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生理中は最高のデトックス期間!デトックス効果を高める方法を紹介

こんにちは!美と健康をサポートするリセラテラスの松本です。

お腹は痛いし、気分も上がらない…。

女性なら誰しもが経験する毎月の憂鬱期間である「生理」

そんな辛い生理期間ですが、実は経血だけでなく、体内の余分なものたちを排出してくれるデトックス期間でもあるんです。

いつもは便秘がちなのに、生理中はいつもより排便があるという人も多いのではないでしょうか。

生理中は、溜まっている便だけでなく、体内の余分な油分・糖分・水分ですらデトックスするチャンスもあるわけです。

そこで、本来私たちの身体が持っているデトックス力をより高めるために、生理前におすすめの食材や生理中に避けたい食材、その他のポイントや注意点などについてご紹介します。

生理中の身体とデトックスの関係

そもそも生理とは「子宮内膜と呼ばれる子宮の内側の膜がはがれて体外へ排出されること」をいいます。

このとき、健康な身体なら体内に溜まった毒素や老廃物も一緒に体外へと排出されますが、それには女性ホルモンの働きが大きく関係しています。

生理前になると女性の身体は、子宮以外の部分でも妊娠のための準備を始めます。

「プロゲステロン」という女性ホルモンが活発になり、妊娠に必要な血液や脂肪を体内に蓄えさせるのです。

このホルモンには代謝を悪くする作用もあるため、生理前にむくみや便秘になりやすいのはこれが原因です。

また、ホルモンバランスの変化で自律神経もバランスが崩れ、イライラや頭痛などの不調の原因になります。

そのほかにも乳房が張って痛くなったり、だるさやむくみも引き起こします。

しかし生理が訪れるとプロゲステロンの分泌が少なくなり、代わりに「エストロゲン」という女性ホルモンが活発に働き始めます。

エストロゲンはプロゲステロンが溜め込んでしまった余計なものを経血と共に排泄してくれるので、体内のデトックスが行われ、健康や美容にもよい効果が期待できるというわけです。

生理中のデトックス効果を高める方法

昆布だし

生理中をよりよいデトックス期間にするためのポイントをご紹介します。

生理前から食べておきたい食材や、生理中は控えたほうがよい食材、血行を良くする方法などをチェックしてくださいね。

生理前におすすめの食材

ホルモンバランスが崩れ出す生理の10日~2週間前から食生活を意識して、さらにデトックス力を高めましょう。

生理前の食生活を意識することによって、体内に張り巡っている血管の流れを良くして、サラサラの経血として不要物を排出しやすくなりますよ。

昆布

昆布には腸の中で脂肪分とくっついて一緒に便となって体外に出してくれる「アルギニン酸」という成分が含まれています。

肥満の大敵である脂肪分を排出してくれるデトックス効果があると考えられているのです。

ただし、昆布に含まれる「ヨード」と呼ばれる栄養素は、摂取しすぎると下痢になったり、甲状腺機能低下症の原因になることもあります。

適度な摂取は非常に効果的ですが、何にしても摂りすぎは注意ですね。

黒ゴマ

ゴマに含まれる代表的な成分は「セサミン」です。

セサミンには抗酸化作用があり、疲労回復・老化防止・肥満防止・がん予防など幅広い効果があると考えられています。

そして黒ゴマには「ゴマリグナン」と呼ばれる抗酸パワーが強力な希少成分が含まれています。

女性ホルモンに似た働きを持ち、代謝と解毒の働きをもつ肝臓の働きを強化するとも言われています。

また「亜鉛」も含まれており、女性ホルモンの分泌を促進させてホルモンバランスを安定させる効果も持っています。

黒ゴマの効果は偉大ですね!

