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冬や季節の変わり目は肌の乾燥対策が重要!乾燥する理由やケア方法

こんにちは!美と健康をサポートするリセラテラスの松本です。

毎年秋冬の寒い時期や季節の変わり目には「お肌が乾燥してきたな…」と感じる人も多いのではないでしょうか。

悩みのタネでもある肌の乾燥。

乾燥しないためにはどんなことをすればよいのでしょうか?

肌の乾燥対策や、そもそもなぜ肌が乾燥するのかなどを説明していきます。

地割れ

肌の種類によって乾燥対策へのケアを変えよう

まずは自分がどのお肌なのか、しっかりと分析するところから始めましょう。

医学的に定義されているものではありませんが、美容業界では肌質が大まかに4つの種類に分けられます。

それぞれの肌タイプによって、乾燥対策やスキンケアなどの方向性はさまざま。

自分の肌の状態にあったケアを見つけることが大切です。

乾燥肌

水分が少なく乾燥しているタイプ。

秋冬に頬や口周りが粉を吹いたように白くなってしまう方は乾燥肌タイプです。

乾燥肌は水分を補う対策がおすすめです。

敏感肌

お肌の正常なバリア機能が低下し、環境ストレスに敏感なタイプ。

洗顔料や化粧品などの成分、物理的な刺激などに対し、肌荒れやアレルギー反応を起こしやすいタイプです。

敏感肌なら水分油分ともにバランスを取りつつ、お肌に負担をかけないケアが大切です。

脂性肌

皮脂分泌が過剰なタイプ。

脂性肌タイプはインナードライ(お肌の内側は乾燥している状態)が原因である場合もあります。

毛穴をつまらせないようにしっかり汚れを洗浄しつつ、皮脂の分泌量を調節していくケアが必要です。

混合肌

顔の部分によって油っぽい部分と乾燥している部分が混じっているタイプ。

主にTゾーンやおでこがテカリやすいですが、季節によってお肌の状態が変化しやすいのも特徴です。

混合肌なら季節ごとにお肌の状態を考慮し、きめ細やかなケアをすることが大切です。 

冬の肌の乾燥対策とは?季節の変わり目にも注意!

