こんにちは!美と健康をサポートするリセラテラスの松本です。
寒くなるにつれて「太った」と思ったことはありませんか?
実は冬に太る原因のひとつは「むくみ」かもしれません。
また、むくみ以外にも冬は寒いので運動量が減ったり、おいしい料理やお酒、甘いスイーツなどを食べて摂取カロリーが増えたりしがちなのも冬太りの原因となっています。
今回は、そんな嫌な冬太りの原因をさらに詳しくご紹介し、冬太り解消法もお伝えします。
冬もすっきりとした体で過ごしましょう!
目次
冬太りをしてしまう原因にはどんなものがあるでしょうか?
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
冬太りの大きな原因は「むくみ」にあるといえます。
なぜ冬は「むくみ」が起こりやすいのでしょうか?
通常、むくみは水分過多や血行不良、塩分のとりすぎ、ミネラル不足、運動不足などが原因で起こります。
冬の「むくみ」には、塩分や糖分が大きく関係しています。
体には、体内の塩分や糖分の濃度バランスを一定に保つ機能がありますので、塩分や糖分を多く摂取するさらに水分を抱えこみ、塩分や糖分の濃度を下げようとします。
冬は暖かい季節に比べて体内の水分が出ていきにくい季節です。
飲食などで取り込んだ水分が体内にたまってしまうのです。
ただの水ではなく食事や味付きの飲み物からとる水分は、糖分や塩分を多く含んでいますね。
特に冬は味の濃いものを欲します。
そうすると、体内の塩分や糖分の濃度を薄めようとしてさらに水分を体内に溜め込むことになります。
このむくみを放置しておくと、脂肪よりも厄介なセルライトになってしまい、結果冬太りになってしまうのです。
また、むくみにより抱え込んだ水分が、血管やリンパ管を圧迫することで血流を悪くし、セルライトの蓄積を悪化させてしまいます。
寒い時期はどうしても外出を控えてしまったり、部屋にいても身体を動かすのが億劫になり、運動をする機会が減ってしまいがちです。
その割に、冬は基礎代謝量は高くエネルギーを消費しますから、食べたり飲んだりする活動は盛んになります。
しかも、鍋などの美味しい料理やケーキなどの甘いデザートを食べる機会も増え、ついついいつもより多めに食べてしまいます。
また、年末などには飲酒の機会が増え、仕事も詰め込みがちになります。
お酒の飲みすぎや運動不足、睡眠不足などによって、むくみやすくなったりカロリーを消費できなかったりするのです。
その結果消費カロリーより摂取カロリーのほうが多くなり、冬太りしてしまいます。
冬に太ってしまうと感じる人は多いですが、実は冬は基礎代謝が上がり、瘦せやすい時期なのです。
冬に瘦せやすい理由と、冬太りの効果的な解消法をご紹介します!
冬は代謝が落ちて太りやすいと思う方も多いかもしれませんが、体が冬支度を始める秋に比べて冬は、実は基礎代謝量が高いのです。
冬は気温が低く、身体が冷えがちです。
身体が冷えると基礎代謝が落ち、脂肪を燃焼させる働きが弱まって、内臓の働きを守るために皮下脂肪が溜まっていきます。
また、運動量が減ると筋肉量も低下していきますので、筋肉の代謝が落ち消費エネルギーが減ります。
ただでさえ太りやすい条件の揃った冬は、「ダイエットするにはあまり向かない季節なのでは?」とお思いの方も多いでしょう。
しかし、実は冬の方が夏に比べて基礎代謝が高く、筋肉を動かすことによるダイエット効果が期待できる季節なのです。
それは、人の「ホメオスタシス(恒常性)」という働きにヒントがあります。
「ホメオスタシス(恒常性)」とは、生体がその内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする働きのことです。
冬は外気温が低いため、内臓や筋肉などの組織を寒さから守り生命活動を維持するのにより多くのエネルギーを必要とします。
そのため、体温を下げないようにたくさんの熱=エネルギーを発生させる必要があるのです。
これはつまり、基礎代謝量が増えるということです。
そのため、「冬は太りやすい」と思いがちですが、実は「脂肪を燃焼しやすい=痩せやすい」季節なのです。
少し身体を動かすだけでも、冬は夏より多くのエネルギーを必要とするため、ダイエット効果が高まるのです。
冬太りを解消するためには次のような方法があります。
ぜひ、やってみてください!
