こんにちは!美と健康をサポートするリセラテラスの松本です。
皆さんはヨガをしたことがありますか?
最近では心と体の健康や美容を目的として、普段の生活の中にヨガを取り入れている人も増えてきています。
ヨガのスタイルも目的によって、ホットヨガ、マタニティヨガ、ビーチヨガなど様々な名称で広がっています。
今回はそんなヨガについて、効果を高める方法と、ポイントを押さえることで具体的にどんな効果が期待できるのかを解説します。
目次
ヨガの本来の目的は、自分の心と体とじっくり向き合うこと。
硬かった体を柔らかくして心身をリラックスさせ精神の安定を目指しながら、最終的には無我の境地へと到達することです。
肉体と精神、そして衣食住など、ご自身を取り巻く様々な環境と完全なる調和をはかることがヨガの真髄なのです。
そんなヨガの効果をより高めるためのポイントをご紹介していきます。
ヨガの効果を高めるために大切なのは、基本となる「呼吸」です。
ヨガには実にさまざまな呼吸法がありますが、ヨガで基本となるのは腹式呼吸です。
腹式呼吸を行うと、大量の酸素が取り込まれるので副交感神経が優位になります。
それによって自律神経が司る血液の流れも活性化し、全身の巡りが良くなります。
この呼吸を意識することで、交感神経と副交感神経が適度に切り替わり、自律神経のバランスが整うのです。
さらに腹式呼吸は、脳内の神経伝達物質セロトニンの分泌量も増やしてくれます。
セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、鬱の改善にも関わる物質です。
セロトニンの作用により感情の乱れやイライラが鎮まり、意識の深いところで精神が安定し集中力が高まるでしょう。
腹式呼吸をするときは、口ではなく鼻で呼吸することもポイント。
鼻から息を吸うことで、キレイな空気を取り込みやすくなります。
そのためエネルギーの流れが整い、血行が促進されますよ。
まずは鼻で呼吸することを意識しましょう。
ヨガはただ単純にきれいにポーズをとれば良いわけではありません。
できないポーズを無理にとろうとするのではなく、鼻から息を吸う動きに合わせてゆっくり心地よい範囲で体を動かしていくことが大切です。
自分が気持ちよいと感じるポーズをしながら、身体の固まっている部分や、反対に柔らかい部分など、自分の身体を感じてみましょう。
ヨガをする時に、胃の中に食物がある状態だと効果が減ってしまいます。
血液が胃に集中してしまうからです。
ヨガのポーズにはお腹をねじったり上半身を下に向けるポーズもあるため、お腹がいっぱいの状態では苦しくなってしまうこともあります。
食べた後すぐのヨガは避け、食事の前後は2時間あけてからレッスンができるようにしましょう。
ヨガウェアは、身体への締め付けが少ないものを選びましょう。
ヨガのポーズには、身体全体を伸ばしたり、腕を上げたり足を大きく曲げるなど、全身を使ったものも多くあります。
また、お腹を使って深く呼吸をするため、窮屈な服装だと十分に動くことができない場合もあります。
ヨガの際には、カップ付きのキャミソールやタンクトップ、スポーツ用の下着などを活用しましょう。
ヨガで得られる効果は即効性のものより、継続して行うことにより感じられるものの方が多くあります。
「まずは週1回」などと曜日を決めて体を慣らしていきましょう。
続けていくと全身がほぐれていき、日々、効果を実感できますし、やがてヨガの本質を理解することができるでしょう。
また「肩のコリが和らいだ」「疲れが取れやすくなった」「便秘体質が改善された」などの体調の変化に気付くことでモチベーションが上がります。
継続して行うことで、基礎代謝がアップし免疫力が高まるため、心身ともに健康的でバランスの取れた体質になります。
ヨガにはさまざまな効果があります。
ポイントをおさえて実践することでどんな効果が期待できるのか、見ていきましょう。
ヨガは全身を使ってポーズを取るため、インナーマッスルを鍛える効果が高く柔軟性も高まります。
そのため、歪んだ背骨や骨盤などの骨格を緩めたり整えると同時に、筋肉がそれらをしっかり支えられるようになります。
それにより身体の歪みを改善したり、姿勢を正す効果が期待できます。
ヨガにより血行が良くなり、末端神経や毛細血管にまで新鮮な血液が行き渡ることで、体内が細胞を呼び起こされ、目覚めます。
その働きにより、体内のあらゆる場所の新陳代謝が活発になります。
お肌は最も末端の器官のひとつですから、ヨガを行うことで皮膚表面にまで必要な栄養が届き、皮膚細胞が強化されます。
血流が改善されることで、皮膚細胞以外にも活動が滞っていた臓器の健康が強化され、顔色が良くなり、肌荒れが改善される効果があります。
また、ヨガにはデトックス効果があり、体内に溜まった老廃物が汗などと一緒に排出されたり、便秘解消などにより毒素排出を促す働きを持っています。
さらに、緊張している神経を緩め自律神経系を整えるため、質の良い睡眠を与えてくれるのです。
老廃物を溜め込んでしまう体質、便秘や睡眠不足は肌荒れの大敵ですよね。
ヨガを行うことで、翌日スッキリと目覚めすがすがしい朝を迎えられ、お肌も綺麗になるので良いことづくめですね!
