12月に入り、季節は本格的な冬を迎えました。
そうなると食べたくなるのが...鍋!
鍋は、冬を元気に過ごすために必要な栄養をバランスよく摂取しやすい上に簡単に作れる冬の定番メニューです。
そこで今回は、鍋が美味しい季節の今知りたい、鍋が美容・健康に良い理由と注意点や美容・健康への効果を更に高めるポイントについてご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
1つ目は、栄養をバランスよく摂取できること。
鍋は、お肉や野菜、豆腐から摂取できるたんぱく質やビタミン、ミネラル、〆の雑炊やラーメンで摂取できる炭水化物まで、様々な種類の栄養素を1食で摂取できます。
また、一部の水溶性の栄養素は、調理の過程で溶けだしてしまうこともありますが、鍋なら汁ごと美味しくいただけるため、これらの栄養素も上手に摂取できます。
ですが、美味しいからといって食べ過ぎたり汁を飲みすぎると、かえって太ってしまったり、塩分過多でむくみに繋がることもありますので適量を意識してくださいね。
2つ目は、代謝アップに期待ができること。
冬は、どうしても体が冷えやすくなってしまうもの。
冷えは代謝の低下、血行不良、むくみ、肌荒れなど様々なトラブルを招きます。
そんなこの季節に鍋を食べると、体が温まり、代謝が上がるため、上記のようなトラブルの改善やダイエットに効果が期待できますよ。
より高い効果を得たい方は、今回のレシピに含まれているカブや大根、生姜などといった冬が旬の野菜がおすすめ。
旬の野菜には、その季節をより良く過ごすための効能を持つものが多く、冬野菜の多くは体を芯から温める効果があるので、積極的に取り入れてみてくださいね。
健康に良い鍋を作るためのポイントを3つご紹介します。
今回のレシピ、「豚バラ肉の豆乳鍋」は、もちろんこれから紹介する3つのポイントを押さえていますが、他のレシピで作る際にも取り入れられる内容ですのでぜひご活用ください。
たんぱく質は筋肉や内臓などを構成する、健康に不可欠な栄養素の一つ。
他にも、肌や髪を美しく保つ役割も担っています。
そんなたんぱく質が不足すると体内の細胞がうまく働かなくなり、新陳代謝が滞ったり、肌荒れや筋肉の衰えなど、様々なトラブルの原因となります。
そんなたんぱく質は、大きく以下の2種類に分けられます。
低カロリーでヘルシーなうえに、ビタミンやミネラル、食物繊維など、栄養素が豊富なきのこ。
中でも、強い骨や免疫をサポートするビタミンDが含まれていることが嬉しいポイント。
ビタミンDは食品や日光によって作られますが、冬は日照時間が少ないため、特に食品から摂取することを意識する必要があります。
しめじやえのき、しいたけ、まいたけなど、きのこは鍋にうまみも足してくれますよ。
緑黄色野菜は、肌や髪の健康や免疫機能をサポートしたり、老化や肌荒れを防ぐ抗酸化作用など、様々なパワーを持ち合わせています。
緑黄色野菜には、水菜や春菊、ほうれん草、ニラなど鍋にぴったりの野菜もたくさんありますので、ぜひ取り入れてみてください。
■材 料(4人分)
豚バラ肉:400g
白菜 :3~4枚
しめじ : 1パック
えのき: 1パック
カブ:2個
春菊:1/3束
【A】
水 : 720cc
豆乳 : 720cc
しょうゆ: 大さじ3
1.具材をすべて食べやすい大きさに切る。
2.鍋の中で【A】を混ぜ合わせる。
3.白菜、カブ、しめじ、えのきの順番で加え、野菜に火が通るまで煮る。
豚バラ肉と春菊は火が通りやすいので食べる直前に加える。