手の上にミスト

乾燥に負けないために、お肌の外側の保護はもちろん、内側からも潤いをアップしましょう。

冬の乾燥が激しい季節はもちろん、季節の変わり目などの乾燥しやすい時期に、乾燥の加速を食い止めてお肌本来の保湿力を最大に発揮するための効果的な対策をご紹介します。

入浴方法や洗顔方法をチェック

浴槽の温度は高すぎると皮膚を傷つけ内側の潤いを奪ってしまうこともあるので、ぬるめのお湯にゆっくり浸かるようにしましょう。

石鹸も敏感肌用や乾燥肌用など刺激の少ないものを選び、肌への負担を極力減らすことをお勧めします。

特に洗う際の摩擦には注意してください。

お顔は特にゴシゴシ洗ったり、ブラシなどで洗うのは危険です。

基本的には泡をクッションにして、物理的な刺激をお肌に与えないようにして優しく洗ってください。

そしてお風呂上りはしっかりと保湿をしましょう。

身体も乾燥しやすい場所(肘、首、肩など)は多めに塗ってみても良いかもしれません。

しっかり保湿する

お肌の乾燥が強い方には、セラミド配合の保湿アイテムの使用もおすすめです。

セラミドは元々お肌に存在している成分で、水分が蒸発して逃げないようにつなぎとめる働きがあります。

セラミドは角層細胞間脂質とも呼ばれ、水と一緒になることで「ラメラ構造」という特殊な構造をつくります。

湿度や気温が下がる真冬の過酷な状況でもしっとり潤った肌を守ることができますよ。

加湿する

肌の保湿だけでなく、部屋の加湿も基本です。

部屋の湿度は40~70%くらいがベストになります。

湿度が高いとカビの原因にもなることもありますが、湿度が低すぎると乾燥を招きます。

部屋の湿度を快適に保ってくれる加湿器には大きく分けて、気化式加湿器、スチーム式加湿器、超音波式加湿器、ハイブリット式加湿器の4種類があります。

加湿力だけを考えるとスチーム加湿器がおすすめです。

電気代を安くしたい場合は超音波加湿器がおすすめですが、加湿力が他のよりも低いです。

気化式加湿器は電気代が安いですが加湿力は低く、ハイブリット式加湿器は電気代は高くなりますが加湿力は強めです。

こうした機能面や費用面を考慮しつつも、最近ではデザイン性が優れたものがたくさん出ているので、お部屋に合わせて選ぶのも楽しいかもしれませんね。

食事でも改善

お肌の潤いを保持するためには、外側からのスキンケアだけではなく、内側からケアをして肌の新陳代謝を保つことが必要です。

乾燥が気になる方こそ、若々しく健康的なお肌を維持するために食事にも気を配るようにしましょう。

化粧品では角層までの潤い対策しかできないため、真皮層や内側からの潤いを改善するには、良質のたんぱく質やビタミン類を含むバランスのよい食事や水分摂取が欠かせません。

皮膚や髪をつくる主成分となるのはたんぱく質です。

しかも、たんぱく質となる食材には肌の潤いを助けるほかの栄養素も含まれています。

ビタミン類にはお肌を健康に保つための働きや内側から潤いを維持する働きがあり、特にビタミンCは抗酸化作用に優れた栄養素です。

ビタミンCは体内で生成することができません。

常に外から取り入れる必要があります。

お肌のうるおいを保つビタミンA、血流を促すビタミンEや鉄分なども意識して摂取するようにしましょう。

オススメの食材の代表的なものを挙げますと、卵や肉類、魚介類、大豆、乳製品、緑黄色野菜、セサミン(ゴマ)、ポリフェノール、ワインなどです。

また、寒さや冷たい飲み物などによって内臓が冷えると、末端の血流が滞り、冷えや乾燥が悪化します。

冬の間は、のどが渇いたらできるだけ温かい飲み物を飲むようにしましょう。

良質な睡眠にこだわる

健康的なお肌のためには、日々の良質な睡眠はとても大切です。

睡眠時間は7時間がベストだとされていますが、多忙で神経が昂っていたりで、寝つきが悪くなかなか良い睡眠を得られない方も多いのではないでしょうか。

お肌の健康や潤いを促進する質の良い睡眠は、寝始めてから最初の90分間が鍵だと言われています。

この間に美肌に有効な「成長ホルモン」が最も活発に分泌される「ノンレム睡眠」が訪れます。

ぜひ、最初の90分で良質で深い睡眠が得られるようにこだわってください。

「成長ホルモン」は、お肌の細胞の成長や正常な新陳代謝を促し、お肌の保水量を高めてくれます。

ストレスを溜めない

ストレスはお肌の大敵です。

ストレス状態が継続すると自律神経のバランスが崩れ、血行不良などの影響が出てきます。 

ストレスは血管を萎縮させ末端の肌に十分な栄養が届きにくくさせるのです。

酸素や栄養の足りないお肌は、ターンオーバーのサイクルが乱れ、バリア機能が低下し乾燥肌を悪化させてしまいます。

ストレスは交感神経を優位にさせ、交感神経は緊張状態や戦闘態勢をもたらしますが、その状態は長くは持ちません。

オフの時やリラックスしたい時は、副交感神経を優位にする必要があります。

ストレスが溜まっているなと感じたら、ゆっくり深く深呼吸をしたり、身体を揺らしたりして意識的に副交感神経が優位な状態=リラックスした状態をつくるようにしましょう。

知っておきたいお肌の構造と冬の肌が乾燥する理由

そもそも、肌はなぜ乾燥するのでしょうか。

それを知るためには、お肌の構造とはどのようなものかを理解する必要があります。

お肌の構造を理解していれば、化粧品の成分や効能がどの層に対してどのように働くか、さまざまな「環境ストレス」からお肌を守るためにどの方法が有効かなどを理解することができます。

