こんにちは!美と健康をサポートするリセラテラスの松本です。
日頃使用する化粧品はどのようなものを使えば良いのか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
健やかな肌状態に導くためには、年齢による肌の悩み、季節などにあわせて今の自分の合う化粧品を選ぶことが非常に重要です。
また、化粧品にはさまざまな成分が配合されています。
成分の内容や表示方法なども知っておくことで、自分にとって理想的な化粧品を選ぶことができますよ。
今回は化粧品の選び方について、選ぶポイントや成分の見方、注意点などをご紹介いたします。
目次
世の中には、メイク用品や基礎化粧品などさまざまな化粧品で溢れています。
人によって肌状態やお悩みが異なるため、化粧品を口コミや価格だけで決めてしまうと、自分の肌には合わない可能性があります。
また、普段使っている製品だからとリサイクルサイト等で購入するのは、古い製品だったり保管状況がわからなかったりするので、美容のプロとしてはあまりオススメできません。
健やかな肌を手に入れるためには、自分の年代や肌質に合った化粧品を正しく選ぶことが大切です。
化粧水や美容液など基礎化粧品を選ぶ際には、正しい使い方を知ることで、化粧品の効果をより実感することができますよ。
化粧品選びに迷ったときは「年代」「肌質」「季節」などを基準に選ぶことで、自分の肌に合う化粧品に出会うことができるでしょう。
20代前半までは皮脂が多い傾向にあり、そのためニキビができやすくなります。
毛穴の汚れをキレイに汚れを落とし、基礎化粧品は肌への刺激が少ない優しい化粧品がおすすめです。
20代後半は、皮脂量や水分量が減少することによる肌荒れが起こりやすくなります。
乾燥にお悩みの方は、たっぷりと化粧水を肌に浸透させて(※角質層まで)保湿成分を配合した化粧品を選ぶと良いでしょう。
10代〜20代は自分の肌を知ることが大切な時期です。
さまざまな化粧品を実際に手に取り、お肌に必要な成分を知ることも、未来の自分のためになりますよ。
30代になると小じわなどのお悩みが増えていきますので、エイジングケア(※年齢に応じたケアのこと)を意識した化粧品選びが大切です。
身体に輝きや美しさを与える、エイジング対策ができる化粧品を選んでみてはいかがでしょうか。
肌の衰えを感じやすい40代以降は自分の肌の状態を理解している方が多いので、自分の肌悩みを解消してくれ、ハリツヤのある美しい肌を目指す化粧品を選ぶようにすると良いでしょう。
メイク用品では、天然由来成分でつくられたコンシーラーや唇自体をケアしてくれるリップグロスなど、メイクをしながら肌を健やかにしてくれるアイテムがオススメです。
肌質は大きく「普通肌」「脂性肌」「乾燥肌」「敏感肌」「混合肌」に分けることができ、肌質に合わせた化粧品選びが肌悩みの解消に大きく繋がります。
皮脂と水分量がバランスの良い「普通肌」の方は、とくに化粧品選びに制限はありません。
ただし、肌に安心な成分かを確認するとともに、冬など季節によって乾燥する恐れがあるので、寒い時期は潤い成分の多いアイテムでしっかりケアしましょう。
油分が多く肌のベタつきが気になる「脂性肌」の方は、皮脂の分泌を抑える化粧品を選ぶのがオススメです。
ベースメイクでは、フェイスパウダーを取り入れることで皮脂による化粧崩れを軽減することができますよ。
対して、肌の油分や水分が少ない「乾燥肌」の方は、保湿成分をたっぷり含んだ化粧品が効果的です。
ベースメイクはフェイスパウダーは使用しないか、部分的に取り入れるのがオススメです。
「敏感肌」の方は肌のバリア機能が低下している傾向にあり、肌が刺激を感じてしまうと反応してしまい、赤みやかゆみなどを引き起こす恐れがあります。
そうならないためには、自分の肌に合った優しい成分の化粧品を選ぶことが重要です。
石油系合成界面活性剤や防腐剤などが不使用のものなど、成分をしっかり見極めることで肌トラブルが起きにくくなりますよ。
顔の部分によって肌質が異なる「混合肌」は、額から鼻、あごにかけたTゾーンは皮脂が多く、目の下から頰は乾燥しやすいなど、場所によって肌状態が異なります。
そのため、基礎化粧品選びに困っている方も多いのではないでしょうか。
皮脂の多さは乾燥によって引き起こされているケースも多いため、水分バランスを整えることができる基礎化粧品がおすすめです。
