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おでんダイエットで冬も理想の体型を!おすすめの具材や注意点も

こんにちは!美と健康をサポートするリセラジャーナルのフード担当椿本です。

寒くなってきたら食べたくなる、冬の風物詩である「おでん」

実は、美味しいだけでなく美容やダイエットにも良い効果があるんです!

おでんダイエットの基本的なやり方は、1日のうち1食をおでんに置き換えること

おでんのほかに、野菜をメインにした一品や少量のごはんを一緒に食べてもOKです。

ただし、カロリーの高い具材や糖質を多く含む食材はダイエットに向かないなど、注意点を守りながら実践することが大切です。

今回はおでんがダイエットや美容に効果的な理由や、ダイエットにおすすめのおでんの具材、おでんダイエットの注意点などついてご紹介します。

おでん

おでんがダイエットや美容に良い理由

おでんには、ダイエットや美容に効果的な理由がたくさんあります!

おでんダイエットの効果を見ていきましょう。

低カロリーで満腹感を得やすい

おでんの具材としてメジャーな大根やこんにゃくは、カロリーが低く食べ応えがあるのが特徴です。

これらの食材はボリュームがあって大きいので、よく噛んで食べることで脳の満腹中枢を刺激し、満腹感を得やすく食べすぎ予防にも役立ちます。

ゆっくり時間をかけてよく嚙み、美味しい食事を楽しむだけで、結果的にダイエットにつながるのです。

食物繊維やたんぱく質が豊富

ダイエットや美容に効果的な栄養素がたっぷり摂れるのもおでんの嬉しいポイント。

こんにゃくや昆布、大根には食物繊維が豊富に含まれています。

食物繊維が腸を刺激して便通を良くしてくれたり、腸内の善玉菌のエサになることで腸内環境が良くなります

また、卵や、大豆を使った厚揚げやがんもどきにはお肌を強く健康的に保つために重要なたんぱく質が含まれます。

たんぱく質が不足すると、新しいお肌を生成するための材料が足りず細胞を修復するスピードが落ち、お肌が老化してしまいます。

たんぱく質が十分に補給されることで、新しい(若い)細胞が作られ、お肌の正常なターンオーバーが行われ美しい肌が保たれるのです。

その他にも、牛すじにはコラーゲンが多く含まれているなど、おでんには美肌に良い食材が揃っているんです。

身体を温めて脂肪燃焼

温かい料理は消化しやすく吸収も行いやすいことが、おでんが身体に良い理由のひとつです。

身体を内側から温めると、血行が良くなり便秘解消や脂肪燃焼に良いとされています。

また、人は温かいものに触れることで緊張がほぐれ疲労回復できるほか、ストレスから解放されて精神的に癒され安定したり、落ち着いたりします。

温かさは、身体を健康的にするだけでなく、メンタルも元気にしてくれるのです。

ストレスは美容やダイエットにおいてはかなり悪影響を及ぼすことがわかっています。

お腹を温めるとリラックス効果が働き、ストレスが解消します。

お腹には「労宮(ろうきゅう)」という心臓とつながっているツボがあるため、温かい飲み物や食べ物で緊張した心を落ち着かせ、心に余裕を持たせることができるのです。

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おでんダイエットにおすすめの具材

おでんを食べていても、高カロリーな具材ばかり食べていてはダイエットになりません。

おでんダイエットにおすすめな具材について、それぞれダイエットや美容にどのような効果があるのか、栄養素やその作用についてご紹介します。

卵は良質なタンパク質食品で、美容に理想的な食材です。

おでんの具材の中で、美肌効果のある食材の最優秀賞を決めるならば、それは「完全栄養食品」で「高タンパク食品」である卵です。

お肌の健康に良いとされている代表的な栄養素には、良質なたんぱく質・ヘム鉄・亜鉛・ビタミンA・ビタミンB群などがあげられます。

この5つの栄養素をすべて含んでいるのが、食材の中でも卵だけと言われているんです!

