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体脂肪率はいつ測る?ベストな時間や正確に測定するポイントも

こんにちは!美と健康をサポートするリセラテラスの松本です。

みなさんは体重はあまり変わっていないのに、測る時間帯によって体脂肪が大幅に変わるなんて経験はありませんか?

体重に対する脂肪の割合を表す「体脂肪率」。

体脂肪は美容や健康にとって悪だと思われがちですが、低ければ低いほど良いというものではありません

実は、体温や筋力量の低下を防ぐためにある程度必要な要素なのです。

健康管理やダイエットをする際は、体脂肪を正しく測定することが大切。

そのためには測定する時間がポイントで、朝と夜でも結構変わってくることがよくあります。

では、一体どの時間帯に測るのが正確なのでしょうか。

今回は体脂肪を測るベストな時間帯や、体重計・体組成計で正確に測るポイント、誤差が出る要因についてご紹介していきます。

女性とメジャー

体脂肪率はいつ測るべき?同じ時間の測定がポイント

体脂肪率は入浴、運動、食事の前後などでも違いますし、その時の水分量などでも違います。

そのため、毎日同じ時間に体重計や体組成計で測ることが重要となります。

測定を習慣にして、続けてみましょう。

体脂肪率の測定におすすめの時間帯や、避けたほうがいい時間帯をそれぞれ見ていきます。

おすすめの時間は入浴前

おすすめしたいのが入浴前の計測です。

夕食を食べてしばらくしてから入浴する場合、入浴前は体内の水分状態が安定している可能性が高いタイミングです。

また体脂肪率を算出する際には、体重が使われるため、軽装で測ることが正しい計測につながります。

それを踏まえても、衣服を脱ぐ、この入浴前のタイミングが特におすすめなのです。

ただし、食事や運動をしてすぐ入浴される場合は入浴前でも計測は避けたほうがいいでしょう。

避けたほうがいい時間は食後や運動直後など

体脂肪率は、体内の水分代謝に大きく影響を受けます

運動して汗をかいたら体脂肪の数値が上がり、水分を摂ると数値が下がると言われています。

また、体温に大きな変化がある時も避けたほうがよいでしょう。

体脂肪率の測定を避けたほうがいいタイミングは、具体的には下記の場合です。

  • 起床直後
    →起き上がることで体内の水分が全身に移動するため
  • 食後
    →血液の流れが活発になることにより体内の水分状態が変動するため
  • 運動直後
    →発汗や食後と同様に血流の量が増えることにより、体水分の状態が変動するため
  • 入浴・サウナ後
    →こちらも運動直後と同様
  • 気温低下や低体温時
    →体温が低下することで血管が収縮し、体の水分状態が変動するため

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体脂肪率を正確に測るポイントは時間以外にも!

市販されている家庭用の体脂肪計や体組成計のほとんどは、インピーダンス法という測定法を用いて測定されます。

インピーダンス法とは、体に流した微弱な電流の流れにくさを測り、そのデータを年齢、性別、体重ごとに調べた体脂肪率のデータと照合することによって体脂肪率を出す方法です。

体脂肪計や体組成計を使う際になるべく正確な数値を測定できるよう、ポイントをおさえておきましょう。

性別、年齢、身長のデータを正確に入力する

測定を行う際に、性別、年齢、身長のデータが間違っていると測定結果に不備がでます。

年齢もそうですが、性別が間違っていると体脂肪率が変わってくるので、データは正確に入力しましょう。

平らで硬い床の上で計測しよう

計測する場所にも注意しましょう。

必ず平らで硬い床の上に体脂肪計や体組成計を置いて測ってください。

畳などの上では安定しないため、正確に測れません。

また、測定前に体脂肪計や体組成計の表面と足の裏をキレイにしておきましょう。

ごみの付着や、足裏の乾燥などによって電流がうまく流れず、誤差が生じてしまいます。

足裏はウェットティッシュで拭くのがおすすめです。

測定する時の服装は裸や軽装で

体脂肪を測る時は、できれば裸で測定するほうがより正確な数値になります。
服を着ていると電気が通りにくく、体脂肪率が多く表示されてしまいますのでご注意ください。

裸で測定するのが難しい場合は薄手の服で測るようにしましょう。

毎日なるべく同じくらいの重さの服で測定するのが大切です。

体脂肪率の誤差があるのはどんなケース?