もし、目の周りなど乾燥が気になる部分がある場合は、乾燥部位に専用の保湿クリームなどをしっかり塗りましょう。
肌は気温や湿度の影響を非常に受けるため、季節によって肌状態が大きく変化します。
そうならないために季節の変わり目には、事前に環境変化に耐えられる肌づくりが重要なポイントになります。
乾燥する冬は保湿成分を配合した化粧品を、夏は化粧崩れや皮脂対策ができる化粧品に変えるなど、気温や湿度による自分の肌状態を見極めて選びましょう。
基礎化粧品には、主に、クレンジング・洗顔ソープ・美容液・化粧水、保湿クリームなどがあり、それぞれ働きが異なります。
基礎化粧品を使用する順番はメーカーによって異なる場合がありますが、ここでは一般的な使用順序についてご紹介します。
1日過ごした肌は、メイクと皮脂が混ざりあった状態。
毛穴の奥に詰まった汚れや皮脂を、クレンジングを使用することできれいに落とすことができます。
リップ、マスカラ、アイブロウなどのポイントメイクは、クレンジングを馴染ませたコットンで摩擦をかけないように優しく拭き取りましょう。
メイクだけではなく、余分な皮脂や毛穴汚れをきれいに落としリセットしましょう。
洗顔ソープは皮脂汚れや古い角質を取り除く役割があります。
ソープを使用する時は、しっかりと泡立ててから使用します。
化粧水は洗顔時に失われた水分を補う役割があるため、洗顔後はすぐに化粧水をつけましょう。
化粧水で肌の奥まで水分でしっかり満たすことで、その後の有用成分の浸透をスムーズにします。(※角質層まで)
お肌の機能がしっかり働く状態をつくるサポートの役目。
エイジングケアや毛穴、乾燥など、肌の悩みに合わせて選ぶことで、より一層効果を感じることができます。
肌につけた化粧水や美容液の成分を閉じ込める蓋のような役割があります。
保湿効果もあり、洗顔で失われた皮脂膜のかわりに肌を保護します。
化粧品を選ぶ際に重要視したいのが成分。
肌に優しい化粧品を選びたい方やアレルギーがある方は、化粧品の成分やパッケージに記載している成分の表示方法を知っておくことで、自分に合う化粧品を見分けやすくなります。
医薬品医療機器等法により化粧品の全成分表示が義務付けられており、パッケージに記載されている成分表示は、成分の配合量が多い順に記載されています。
なお、配合量が1%以下の成分は順不同で表示されています。
使用を避けたい成分がある方は、化粧品を使用する前に、必ず成分表示をチェックするようにしましょう。
また、肌に優しい化粧品を使用したいという方が気になるのが「無添加」や「天然由来」「自然派」といった言葉。
これらの言葉は非常に似ており、ナチュラルなイメージを与えますが、それぞれ意味が異なります。
正しい意味を知り、細かい成分をチェックして選びましょう。
2001年3月までは、アレルギーや皮膚障害を起こす可能性が高い102種類の成分(旧指定成分)を含まないものを「無添加」としていましたが、現在は全成分表示制度となったため廃止されました。
現在「無添加」という言葉には明確な定義はなく、無添加=何も入っていないというわけではありません。
もちろん、実際に添加物が入っていない化粧品もありますが、「無添加」という言葉だけでは判断がつかないため、「無添加だから肌に優しい」とは考えないほうが賢明といえるでしょう。
購入前に成分まで細かく見て選ぶと安心です。
天然由来とは、植物や動物など天然に由来した成分を配合していることを意味します。
しかし、天然由来の成分が必ずしも肌に優しいとは限らず、天然成分の抽出方法によっては肌に刺激を与えてしまう恐れがあります。
「天然由来」と記載されているものは、抽出方法や製法なども合わせて確認することをオススメします。
天然由来成分を1つでも配合していれば、「自然派」と表記できます。
そのため、自然派=化学合成成分を配合していないというわけではありません。
健やかな肌を手に入れるためには、自分に合った化粧品を選ぶことが大切です。
年齢や肌質に合わせて選んだり、季節によって使用するアイテムを変えたりと、自分の肌状態に合わせて選びましょう。
また、肌に優しい化粧品を選びたい方は、化粧品の成分やパッケージに記載している成分の表示方法を知っておくことで、自分に合う化粧品を見分けやすくなります。
ポイントや成分の見方をマスターして、自分にぴったりの化粧品を見つけてくださいね。
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