ビタミンB群はそのターンオーバーを規則正しく行われるよう助けたりなど新陳代謝に作用し、ビタミンAは粘膜の潤いを守る役割をします。

また、タンパク質は体で熱を作ってくれるので冷えやすいこれからに最適の食材です。

タンパク質は代謝を活発に行う筋肉をつくるために大事な栄養素ですし、皮膚や髪の毛などの元にもなる必須な栄養素です。

卵は美肌やきれいな髪を作るためにぜひ食べてほしい食材です。

牛すじ

牛すじには肌の潤いやハリに効果のあるコラーゲンが入っています。

食品に含まれるコラーゲンは消化されるとアミノ酸に分解され、肌のコラーゲン構造の組織を保つことに役立ったり、線維芽細胞の働きを助けたりすることがわかっています。

コラーゲンが多く含まれるおでんの具材には、牛すじのほか、豚足や鶏の皮、もつ、豚バラ肉などがあり、地域によって入れる具材が違います。

カロリーが高いものが多いため食べ過ぎには注意が必要ですが、コラーゲンには美味しいだけではなく肌の水分量を上げてくれる効果もあるため、上手に摂取しましょう。

こんにゃく

こんにゃくはカロリーが低いため、たくさん食べても罪悪感がないですよね。

また噛み応えがあるこんにゃくはよく噛むので満腹感も得られ、ダイエットに役立つ食材として有名です。

そして実は、こんにゃくの原料となるこんにゃく芋にはセラミドが豊富に含まれているので、お肌の乾燥が気になる人にもおすすめなのです。

実験からも、食事からセラミドを摂ることで肌表面の角層のセラミドが増加し、肌の保湿力が高まりバリア機能を強化することがわかっています。

外用でセラミドを塗るだけの場合とは違い、体内からセラミドが新たに合成され増加することで、内側から表皮が潤い、お肌のバリア機能が格段にアップします!

こんにゃくは「おなかの砂おろし」「胃のほうき」とも呼ばれます。

こんにゃくに含まれる「グルコマンナン」という水溶性の食物繊維が、胃腸の働きを活発にして腸内の老廃物や毒素を吸着し、て体外に排泄する整腸作用の働きがあるそうです。

また、「グルコマンナン」には、糖質や脂質の吸収を穏やかにする作用まであるとのこと!

美容やダイエットに最適な食材ですね。

昆布

昆布にはマグネシウムやカリウムなどのミネラルも豊富に含まれており、むくみに効果的です。

また、昆布の約3分の1は食物繊維で、豊富に含まれる水溶性食物繊維は、お通じを改善し、肌荒れにも効果があるといわれています。

昆布のネバネバ成分である「アルギン酸」や「フコイダン」といった水溶性食物繊維は、糖質や脂質の吸収を抑えます。

また、うま味のもととなるアミノ酸「グルタミン酸」は胃腸の働きを助けつつ、過食を防いでくれます。

昆布には甲状腺ホルモンの原料となる「ヨウ素(ヨード)」が豊富に含まれており、適度な摂取によってお肌の新陳代謝を活発にしてくれます。

甲状腺ホルモンが不足すると肌がカサカサしやすくなりますが、甲状腺ホルモンを増やそうとしてヨードを摂取し過ぎるのも良くありません。

過剰なヨード摂取は逆に甲状腺ホルモンを抑えてしまうため、あくまでも適度な量をこころがけましょう。

さらに、昆布に含まれるビタミンB2には肌を美しく保つ働き、ビタミンB1には疲労回復を促す働きがあります。

カロリーがほとんど無いうえに、日頃不足しがちなミネラルやビタミンを補える昆布は、美容やダイエットに理想的な具材ですね。

大根

大根おろしは昔から「医者いらず」ともいわれています。

できれば生でいただくのが最も栄養を効果的に摂れる食べ方ですが、おでんの大根にも十分栄養素が含まれていますのでご安心を。

大根は、ほとんど水分でできていて栄養素はあまり含まれていないのですが、実は栄養価が高いのです。

その秘密は、「栄養素」ではなく「酵素」の働きです。

大根には「脂肪分解酵素(リパーゼ)」「でんぷん分解酵素(ジアスターゼまたはアミラーゼ)」「たんぱく質分解酵素(プロテアーゼ)」「発がん性物質分解酵素(オキシターゼ)」等の酵素が含まれており、この働きが高く評価されているのです。

また、大根には豊富なビタミンCが含まれており、美肌効果が期待できます。

出汁をたっぷり吸い込んだおでんの大根は、ボリュームがあってお腹にしっかり満腹感が得られるわりに、カロリーを気にしなくて良いのが嬉しいですね!

