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マスクでメイク崩れが起きる原因は?肌タイプ別の崩れさせないコツ

こんにちは!美と健康をサポートするリセラテラスの松本です。

花粉症や風邪予防など、まだまだマスクは欠かせないですよね。

しかしながら、美容を気にする方、特に職場でのメイクがマナーとされる女性にとって、マスクでのメイク崩れは避けたいもの。なかなか厄介なものかもしれません。

マスクが与える肌への物理的刺激はもちろん、夏は発汗や脂浮きなどによるメイク崩れ、冬は乾燥によるメイク崩れなど、季節的な要因によってもメイク崩れは起こります。

そこで、今回はマスクでメイクが崩れてしまう原因や、マスクでも崩れにくいメイク方法、ベースとなるスキンケアについてご紹介したいと思います。

いつものメイクにプラスするというよりも、日頃のケアやメイク方法を少し見直して自分にあったシンプルなメイクに変える、引き算的なアドバイスをさせていただきますね。

マスク姿の女性

【肌タイプ別】マスクでメイク崩れが起こりやすくなる原因

肌には、オイリー肌混合肌敏感肌乾燥肌など人それぞれにタイプがあり、タイプによってさまざまなお悩みがありますよね。

メイクが崩れてしまう原因も、肌タイプによって異なります。

「オイリー肌タイプ」「混合肌タイプ」は、皮脂の分泌によってメイクが崩れてしまいやすい傾向にあります。

「敏感肌タイプ」「乾燥肌タイプ」は、乾燥や肌荒れによってメイクが崩れてしまいやすいのです。

詳しく見ていきましょう。

オイリー肌・混合肌:湿気による汗や皮脂の分泌

「オイリー肌で皮脂が気になる」

「ファンデーションが毛穴に埋まる」

オイリー肌や混合肌のこのようなお悩みを、マスクはさらに悪化させる可能性があります。

マスクを正しく着用すると、鼻からあごが覆われる形になり、呼吸がこもって湿気がたまり、蒸れて汗や皮脂が出やすい状態になっています。

テカりやすい「オイリー肌タイプ」や「混合肌タイプ」の人は、マスクによってさらにテカリやメイクのにじみが加速してしまいます。

敏感肌・乾燥肌:摩擦による乾燥や肌荒れ

「乾燥したり皮脂が多かったりする部分がある」

「敏感肌で刺激を感じやすく、肌荒れを起こしやすい」

そんな敏感肌や乾燥肌タイプの方は、乾燥や肌荒れがマスクによるメイク崩れの原因となっているかもしれません。

これは、マスクを外したときに一気に肌の水分が蒸発し、乾燥状態になるから。

また、マスクと肌との摩擦によって起こる肌荒れも、メイク崩れを進行させる大きな原因となります。

【ベースメイク編】マスクによるメイク崩れを防ぐポイント

ファンデーションのパフ

マスクでメイクが崩れる原因が肌のタイプによって違えば、メイク崩れを防止する方法も肌のタイプによって違います。

肌のタイプ別に、メイク崩れを防ぐメイクのポイントを見ていきましょう。

オイリー肌タイプはファンデーションの厚塗りに注意

オイリー肌の方は、皮脂でファンデーションが落ちやすいため、どうしても厚塗りで出かけがちです。

しかし、皮脂を抑えるタイプのファンデーションやおしろいは、実は乾燥を引き起こしやすいものも。

その結果、逆に乾燥を補おうと皮脂分泌を活発にしてしまう場合もあり注意が必要です。

特にマスク生活ではベースメイクは薄めにすることが、メイク崩れの予防につながります。

そこで、肌に負担をかけない【ノーファンデメイク】がおすすめです。

色ムラやシミが気になる箇所がある場合は、部分的にファンデーションやコンシーラーで隠すようにすると良いでしょう。

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混合肌タイプならツヤ肌メイクで

混合肌タイプの方は、鼻やおでこのテカリを気にしてマットなメイクをしがちなもの。

また、特に夏はマットなメイクは崩れやすく、崩れた際のお直しも大変なため、避けたほうが正解です。

乾燥しがちな部分にうるおいを与えツヤ感を出すことで、鼻やおでこのテカリとの差が目立たなくなり、メイク崩れも防げます。

皮脂が気になる箇所は日焼け止めや化粧下地にフィニッシングパウダーのみにしておけば、パウダーを持ち歩くだけでいつでも手軽に化粧直しができます。

敏感肌タイプ・乾燥肌タイプはメイクでもしっかりと保湿

乾燥肌の場合、朝メイクをする前に保湿をしっかり行い、化粧下地も保湿効果の高いものを選びましょう。

夏場に特に気をつけたいのが紫外線やエアコンによる刺激です。

通勤や買い物など、短い間外にいるだけでも紫外線は肌にダメージを与え、水分を奪いうるおいが失われます。

目の周り口の周りは特に乾燥が進みやすく、マスク着用の際は鼻や頬にも物理的刺激を受けやすいので、保湿をしっかりと行いましょう。

【ポイントメイク編】マスクによるメイク崩れを防ぐポイント

アイメイクはもちろん、マスクを外したときに見えるチークやリップにも気を配りたいですよね。

メイク崩れ対策を意識したポイントメイクのコツもお伝えします!