また、ご自身のお肌を観察することで、ターンオーバーのサイクルやバイオリズムも知ることができます。

肌調子を整えたり、事前に肌荒れを予防したりと、お肌の管理がしやすくなります。

乾燥から肌を守るために知っておきたい、肌の下に隠れた層の構造や役割や、肌が乾燥する理由などを見ていきましょう。

お肌の構造

皮膚内の構造

一般的に皮膚と呼ばれている部位は、大まかに分けると表層から順番に、表皮、真皮、皮下組織の3つの層に分かれています。

表皮

「角質層」「顆粒層」「有棘(ゆうきょく)層」「基底層」の4つの層から構成され、その厚さはわずか0.2mmといった薄さです。

肌の表面である角質層は主にケラチンと呼ばれるたんぱく質でできており、角質の表面は皮脂で覆われています。

水分を保持する機能やさまざまな環境ストレスから肌を守るためのバリア機能も備わっています。

表皮の最下層に位置する「基底層」では、常に新しい表皮細胞が生み出されており、ここがターンオーバーの起点となっています。

真皮

皮膚全体の約70%を占め、お肌のハリや弾力を左右するのが「真皮層」です。

潤いを持続させるコラーゲン(膠原繊維)と、「真皮」を支え弾力性を保つエラスチン(弾性繊維)などの成分が存在しています。

これらの成分は繊維芽細胞という細胞で生み出され、古くなったものは分解されています。

この「真皮層」には、毛細血管・汗腺・皮脂腺・リンパ管・神経・毛根などが通っていますが、これらの構造も皮膚の健康を保つ上でとても重要な働きをしています。

皮下組織

皮膚の最も深い層に位置し、真皮と筋肉や骨などの組織との間でクッション的な役割を持っています。

そのほとんどは脂肪(皮下脂肪)でできており、外部からの衝撃を和らげる他には、体温を一定に保つ役割をしています。

「真皮」と「表皮」の働きをサポートするための栄養を蓄え、お肌の基盤となっている層です。

このように、皮膚はいくつもの層で構成されていますが、化粧品や美容液などのスキンケア成分が届くのは角質層までです。

角質層が十分に潤っていることで、お肌のバリア機能が正常に働きます。

冬は特に注意!肌が乾燥する理由

健康なお肌の角質層には、約20%~30%の水分が含まれており、これが20%以下になった状態の肌を「乾燥肌」といいます。

それ以上水分量が減り、お肌が白く粉を吹く肌トラブルや、つっぱりやかさつきなどの自覚症状が現れている場合、肌の水分量は10%以下になっていると予想されます。

これらの肌の乾燥の理由は、環境ストレスや空気中の湿度の低下によって、皮脂の分泌量や新陳代謝が低下することにあります。

環境ストレス

お肌は紫外線やほこり・汚れといったさまざまな刺激にさらされています。

それらの外的環境から受ける刺激を「環境ストレス」といい、環境ストレスはお肌の健康や老化に深く関わっています。

紫外線がお肌に及ぼす影響は乾燥だけでなく、日焼け、色素沈着、くすみ、シミ、シワなどもあげられます。

それ以外にも空気中の花粉や大気汚染物質、重金属の微粒子などは、肌に付着すると炎症や肌荒れを引き起こし、人によってはアレルギーの原因にもなります。

スマホやパソコン画面から発するブルーライトも、肌の乾燥や老化を進行させることがわかっています。

肌の奥深くまで到達してしまうロングUV−Aや近赤外線も要注意です。

これらの環境ストレスによって、人間の体内で生成されるフリーラジカルや活性酸素といった有害物質の生成量が増えると、乾燥をはじめとした肌トラブルの原因になります。

人間の身体の一部であるお肌は、体調と同じようにストレスや疲れ、ホルモンバランスにも大きく影響を受け、左右されやすいのです。

さらにお肌に良いと思って続けているスキンケアが、トラブルを引き起こすことも少なくはありません。

湿度の低下

特に冬はお肌にとって非常に過酷な季節で、「過乾燥」状態に陥りやすい季節です。

空気が乾燥しますので、環境ストレスにさらされた無防備な状態のお肌から肌表面の潤いも失われていきます。

この屋内外の湿度低下による「過乾燥」もお肌の乾燥の原因となります。