冬太りの原因のひとつであるむくみの解消には、まず体を温めることから始めましょう。
体を温めると血行が良くなり、代謝が向上してむくみ解消や脂肪燃焼に効果的です。
まずはカイロを使って首の後ろ、お腹、尾てい骨の少し上を温めましょう。
お風呂はシャワーだけで済ませるのではなく、湯舟に浸かったり半身浴をすると効果的に身体を温めることができます。
また、生姜やニンニク、ニラなどは身体を温め血流をよくしてくれるので、内側から代謝が活発になり脂肪が燃焼しやすくなりますよ。
体を温めても味が濃い物ばかり食べても血中の濃度が下がらないのでむくみは解消されません。
むくみを解消する栄養素を含むものを食べましょう。
例えば、カリウムは塩分を体外に排出するのを助けてくれます。
カリウムを多く含む食材には、アボカド、バナナ、ほうれん草、かぼちゃ、いも類(特に里芋)などがあります。
また、レモン、ライムなどの柑橘系、キウイ、イチゴ、じゃがいもなどに含まれるクエン酸は、体内の老廃物を分解、排出するのを助けます。
ナッツ類、モロヘイヤ、うなぎなどに含まれるビタミンEや、大豆やごぼうなどに含まれるサポニン、赤身魚や豚ヒレなどに含まれるビタミンB6もむくみ解消効果が期待できます。
ナッツ類や緑黄色野菜は抗酸化作用があるので、代謝が下がって脂肪の燃焼を妨げるのを防ぐ効果もあります。
さらに、たんぱく質を積極的に摂るのも脂肪燃焼に役立ちます。
たんぱく質は筋肉の成長や活動を促し、その筋肉が脂肪の燃焼をサポートしてくれるのです。
食事だけで必要な量のたんぱく質を摂ることは難しいかもしれませんが、その場合はプロテインも使ってたんぱく質を摂取しましょう。
ただ、これらの食材に効果があるからといって摂りすぎるのはかえって体に悪い影響を及ぼすこともあるので、バランスよく摂取しましょう!
筋肉は血流を送るポンプのような役割を持っています。
なので筋肉量が少ない女性の方が男性よりもむくみを起こしやすいのです。
ウォーキングやジョギング、階段の上り下りなど下半身を使う運動を行いましょう。
特に下肢の筋肉を積極的に動かすことで末端の血流を促す筋肉量がアップし、むくみが改善されやすくなるのです。
また下半身の筋肉によるエネルギー代謝がアップすることで、普段からむくみが起きにくい体作りをすることが可能です。
ストレッチは血流を改善し、老廃物の排出を促すことができます。
ストレッチをすることで柔軟性のある”むくみにくい体”になり、ダイエット効果も期待することができます。
オフィスや飛行機、新幹線などで座りっぱなしの時におすすめのストレッチがあります。
椅子に浅く腰かけた状態で、まずは両足のつま先を上げます。
いったん戻したら次は両足のかかとを上げます。
このストレッチを10回ほど繰り返すことで血流が良くなります。
これと合わせて足の指先をグーパーさせるストレッチをすると、冷え性を緩和することができます。
体内の水分バランスを取ることが大事です。
むくみの原因は水ですが、塩分や糖分を含まない水を飲むことでむくみが取れることがあります。
冷たい水は内臓を冷やし、肝臓にも影響するので常温、もしくは白湯であることが大事です。
白湯は深部体温を高め、血液の循環の改善、老廃物の排出を促します。
むくみはもちろん、便秘解消や冷え性の改善にも効果があります。
白湯の適温は40度〜70度程です。
体温より少し熱めというのが目安ですね。
白湯を作るときに水道水をそのまま使う方は注意してください。
水道水には塩素や不純物が含まれているため、一度沸騰させる必要があります。
少し手間はかかりますが、効果的に白湯を飲むには大切なことです。
右耳の前後を右手の人差し指と中指で下向きにマッサージをしてください。
首のほうへリンパを流すイメージです。
左も同様に行うことでむくみの解消に繋がります。
他には顔のむくみを流すイメージでマッサージしましょう。
ゴールは耳の後ろ、鎖骨の上です。
顎も頬もおでこも、まずは耳のほうへ余った水分を流すように持っていきます。
そして、耳から首、そして鎖骨の上の真ん中のほうへ送っていきます。
また、首には大きな動脈があります。
首のあたりがガチガチに硬い方は、全身への血流が妨げられている可能性があります。
最初は優しくほぐすようにして、首回りや鎖骨周辺のゴリゴリを取ってあげると全身のリンパや血の巡りが良くなります。
冬太りの大きな原因は、むくみと運動量の減少です。
冬はクリスマスや年末年始などいろんな行事があり、外食で味の濃い物や、糖分が多い食べ物を食べる機会が増えると思います。
むくみに加えて、運動量が減って摂取カロリーが増えることで脂肪も増えやすくなるので注意してください。
もちろん楽しむのも良いですが、体のこともきちんと考え、できるだけ負担のないようにしたいですね。
冬太りを感じたら、まずはむくみを取ることを意識するだけで体をスッキリさせることができます。
また、普段からむくみにくく太りにくい体づくりをすることで冬太りを解消することも可能です。
まずは身体を温め、適度な運動をし、食生活を改善するという、3つの習慣を意識しましょう!
ストレッチやマッサージも効果的ですので、ちょっと時間がある時にやってみてくださいね。
健康を目指してきれいな身体を手に入れましょう!
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