アイブロウ、チーク、アイメイク、リップメイクのポイントを見ていきましょう。

アイブロウ

マスクから出ている部分の中でも、特にメイクのポイントとなる眉。

眉の形や色で顔全体のイメージが変わるほど、アイブロウメイクは重要です。

地眉が薄い人はペンシルを使って、毛と毛の間の隙間を埋めていきましょう。

毛流れに沿って眉尻を足すなどして、メリハリのある眉に仕上げるのがポイントです。

眉毛を落ちにくくするためには、ベースメイクが仕上がった後、眉毛を描くまでの間に行う一手間が重要です。

綿棒やティッシュで眉の油分を拭き取ったり、フェイスパウダーをはたいておくなどの行程を挟むことで、汗や皮脂で眉毛が落ちるのを防げますよ。

チーク

マスクで見えないから、チークはいらないと思っていませんか?

実は、マスクをつけていても頬から血色感を感じるか、食事などでふとマスクを外した時の見え方などを考えると、マスクをつけている時間が長い場合でもチークで血色感を添えたほうが良い印象を与えることができます。

頬はちょうどマスクが擦れてしまうところでもあるので、チークはいつもより少ししっかり目につけ、仕上げにパウダーをはたくようにしましょう。

このひと工夫で、チークがマスクについたりヨレたりしにくくなります。

アイメイク

マスクで口元が見えない分、目元は視線を受けやすいパーツです。

リップやチークなど、マスクをしていて他のパーツが見えず色のバランスを取りにくい分、アイメイクでお顔に華やかさをプラスすることがポイント。

いつもはブラウン系のアイシャドーをお使いの方でも、オレンジ系やピンク系など暖色系のカラーを使うことで、くすみを飛ばし明るい印象にすることができます。

アイメイク崩れを防ぐ方法としては、アイブロウと同じでベースメイク後の一手間が重要。

目元の油分や汗を予めティッシュオフをした後、色を載せる前にまぶた全体にフェイスパウダーを仕込んでおくことで崩れにくくなります。

リップメイク

唇はマスクとの摩擦で色落ちやマスクへの色移りが気になりますよね。

リップの色落ちを和らげるためにも、やはりティッシュオフが重要です。

まずは保湿効果の高いリップクリームで唇をしっかりと保湿をするようにしましょう。

メイクの一番初めに塗っておくことで、他のパーツのメイクをしている間に唇をしっかり保湿しておくことができますよ。

唇が十分に保湿できたら、ティッシュオフを行い、口紅を塗りましょう。口紅を塗る際は、そのまま直接塗るのではなく、リップブラシを使うことで厚塗りや色ムラを防ぐことができます。

最後に、もう一度ティッシュオフをして余計な油分を取り除いて唇に密着させると、落ちにくいリップメイクが作れますよ。

近年、落ちにくいリップメイクとしてリップティントが人気ですが、落ちにくいというメリットがある反面、中には色素沈着等の恐れがあるものもあるため、注意が必要です。

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【スキンケア編】マスクによるメイク崩れを防ぐポイント

マスクを着用してもメイクが崩れないようにするには、厚塗り不要な、コンディションの良い肌を目指したいですよね。

脂浮きやメイク崩れを起こしにくい肌へ導く、基本的なスキンケア方法をご紹介します。

正しいクレンジング・洗顔方法

顔を洗う前に、手を石けんで洗って清潔にし、クレンジング、洗顔の順に行いましょう。

クレンジングの際は、落ちにくいアイメイクやリップメイクなどのポイントメイクを予め落とした後、顔全体のクレンジングを行います。

顔全体のクレンジングを行う際は、クレンジングを手の平に広げて温めてから、摩擦が起こらないよう肌の上で滑らせるように優しくなじませましょう。※

※使用時は、お使いの製品の指示に従ってご使用ください。

また、洗顔の際には、洗顔料をよく泡立てて洗顔を行うのがポイントです。

石けんタイプの洗顔料を使用する際は泡立てネットを使用したり、泡で出るタイプの洗顔料を使用するなどして、もっちりした泡で洗顔をすると、肌に刺激をかけずに角質内や毛穴の中の汚れを優しく取り除けます。