体重計

体脂肪計や体組成計で測定した体脂肪率はあくまで一般的なデータから推定した値なので、当然誤差が生じます。

計測するタイミング以外で、体脂肪率に誤差が出るケースをご紹介します。

体内の水分量に差がある場合

体脂肪を測れる体重計のほとんどは、体に微弱な電流を流します。

そのため、体内の水分量に体脂肪は左右されます。

水分は電気を通しやすく抵抗値を弱める要因となるため、体内の水分量や水分の分布、血流量の変化が体脂肪率に影響を与えます。

つまり、体に水分がたくさんあると、電気が通りやすくなり、体脂肪率が下がるのです。

なので、入浴後や食事の後には体内に水分が蓄積されるので体脂肪率は下がるのです。

生理中は体内から水分が排出されるため、体脂肪率は上がります。

また、日々体脂肪率をチェックされている方の中には、入浴後に体脂肪率が減って喜ばれる方がいらっしゃいますが、入浴後の体脂肪率減少は体脂肪が減った訳ではないのです。

実はこれ、足裏が湿ったままで計測していることが原因なんです。

上記でも記載したとおり、体内の水分が多いと電気が通りやすくなり、電気抵抗値が下がり、筋肉量が多くなると算出されます。

足裏が湿っているということでも同様のことが起こります。

基準的な体型でない場合

基準的な体型とは異なる場合は体脂肪計や体組成計の精度が低くなってしまう可能性があります。

例えば、このような体型の人は正確に測定しにくいかもしれません。

  • 身長が高く脂肪もそれなりにあるが、筋肉量が少なく体重が軽い人
  • 体重が重いけど筋肉質で脂肪が少ない人

測定する機器によって、データや、抵抗値から体脂肪率を推定する計算式が異なります。

むくみがある場合

何らかの原因でむくみが生じている場合は、計測される体脂肪が実際よりも低くなります。

ちなみにむくみが生じる原因としては、以下の項目が挙げられます。

  • 長時間同じ姿勢でいる
  • 内臓疾患
  • 筋肉の衰え
  • 塩分の摂りすぎ
  • 自律神経の乱れ
  • アルコールの摂取

体脂肪を測る前にむくみを解消するようにしましょう。

リンパマッサージや普段からの習慣でむくみを解消することができます。

むくみを放置すると老廃物をため込んでしまうことにもなるので、日々解消させておくようにしましょう。

体脂肪率をいつ測るか時間を決めて毎日の健康管理を

体脂肪率は体内の水分量などによって変動するため、体脂肪を測る時は「毎日同じ時間、同じコンディション」で計測するよう心掛けましょう。

おすすめの測定タイミングは、入浴前。

反対に、起床直後や食後、運動直後や入浴・サウナ後、気温低下や低体温時などの測定は避けたほうがいいでしょう。

正しい数値の体脂肪率を測るには、体脂肪計や体組成計に入力するデータは正確に入力し、平らで硬い床の上で機器を使用しましょう。

また、測定する時には裸か軽装がおすすめです。

それでも、体内の水分量や体型、むくみといった原因によって体脂肪率に誤差が出る場合もあります。

むくみなど、解消できるものはなくしてから測定するようにしましょう。

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WRITER
マーケティング部副部長
松本 しのぶ

美容業界歴24年 2013年ドクターリセラ(株)入社。直営エステ事業部・広報部・品質保証部を経て、現マーケティング部にて【公式HP】【リセラテラス】を運営。プライベートは5人のまごのグランマ。

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