基礎代謝が低いと摂取エネルギーに対して一日で消費できるカロリーが上回ってしまい、エネルギー余剰分が蓄積され肥満の原因になってしまいます。
基礎代謝が上がらないとダイエットをしても体重が減りづらいばかりか、自身の免疫力が低くなり、病気にかかりやすくなってしまうのです。
ヨガを行うことにより、深い呼吸が自然と身につき、日常的に全身に血液と酸素を送ることができるようになります。
全身の細胞に酸素が行き渡り、活動が活発になることで基礎代謝がアップします。
四季を通して冷え性だという方も多いかと思います。
実はヨガは冷え性にも効果があります。
ヨガを行うことで体が温まりやすくなり、冷え性の原因として挙げられる老廃物の蓄積もヨガを行うことで徐々になくなっていきます。
エアロビなどもありますが、激しい運動ではなく、体幹をジワジワと鍛えながら深い呼吸を行っていくヨガのほうが、長時間にわたって運動後の身体の温かさを保つことができます。
また、自律神経を整えるヨガは冷え性の原因を根本から変えていきますので、継続して行うことで体質そのものの改善が期待できます。
外部からのストレスでぐったりしてしまうことはありませんか?
人は、緊張と弛緩を上手に切り替えることで、ストレスを軽減し精神の安定を保っています。
ところが、現代人は常に緊張状態を強いられ、リラックスするということを後回しにしがちです。
人は長期的に緊張状態が続くと、本来の能力を発揮できなくなったり、イライラしたり思考力が低下してストレス耐性が低くなります。
さらに、よりストレスの原因を呼び込むという悪循環に陥ります。
瞑想状態へと自然に誘導してくれるヨガの呼吸法や動作は、脳波をリラックス状態に導き、自然治癒力による回復を促します。
自律神経のバランスを整え、弛緩した身体全体へ血液の循環を活性化します。
これにより心身ともにリラックスでき、疲労回復の効果があるのです。
さらには、ヨガを継続して行いヨガへの理解を深めていくことで、ストレスを受けにくい精神状態へと、自己の精神領域を高めることができます。
筑波大学の研究によると、ただ軽い運動を行うだけでも脳の持久力を上げ、認知機能を高める効果が期待できることがわかったそうです。
ヨガでは、記憶力を鍛えながら身体を動かしたり、自己の内面に意識を向けるための呼吸法でリラックス状態をつくったり、疲労した脳の休息や修復を行っていきます。
ヨガの後には、無気力やだるさなどの症状が改善し、頭がクリアになったり疲労感が解消されたという実感を経験した人も多いのでは無いでしょうか?
これらの複合的な作用によって、雑念を払い集中力を高めることができるのです。
ヨガを一日たった10分でも行うことで集中力をアップすることができます。
ヨガを行うことで、外界からの影響が気にならなくなり、意識が内側へ向いて集中力が高まり、仕事や勉強に精が出てきます。
ヨガの効果を高めるには、呼吸法を意識して、食事の前後2時間はあけて行い、継続することが大切です。
また、無理なポーズにはチャレンジしない、服は締め付けの少ないものを選ぶなどのポイントもおさえてヨガを行いましょう。
ヨガには、身体の歪みや冷え性を改善し、肌をキレイにし、瘦せやすい身体を作るなどの効果があります。
また、ストレスに強い精神を作ったり、集中力を高めるなど、身体だけでなく心にもいい効果が期待できますよ。
ヨガはハードなスタイルのものを求めなければ簡単に始められますし、継続的に行うことも可能なものです。
1日10分でも習慣にして続けることで、確実に身体の調子を整え、日々の生活を豊かなものに変えてくれます。
ヨガの素晴らしさに気付いた方は、より深いヨガへの理解と技法を身につけるためにインストラクターに習うのも良いでしょう。
ヨガは動作だけでなく、その精神を学ぶことも大きな進歩になります。
その気があれば、DVDや本、無料の動画配信サービスなどでも学ぶことができます。
心身ともに充実した健康的な人生を実現するために、まずは一度始めてみませんか?
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