十分に泡立っていない状態で洗顔をすると、手の力で汚れを掻き出そうとしてしまい、肌に負担がかかります。

また、強い刺激は皮脂の分泌を過剰にしてしまうだけでなく、シミやシワ、毛穴を広げてしまう原因にもなります。

手が直接肌にあたらないように、おおよそりんご一個大程度の量の泡で洗うようにしましょう。

こすらないように気をつけながら優しく洗ったら、水またはぬるま湯でよくすすぎます。

すすいだ後は清潔なタオルを押し当てて水分を吸収するように拭き取って、すぐに化粧水をつけます。

その後はジェルやクリームなどの保湿剤をつけてうるおいが逃げないように蓋をして、しっかり保湿しましょう。

全体的に皮脂が多いタイプでも、目や口の周りなど動きが活発な部分は特に、乾燥している場合もあるため、保湿をして乾燥から肌を守るようにしましょう。

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肌質にあったスキンケア方法のポイント

正しい方法で洗顔をした後は、ご自身の肌質に合わせたスキンケアを行いましょう。

オイリー肌タイプ

オイリー肌の方は、皮脂が気になってクレンジングや洗顔を過剰に行ってしまっていることがよくあります。そうなると、肌に必要な油分まで洗い落としてしまい、肌のバリア機能が崩れ、より一層皮脂分泌が過剰になってしまうのです。

このような状況を防ぐためには、クレンジング剤や洗顔料の選び方が重要。

クレンジングは洗浄力の強いオイルタイプのものではなく、肌の潤いを保ちながら不要な皮脂・汚れだけを落としてくれるジェルタイプのものがおすすめ。

また洗顔料は、肌への刺激の少ない無添加※で低刺激のものがおすすめです。

※ 石油系合成界面活性剤、パラベン(防腐剤)含む旧表示指定成分、合成香料、合成着色料、鉱物油を使用しない

混合肌タイプ

混合肌タイプは、季節の変化によって肌の状態が変わりやすく、なかなか対策が難しいと感じるかもしれませんが、保湿が足りていない場合がほとんどです。

Tゾーンなど皮脂腺の多い場所には保湿は必要ないと思うかもしれませんが、それは間違い。保湿を怠ってしまい肌が乾燥すると、肌をうるおそうとして、一層皮脂の分泌量が増えてしまいます。

そのため、皮脂腺の多い場所であっても洗顔後にすぐに化粧水で水分を与えた後、ジェルやクリームでその水分を閉じ込める、という基本の保湿ケアを怠らないようにしましょう。

乾燥肌タイプ・敏感肌タイプ

乾燥肌の方は、季節にかかわらず肌に潤いが足りていない状態のため、夏場でも保湿が非常に重要です。

内側からも水分が不足しがちなので、うるおいを外側から与えることはもちろん、こまめな水分補給やインナーケアで内側からもうるおいを増やすよう意識しましょう。

食事内容を見直すことで乾燥肌を改善できる場合もありますよ。

乾燥肌や敏感肌に不足しがちな栄養素は、タンパク質・ビタミンA(β-カロテン)・ビタミンB2・ビタミンC・ビタミンE・亜鉛などです。

それぞれ、肌の細胞の働きやコラーゲン生成、皮膚の保護や再生、健康維持、細胞の抗酸化、血行促進、代謝などに不可欠な栄養素です。

栄養バランスの良い食事で、刺激やストレスに強い肌環境の維持を心がけましょう。

また、乾燥肌は敏感肌とセットである場合も多いです。

乾燥肌とは、乾燥によりバリア機能が弱まっている状態です。

そのため、乾燥肌はさまざまな刺激に敏感に反応してかゆみや赤み、かぶれなどの肌トラブルが起こりやすい肌=敏感肌ともいえるというわけです。

ちなみに、皮膚のバリア機能では、主に下記の3つの組織が重要な役割を果たしており、「皮膚バリアの3因子」とよばれています。

  • 角層細胞間で水分を保持するセラミドに代表される「細胞間脂質」
  • 角層の中で水分を引き寄せる「NMF(Natural Moisturizing Factor=天然保湿因子)」
  • 肌表面で水分の蒸散を防ぐ「皮脂膜」

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マスクによるメイク崩れを防いでベストな状態をキープ!

マスクによってメイクが崩れてしまう原因は、オイリー肌や混合肌の場合は汗や皮脂の分泌、乾燥肌や敏感肌の場合は乾燥や肌荒れであることが多いです。

マスク着用の日のベースメイクは自分の肌タイプに合ったポイントを押さえ、ポイントメイクはマスクに付きにくくなるよう工夫しましょう。

ファンデーションを厚塗りしなくても美しい肌に整えるために、正しい洗顔や保湿などのスキンケアを実践し、肌のコンディション自体を整えていくことも大切です。

そうすることで、すっぴんを美しくしていただき、素肌感のある素敵なメイクでお過ごしください。

「美肌に勝るメイクなし!」です。

ドクターリセラでは、お一人おひとりの肌のお悩みに優しく寄り添い、優しく肌を健やかに導く無添加化粧品※や、天然色素にこだわった肌にやさしいメイクブランドVI PLANTEを取り扱っていますので、ぜひご覧ください。

※ 石油系合成界面活性剤、パラベン(防腐剤)含む旧表示指定成分、合成香料、合成着色料、鉱物油不使用

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WRITER
マーケティング部副部長
松本 しのぶ

美容業界歴24年 2013年ドクターリセラ(株)入社。直営エステ事業部・広報部・品質保証部を経て、現マーケティング部にて【公式HP】【リセラテラス】を運営。プライベートは5人のまごのグランマ。

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