大根×こんにゃく×しらたき

おでんの具材の組み合わせ方によって、ダイエット効果や美容効果をよりアップさせることができます。

大根とこんにゃくとしらたきの組み合わせは、大根による整腸作用、こんにゃく・しらたきによる便秘解消、お腹のお掃除効果で腸やお腹がスッキリします。

ほぼノンカロリーで満腹感を得ることができ、ダイエットにおすすめの組み合わせです。

卵×こんにゃく×牛すじ

アミノ酸を多く含む卵と、シワを減らし肌のキメを整えてくれるこんにゃく、そしてコラーゲンがたっぷり入っている牛すじの組み合わせ。

肌がきめ細かくぷるぷるの肌になる効果が得られます。

昆布×ジャガイモ

昆布とジャガイモにはカリウムが豊富に含まれているためむくみを取ってくれます。

また昆布は体内の水分バランス、ジャガイモは塩分バランスを整えてくれる効果があるので、むくみがひどく肌が乾燥しているときはぜひこの組合わせで試してみてください。

おでんダイエットの注意点

美容効果やダイエット効果があり、簡単に実践できるおでんダイエット。

実際にダイエットを始める前にチェックしておきたい注意点も確認していきましょう。

食べ過ぎない

おでんは出汁と食材のうまみがたっぷりとしみ込んでいておいしいですよね。

そのため食べ過ぎてしまったり、汁をたくさん飲んでしまったりしていませんか?

おでんにはしょうゆや塩、その他練り物にも塩分が多く含まれているため、食べすぎや汁の飲みすぎは健康的にも良くないのです。

また塩分の摂りすぎはむくみの原因にもなってしまうため、美容的にも良くありません。

おでんを作るときは出汁を使い塩分を控えめにする、売られているおでんの汁は飲み干さないようにするなどして、塩分の摂りすぎに注意しましょう。

カロリーの高い具材は控え目に

おでんの具材の中には下記のように高カロリーなものや糖質が高いものもあります。

「全く食べない」というのも酷ですが、食べすぎないように気をつけておきましょう。

【高カロリーな具材】

  • 餅入り巾着 120キロカロリー
  • つくね串 107キロカロリー
  • 粗挽きソーセージ 155キロカロリー

【高糖質な具材】

  • ウインナー
  • ごぼう巻き
  • 焼きちくわ
  • じゃがいも
  • さつま揚げ
  • はんぺん

市販のおでんは添加物などに注意

工場などで加工され出来上がった状態で販売されているおでんを買う時は、なるべく原材料の表示をよく確認して選ぶようにしましょう。

しょうゆや塩の塩分のほか、防腐剤などの食品添加物が含まれていたり、具材にも色や見栄えを良くするための加工がされているものもあります。

調味料もどんなものが使用されているか細かく表示されていないこともあり、健康的な食事をしているつもりで、身体に良くないものを取り込んでしまっている場合もあります。

市販のおでんを食べる時は、汁を飲み干すのはなるべく避けるのが良いでしょう。

野菜を摂る

おでんだけでは野菜が不足してしまうので、おでん以外にも一品プラスして野菜を摂取しましょう

カラフルな野菜はサラダやスープ、おひたしなどにすると、おでんと一緒に食べやすいですよ。

おでんの具材を選んでダイエットや美容効果を上げよう

おでんには低カロリーで満腹感を得やすい具材が多く、食物繊維やたんぱく質が豊富で、身体を温めることで脂肪燃焼効果も得られるというダイエットに嬉しいポイントがたくさん!

おでんの代表的な具材である、卵や大根、昆布やこんにゃく…。

定番で非常にシンプルな具材ですが、こんなに美容やダイエットに効果があるとは驚きですね。

いつも選ぶ具材が決まっているという方も、自分の体質や不足しがちな栄養素などを意識して、体調や目的に合わせて選ぶ具材を変えてみることも大事です。

おでんダイエットをする際は、食べ過ぎないことや高カロリーな具材は避けること、おでんにプラスして野菜を摂ることなどの注意点を意識しましょう。

また、市販のおでんを食べる際は添加物などにも注意が必要です。

ほんの少しの知識で、美しい肌と健康的なスタイルを維持できます。

ぜひ参考にしてみてください!

ダイエットや美容について、役立つ情報をもっと知りたい方はリセラジャーナルをぜひご覧ください。
美しい体づくりに必要な情報をたくさん発信しています!

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WRITER
リセライーツ フードビジネス事業 総料理長
椿本 祐士

有名ホテルでシェフパティシエを勤め、当たり前のように添加物が使われている事に疑問を感じ退社。
食は大切な人に安心して食べてもらえるものでなくてはならないと考えています。
子供達の給食まで添加物が使われている添加物大国である今の状況をなんとか変えたいと想い、リセライーツにて無添加、低糖質にこだわった商品を作っています。

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