2021.10.05

生理と体脂肪率には深い関係が!生理不順の理由や理想の体脂肪率も

こんにちは!美と健康をサポートするリセラテラスの松本です。

皆さんはダイエット中に、体重だけではなく体脂肪率も意識していますか?

実は、短期間で体重や体脂肪を減らし過ぎてしまうと、生理が止まるなど「生理不順」を起こす可能性が非常に高くなり、最近では行き過ぎたダイエットで苦しむ人も増えてきています。

今回は、生理と体脂肪率の関係について解説します。

体脂肪率が低すぎると健康や美容にどんな影響があるのかも紹介するので、ぜひチェックしてくださいね。

体脂肪とは?理想の体脂肪率もチェック

体脂肪と聞くと美容や健康にとって悪だと思われがちですが、本来は人間が生命維持するために必要なものなのです。

そもそも体脂肪とはどんなものなのか、体脂肪率の理想値の考え方もあわせて確認していきましょう。

体脂肪とは?

体脂肪とは身体に蓄えられた脂肪のことで、大きく分けると「皮下脂肪」と「内臓脂肪」の2種類があります。

体重に対する脂肪の割合を「体脂肪率」という数字で表します。

最近の体重計には、体重の他に体脂肪率まで測ってくれる製品も増えていますよね。

体脂肪には以下のような働きがあり、人間の生命活動に欠かせないものなのです。

  • 保温保持機能として働き、保った熱を逃さない
  • 内臓を正しい位置に保ち、衝撃から内臓を守る
  • エネルギー源として蓄えられ、不足した場合にはエネルギーの補給として使われる

体脂肪率の理想値って?

体脂肪率は、年齢や性別によって異なります。

体脂肪率の目安は、男性は10~19%、女性は20~29%だといわれています。
この数値を超えると肥満となります。

健康と見た目の美しさを両立したい女性に対して基準にしてほしい理想値は22~23%といわれています。

美ボディを目指すのであれば、20%台前半を維持できるように自己管理しましょう。

生理と体脂肪率にはどんな関係がある?

生理中に体脂肪が増えたという経験がある人も多いのではないでしょうか。

体脂肪率が増えたらすぐにダイエットしなければ!と思うかもしれませんが、実は生理中に体脂肪率が増えるのは当たり前のことなんです。

反対に体脂肪率が低すぎると生理不順になることもあり、生理と体脂肪率には深い関わりがあります。

生理中の身体と体脂肪率の関係性について見ていきましょう。

生理中は体脂肪率が増える傾向に

生理中の身体は、女性ホルモンのバランスが変化する時期。

黄体ホルモンの分泌量が増えることで、お腹が空きやすくなったり、甘いものが食べたくなるのです。

また、赤ちゃんを迎える準備のために身体に水分や栄養を蓄えやすくなっているタイミングでもあります。

そのため、むくみやすくなり身体の水分量や体脂肪率が増加しやすくなります。

生理によって運動量が少なくなってしまうのも、生理中の体重や体脂肪率が増加する原因の1つでしょう。

生理中に体重が増加するメカニズムや、体重増加を防ぐ方法を詳しく知りたい人は「生理中に体重が増える理由とは?体重増加を防ぐ対策法も紹介!」もご覧ください。

体脂肪率が低いと生理不順になる可能性も

過度なダイエットなどで、体脂肪を必要以上に減らしてしまうということは、いざというときの蓄えを自ら減らし、生命を危険に晒しているということに他なりません。

皮下脂肪と女性ホルモンは密接な関係があり、体脂肪が減ると脳は生命の危機を感じます。
そのため、まず命に関わらない生理の機能からストップします。

生理不順はそれくらい危険な状態だということを理解しておかなくてはなりません。
体脂肪率が10%以下の女性は、ほぼ全員に月経異常があるといわれるほど、体脂肪率と女性ホルモンには密接な関係があるのです。

ダイエットする際は、過度な食制限などをして一気に体重を減らそうとするのではなく、1ヶ月に-1kg程度のペースで計画的に減量するように心がけるのがおすすめです。
もともとの体重の1割以上の体重を1ヶ月間で減らそうとすると、身体が対応しきれず、生理不順を起こす可能性が高くなるといわれています。

さらに、短期間での集中的なダイエットはリバウンドしやすく、健康も崩しやすくなるので危険です。

健康的に痩せるためには、生活習慣の一部として無理のない程度で続けていけるダイエット方法を選ぶようにしましょう。

体脂肪率が低いとどんなデメリットがある?