青魚

青魚に代表される魚は、イワシ・サバ・サンマなどが挙げられます。

これらの青魚はEPA(エイコサペンタエン酸)を豊富に含んでいます。

EPA(エイコサペンタエン酸)はn-3系脂肪酸のひとつです。

血液がサラサラになると言われる効果はこのEPAの恩恵と考えられており、赤血球自体が柔らかくなり血液粘度が低下することが確認されています。

生姜

生の生姜に含まれている辛味成分「ジンゲロール」は、熱を加えたり乾燥させることで「ショウガオール」に変化し、血流を促して体を温める働きが見込めます。

温かい飲み物にすれば、さらに温め効果が上がります。

スープや炊き込みご飯、はちみつ生姜湯などもオススメです。

玉ねぎ

玉ねぎの細胞壁に含まれるにおい成分「アリシン」は、血行を促して体を温める効果が期待できます。

加熱に弱く水溶性の成分なので、すりおろして溶けた成分もまるごと摂れるドレッシングがオススメです。

ココア

ココアにはテオブロミンやカカオポリフェノールのフラバノール、プロシアニジンといった成分が含まれます。

これらの成分は末梢血管を拡張し、手足の血流を促す働きがあるため、冷え防止に非常に有効です。

豆乳

豆乳に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンの働きを促す「エストロゲン」と似た働きをするため、生理痛緩和に効果を発揮するといわれています。