日本海側では大陸から湿気を含んだ寒気が降りてきて大雪が降るため、冬でも湿度は比較的保たれます。

しかし、太平洋側は高い山脈を超える際に湿気を失った、乾いた冷たい空気が流れてくるため、大気はほとんど乾いています。

また「過乾燥」は屋内でも発生しやすい状況です。

冬の屋内で暖房がガンガン効いていると、湿度はかなり低くなっています。

太平洋側はただでさえ空気が乾いているのに、その空気を温めようと暖房をかければ、さらに空気は乾いていきます。

冬は大気の乾燥だけでなく屋内でも、さらにお肌を乾燥させる環境になってしまっているのです。

また、湿度が高い夏でも油断はできません!

紫外線やエアコンの影響など、夏でも肌が乾燥する要因は身近に潜んでいます。

皮脂の分泌量が低下

秋冬は気温が下がり、皮脂分泌量が低下します。

角質層の表面を覆っている皮脂は、お肌の水分が外に逃げないように蓋をする役割をしていますが、その皮脂が不足した状態になるのです。

皮脂分泌が低下することで角質層のバリア機能が損なわれるため、お肌の内側の水分がどんどんと外気へと奪われ、外的ストレスもダイレクトに受けやすい状態になります。

またエアコンなどの暖房器具や、室内外の気温差によってさらにお肌はダメージを受け乾燥します。

夏は汗をふく回数が増えることで、肌表面の水分や油分を必要以上に取ってしまうことも。

クリームなどの油分を避けてさっぱりとしたスキンケアになりやすく、お肌の水分が保たれずに乾燥状態になってしまうことも多いです。

新陳代謝の低下

新陳代謝の低下も、肌が乾燥する要因の一つです。

特に寒さが厳しい環境では、私たちの身体は生命の維持のために重要な脳や心臓などの中心部に血液を集め、末端組織である指先や足先、皮膚への血流を減らし、熱の蒸散を抑え体温の低下を防ごうとします。

毛細血管は血液によって肌細胞に栄養分や酸素を送り届け、同時に肌細胞から二酸化炭素や老廃物を受け取って回収しています。

寒さによって毛細血管の血流が減少すると、栄養や酸素が末端の器官まで行き渡らず、新陳代謝が滞りがちになります。

また、新陳代謝は加齢によっても低下すると言われています。

生活習慣やストレスが影響するとも言われていますので、環境が変わりやすい春などにも注意が必要です。

新陳代謝が正常な場合、お肌の表層にある角質層は細胞が規則正しく並び、定期的に入れ替わっています。

そのサイクルでお肌を修復したり、健やかな状態を維持することができています。

しかし、加齢や寒さが続くことで新陳代謝が遅れたり、修復サイクルが乱れたりすると、お肌本来の保湿機能やバリア機能が落ち、角質層のキメも乱れてしまいます。

その状態でのお肌は、大気の乾燥からお肌を守る力が弱く、内側の水分も蒸発しやすくなるためさらに乾燥が進んでしまいます。

冬や季節の変わり目には肌の乾燥対策を!保湿や加湿、食事や睡眠にも気を付けよう

肌には4つの種類があり、自分の肌の性質を理解することでより効果的に乾燥への対策を行うことができます。

具体的な乾燥対策方法は、入浴や洗顔方法、保湿や加湿、食事や睡眠、ストレスを溜めないなどさまざまありますので、実践できることから試してみてくださいね。

肌を乾燥から守るためには、肌の構造や乾燥する仕組みも知っておくことが大切です。

あなたは、どの肌タイプでしたか?

正しいスキンケアをして、健康的で若々しく、みずみずしいお肌を目指してみましょう。

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WRITER
マーケティング部副部長
松本 しのぶ
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美容業界歴24年 2013年ドクターリセラ(株)入社。エステティシャン・広報勤務を経て、オウンドメディア【リセラテラス】を立ち上げる。プライベートでは3人のまご馬鹿グランマ。

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