皮膚炎の原因は、「刺激性接触皮膚炎」と「後天性のアレルギー性接触皮膚炎」だったわけですが、もう少し詳しくお伝えすると、
ヘアカラー剤による「刺激性接触皮膚炎」と合成香料による「後天性のアレルギー性接触皮膚炎」が起こっていました。

特に注目は、ヘアカラー剤による「刺激性接触皮膚炎」です。
こちらは一度発症すると、落ち着いたと思っても、体内の免疫が覚えている限り、その要因になる物質(成分)を塗布すると、また同じ症状を発症する可能性があります。
これが続くと、アレルギーと診断されることもあります。
では、何がこのような症状を起こすきっかけになっているのでしょうか?
ヘアカラー剤は、ヘアカラーリング剤(これ以降「ヘアカラー剤」)と、一般的に呼ばれており、髪を染めるための製品の総称です。
種類は、大きく分けると5種類あります。
1,永久染毛剤/酸化染毛剤 (医薬部外品)
2,永久染毛剤/非酸化染毛剤(医薬部外品)
3,脱色剤・脱染剤 (医薬部外品)
4,半永久染毛料 (化粧品)
5,一時染毛料 (化粧品)
この中の、『1,永久染毛剤/酸化染毛剤 (医薬部外品)』が注意すべき製品としてお伝えいたします。

『酸化染毛剤』は、染毛成分が毛髪内に浸透することによって毛髪を染める製品であり、ヘアカラー、ヘアダイ、白髪染め、おしゃれ染め、アルカリカラー等と呼ばれている製品にあたります。
『酸化染毛剤』は、他のヘアカラー剤に比べ、色落ちが少なく長期間効果が持続する事、また、染毛成分の違いにより明るい色にも、暗い色にも染めることができる等の特徴から、ヘアカラー剤の中で最も広く使用されている製品といわれています。
その一方で、主成分として『酸化染料』が含まれており、この『酸化染料』という物質は、アレルギー性接触皮膚炎を引き起こしやすい物質でもある。
と、2015年消費者庁にて「消費者安全法第23条第1項の規定に基づく 事故等原因調査報告書/毛染めによる皮膚障害」として、文章で記載があります。

【酸化染毛剤に配合できる物質のうち、酸化染料の役割を果たす代表的な物質】
・パラフェニレンジアミン(PPD)
・メタアミノフェノール
・パラアミノフェノール
・トルエン-2,5-ジアミン 等
また、同じ調査報告書には、
「毛染めによって起こる疾患は主に皮膚炎であり、かぶれとも呼ばれる。
また、皮膚炎だけではなく、まれにアナフィラキシーが起こることもあるともある」
と記載があることにより、ヘアカラー剤(特に酸化染料)は、非常に刺激が強く、注意が必要な成分であることが分かります。
世の中にはヘアカラーをしても、まったく問題ない方もおられると思いますが、「肌が荒れた」「かゆみが出た」「赤くなった」「ただれた」等、症状が少なからず出た方もいるのではないでしょうか?

もしそういう方がおられたるのであれば、今回お伝えすることを参考に、一度症状が出たであろう製品が、どのような種類のヘアカラー剤なのか、どんな成分が入っているのか、
調べてみてもよいかもしれませんし、美容室で染めてらっしゃる方は、美容室の方へどんな製品を使っているのか、確認や、ご相談してもよいのではないでしょうか?
以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回のテーマは、最終章
「私が体験した事実!肌のために、知ってほしい3つのこと③」
として、
「初期症状の段階が重要!」をお伝えいたします。
高田 珠江でした。