そもそも豆乳には血液や女性ホルモン生成の材料になるタンパク質が豊富に含まれているため、貧血や生理不順の改善も期待できますよ。

ただし、飲み過ぎは栄養過多になるので注意してください。

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生理中は気を付けた方がよい食物

アルミ缶

生理中のデトックス効果をより高めるためには、経血をサラサラにすることが大切です。

デトックス効果を高め、生理痛などの悩みを軽減させるために、摂りすぎに注意したい食材をご紹介します。

冷たい食品

暑い日が多い夏の時期は、どうしても冷たいものに手が伸びてしまうと思いますが、冷たい食品は身体を冷やしてしまうため生理中はできるだけ控えましょう。

冷たいジュースは飲み物自体の冷たさに加えて、ジュースに多く含まれる白砂糖そのものが体を冷やしやすい効果があるので、生理痛の悪化を招く可能性があります。

ホットコーヒー

カフェインは血管を収縮させる効果があるため血液循環を悪くして体の冷えを招き、生理痛を悪化させてしまう恐れがあります。

さらに鉄分の吸収も阻害するため、貧血を起こしやすくする可能性も。

1日に1~2杯程度にしましょう。

アルコール

生理中は基本的に代謝が低下するため、アルコールを分解する際の肝臓の負担が大きくなります。

さらに体は普段よりも貧血・脱水気味のため、頭痛や二日酔いが起きやすいです。

お酒を飲みたい場合や、付き合いで飲む場合もありますよね。

そんな時にオススメなのは、赤ワインや日本酒です。

赤ワインは常温でもおいしく、さらにポリフェノールが含まれています。

日本酒は温かくして飲めるので、体を冷やさずに済みますね。

水分を控えるのは逆効果

生理中むくみが気になるからと水分補給を怠ると逆効果です。

体内の巡りを良くするためにも、こまめに水分補給を行ってください。

生理中のデトックス効果を高めるなら血行を良くすることも大切

お風呂

生理中のデトックス効果を高めるには、血行を良くすることも大切です。

血の巡りをよくするためにできることからやってみましょう。

血行を良くすることは生理痛の軽減にもつながりますよ。

ストレッチや運動をする

身体を温めるのにおすすめなのは運動です。

ウォーキングやヨガなどの軽い運動やストレッチなどを日々の習慣で続けるとよいでしょう。

軽い運動で汗をかくということを習慣にすると、運動後には心地よい疲れを感じることができます。

心地よい疲れにより質の良い睡眠をとれることが期待できます。

足湯や半身浴

足湯や半身浴をして体の芯から温めることもおすすめ。

ゆっくりお風呂に入る時間がないという人は、蒸しタオルを使えば効率的に外から身体を温めることができます。

特に体内のデトックスを働きかける肝臓付近を温めてあげると効果アップが期待できますよ。

ソルティーバスは、たっぷり汗をかいてリフレッシュできる入浴剤。

デトキシルや有機ゲルマニウム配合で、内側からじわじわ働きかけるため、すっきりしていただけます。

睡眠姿勢

意外だと思われるかもしれませんが、睡眠時の姿勢も血行に大きく関わります。

膝を曲げて、うつ伏せの姿勢をとると血行が良くなります。

足を高くして眠ることも効果的です。

眠るときもただ横たわっているだけだと、どうしても足先までの血流が滞りがちです。

眠る際には、足をクッションやタオルの上に置くなど、足と心臓の高さが同じくらいになるようにしましょう。

そうすることで足先にまでスムーズに血液が流れやすくなります。

足先までの血流がスムーズになれば、老廃物の流れが促され、起きたときのむくみが軽減されるようになります。

また足首部分だけでなく、膝下位置にもクッションなどを置くことで足が安定し、よりリラックスした状態で眠ることができます。

足が頭よりも高くなりすぎてしまうと頭に血が上ってしまうため、やりすぎには注意してください。

デトックス期間の生理中の身体をいたわるための注意点

生理中は、生理痛やイライラなどの症状もあるため、自分の身体に無理をさせないことも大切です。

生理痛の敵である冷えへの対処法やアロマを使ったリラックス方法、スキンケアのポイントなどをご紹介します。

身体の冷えには要注意

生理痛があるとできるだけ動きたくなくなり、ただ横になって痛みが治まるのを待つという方も多いのではないでしょうか。

子宮内や周囲の血流が冷えていた場合、子宮の動きが鈍くなり、うまく子宮内膜を押し出すことができません。

そのため、体は子宮内膜をより強く押し出そうと過剰にプロスタグランジンを分泌します。

その影響によって血管がより強く押し広げられ、子宮もより強く収縮することになり生理痛が増すといわれています。

そこで重要なのが体を温めることです。

生理痛で辛いと感じたら、体を温めてみましょう。

また、普段から「冷え」で悩んでいる女性は多いでしょうが、実は身体の冷えはデトックスの天敵なのです。

生理前~生理中は、全身の血の巡りが悪くなってしまうので、どうしても体温がガクっと下がってしまいます。

特に夏の時期のオフィスでは、室内はクーラーで身体を冷やしてしまいがちだと思います。

そこで、カーディガンやブランケットを携えるように心がけましょう。

同じ姿勢で仕事をする際は、30分ごとに伸びや屈伸をするなどこまめに身体を動かしましょう。

少し体を動かすだけでも症状が軽減されることがあります。

肩や首を回してみるだけでも、血行が促進されます。

生理前になるとだるくて普段よりも動くことができないという方、生理痛が重いという方も軽いストレッチだけでも試してみましょう。

アロマでリラックス

お好みの香りをコットンやティッシュにしみこませたり、アロマを焚くことで、リラックスやリフレッシュ効果に繋がります。

リラックス効果を発揮する香りもご参考ください。

  • ラベンダー:フローラルな香りが女性に人気。緊張やストレスを和らげてくれ、リラックス効果が高い香り。
  • ローズ:ホルモンバランスを整える働きあり。月経前のイライラを整えてくれる。
  • ベルガモット:オレンジに似た柑橘系の香り。リラックス・リフレッシュ効果あり。
  • イランイラン:ロマンチックな香り。気持ちを高揚させる香りでもあるため、お休み前は少量がおすすめ。
  • ゼラニウム:ローズに似たフローラルな香り。リラックス・デトックス効果、気持ちを前向きにしてくれる作用あり。
  • ネロリ:優雅でフローラルな香り。気分が沈んでいる時に癒し効果あり。

リラックスすることでぐっすりと眠ることができます。

質のよい睡眠は、美容にもよい影響を与えますよ。

保湿などのスキンケア

生理中にデトックスを効果的にできれば、老廃物などが体外に排出されてお肌の調子も良くなります。

ですが、生理中は肌が乾燥しやすくなっているので、保湿を入念にするなどのスキンケアも大切です。

空気が乾燥する冬だけでなく、夏でも保湿をしっかりと行ってください。

生理中のデトックス効果を高める方法を実践しよう

憂鬱な「生理」期間も、実は女性にとって最大の「デトックス」期間であるということがお分かりいただけたと思います。

ただ耐えながら生理が終わるのをじっと待つ…なんてことはこれっきり卒業しましょう。

生理前の食事に気を付けることで経血をサラサラにし、生理中は身体を冷やす食材を避け水分をしっかりと摂取しましょう。

ストレッチやお風呂などで血行を良くすることも、デトックス効果を高めるために大切です。

生理中は身体を温めたリラックスして過ごしましょう。

スキンケアも念入りに行ってくださいね。

余計な老廃物が排出されれば、便秘の改善や美肌効果も期待できます。

ダイエットだけでなく美容にも大切な時期なので、普段の過ごし方を少し見直して、効率よくデトックスしていきましょう。

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WRITER
マーケティング部副部長
松本 しのぶ

美容業界歴24年 2013年ドクターリセラ(株)入社。直営エステ事業部・広報部・品質保証部を経て、現マーケティング部にて【公式HP】【リセラテラス】を運営。プライベートは5人のまごのグランマ。

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