生理不順

体脂肪率が低いことによるデメリットは、生理不順のリスクだけではありません。

他にどんなデメリットがあるのか、詳しく見ていきましょう。

寒いと感じやすくなる

脂肪には身体から熱が逃げないようにする保温効果があるため、脂肪が多い人は体内の熱が外に出にくいです。

反対に脂肪がないと体外に放熱する量が多いので、身体が冷え切ってしまいます。

これが、体脂肪率が低いと寒くなる原因です。

風邪をひきやすくなる

体脂肪率が低いと、身体の熱が失われやすくなるため風邪をひきやすくなります。

身体が冷えやすくなることが関係していますが、体外へ熱が放出されて体温が下がると、免疫力が低下してしまいます。

風邪の原因である細菌やウイルスと戦う力が弱くなるので、風邪が悪化しやすくなります。

実際にサッカー日本代表の長友選手も、体脂肪率を落としてから風邪をひきやすくなったと話しています。

筋肉が減りやすい

人間の身体は食事で栄養を摂取しますが、充足感がない時は脂肪を燃やしてエネルギーにしようとします。

しかし、体脂肪が少なく脂肪が足りないときは、筋肉をエネルギーにして不足した栄養を満たそうとします。

体脂肪が少なければ、その分筋肉が消費されることになり、痩せ型の人は食事量が少ないのでどんどん筋肉が消費されてしまいます。

そのため、体脂肪率が低いと筋肉が減りやすくなります。

病気などで食事が摂れなくなった場合は、歩行困難になるほど筋力が低下してしまうという例もあるほどです。

エネルギー不足は生活に大きな支障を及ぼしかねません。

妊娠率に影響する可能性も

18歳以上の場合、20%以下の体脂肪率は「やせ」区分に属します。

体脂肪率は低すぎても高すぎても、女性の健康と妊娠に良い影響を与えません。

妊娠時のBMIが18.5以下で、体脂肪率が17%以下の女性の場合、妊娠しても胎児に必要なだけの栄養素をしっかり与えることが出来ません。

母子ともに負担がかかるので、切迫早産になる可能性や臓器が未熟な低出生体重児が生まれやすい傾向があります。

さらに、体脂肪率が15%を下回ると妊娠できる確率が大きく低下してしまい、10%以下になると自然に授かることは難しいといわれています。

今のところは妊娠を予定していない女性もいると思いますが、体脂肪率を基準値内にキープすることは、あらゆる女性にとって大切なことなんです。

体脂肪率が18%を切っている女性のうち、排卵が止まってしまう人の割合は半数以上にものぼるそうです。

生理周期が極端に短い場合や生理が数か月間きていなかったりする場合は、排卵がうまくできていない可能性があります。

また不正出血が頻繁に起こるケースもあります。

老化が早まる

体脂肪を減らし過ぎてしまうと、健康的な身体づくりが維持できなくなり、女性ホルモンも低下させてしまいます。

女性ホルモンとは、美と健康をつくるホルモンです。

ふっくらとした適度な体脂肪をつけ、女性らしいボディラインをつくり、ハリのある肌やツヤのある髪を育む働きがあります。

この女性ホルモンが減ると、肌や髪の老化が早まるといわれています。

骨密度の低下から疲労骨折のリスクも

女性ホルモンは骨を丈夫にするという役割もあるため、女性ホルモンの減少は骨密度の低下にも繋がります。

骨密度が低下すると、疲労骨折を起こしやすくなるとされていますので、体脂肪率は減らし過ぎないように注意しましょう。

生理と体脂肪率の関係は深い!適正な体脂肪率を目指そう

今回は生理不順と体脂肪率の関わりについてお話してきました。

健康や美容の大敵だと思っていた体脂肪も、実は必要なものだったんですね。

体脂肪がこんなに女性の身体にとって大切なものだったなんて驚きですね。

最近では、美容体型を気にして無理なダイエットを続けている若い女性が多くいます。

将来のためにも、栄養をしっかり摂って健康的な体脂肪率をキープすることは大切なことです。

「美しさ」というものは体型だけではありません。

肌ケアをしたり、オシャレを頑張ったり、自分を磨く努力をすることは素敵なことだと思います。

ただ、過剰に気にしすぎて無理をせず、できる範囲内でやることが大切です。

身体のためにも、美ボディを目指すためには過度なダイエットはせずに、しっかりと自己管理をしてくださいね。

松本 しのぶマーケティング部副部長

美容業界歴24年 2013年ドクターリセラ(株)入社。エステティシャン・広報勤務を経て、オウンドメディア【リセラテラス】を立ち上げる。プライベートでは3人のまご馬鹿グランマ。

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