こんにちは!美と健康をサポートするリセラジャーナルのフード担当椿本です。
毎日の生活の中で睡眠をとっているのに疲れが取れないと悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
そんなとき、どうやって疲労回復を図っていますか?
温泉やマッサージなど様々あると思います。
しかし、体の根本から元気になるには疲労回復に効果的な食べ物を摂るのがおすすめです。
そこで今回は、疲労を回復させてくれる食材や、効果的な食べ方などについて紹介していきたいと思います。
目次
自分の体調や疲労の種類によって、疲労回復に良い食べ物は異なります。
自分の疲労の原因がなにかを知り、必要な栄養素を摂りましょう。
疲労の種類と、それぞれの疲労を回復させるのに役立つ食べ物をご紹介します。
環境や生活習慣によって、肉体は疲労を感じます。
具体例をあげると暑い、寒い、睡眠不足、体調不良、偏食、長時間の労働に長時間の通勤、運動不足など様々です。
現代では神経が疲労することも多く、長時間のデスクワークでパソコンを至近距離で見続けることにより、ストレスがたまり神経疲労が起こります。
神経疲労は脳の疲労とも呼ばれ、近くのものを見る作業をしたときに感じる目の疲れは脳の疲労です。
肉体疲労や神経疲労を軽減させるためには、新陳代謝をスムーズにして糖質の利用効率を高めてくれるビタミンB1を摂るのが効果的。
ビタミンB1を多く含んでいる豆腐やウナギ、豚肉、玄米、ナッツなどを食事に摂り入れましょう。
病気やけがは肉体的なストレスですが、健康ではなくなっている状態として、精神的なストレスもあてはまります。
人生の様々な出来事が精神的なストレスを引き起こします。
具体例をあげると就職や引っ越し、人間関係のトラブル、夜勤、残業、昇進や左遷、結婚などがあります。
悲しい出来事ではなくても知らない間にストレスを感じている場合もあります。
精神的なストレスに効果的な栄養素はベータカロテンやビタミンE、ビタミンC、クエン酸などです。
疲労が蓄積した状態の体は活性酸素の増加や免疫力の低下を招いてしまいます。
活性酸素や乳酸を取り除いてくれる食べ物を積極的に摂りましょう。
色鮮やかな野菜や果物は抗酸化作用を持っており、ビタミンCも豊富です。
ビタミンCは鉄の吸収率を上げるためにも欠かせない栄養素となっています。
ビタミンEは魚介類やアーモンドなどのナッツ類に多く含まれており、果物や野菜と組み合わせると効果が上がります。
梅干しや柑橘類に含まれるクエン酸にも疲労を軽減する効果があります。
体に吸収されにくいミネラルを体内に吸収しやすくする働きもありますよ。
疲労回復効果があるといわれるような食品でも、調理法によっては摂取した意味がなくなってしまうことも。
ここでは疲労回復に良い食べ物を効果的に取り入れるためのポイントを紹介します。
脳を使うと甘いものが欲しくなりますよね。
脳のエネルギーの源は糖質だけなので、つい砂糖を使ったお菓子や料理で糖質を摂取したくなるかもしれません。
ですが、糖質を摂りすぎると体内でたんぱく質と結びつき糖化してしまいます。
糖化たんぱく質が蓄積されると疲れやすくなるので、脳のエネルギー補給なら、炭水化物がおすすめです。
豚肉に含まれているビタミンB1は疲労回復のビタミンと呼ばれていますが、豚肉だけ食べても疲労回復効果を十分に得られません。
ビタミンB1を効率よく摂取するためには、アリシンやクエン酸と一緒に摂取するのが大切なのです。
アリシンはネギやニラ、ニンニクに多く含まれる栄養素です。
抗酸化作用があり、刻んだり、熱を加えることで疲労回復効果が持続しますよ。
クエン酸はパイナップルやミカン、梅やお酢、レモンなどに多く含まれています。
とんかつにレモンをかけたり、梅肉を豚肉で巻くなどメニューを工夫して、豚肉とクエン酸を一緒に食べると相乗効果で疲労回復効果が上がります。
疲労回復に良い食べ物をご紹介してきましたが、これらの食べ物ばかりを食べていては食事のバランスが崩れてしまいます。
疲労を回復させるには、これらの食べ物を中心とした栄養バランスの良い食生活を心掛けることが大切です。
代謝をよくするには糖質やたんぱく質が必要ですし、エネルギーを作り出す回路を動かすためにはビタミンやミネラルも重要な栄養素です。
さまざまな食材からこれらの栄養素をしっかり摂りましょう。
その季節ごとの旬の食べ物をメニューに取り入れるのも効果的です。
旬のものは新鮮で栄養価も高い傾向があるため、必要な栄養素を摂取するのに役立ちますよ。
長い間、体調がよくなかったり、疲れが取れないと感じている方は、疲労回復に効果的な食べ物を摂るよう心掛けてみましょう。
自分の疲れている原因によって効果的な栄養素は異なります。
肉体疲労や神経疲労には豚肉やウナギなどに含まれるビタミンB1がおすすめ。
精神的なストレスからくる疲れにはベータカロテンやビタミンE、ビタミンC、クエン酸などを含む食べ物を摂りましょう。
調理法や食べ方もポイントです。
脳が疲れたと感じたら、砂糖を使ったお菓子よりも炭水化物で糖質を補給しましょう。
ビタミンB1はネギやニンニクなどに含まれるアリシンや、レモンや梅干しに含まれるクエン酸と一緒に摂ると効果がアップします。
これらの食べ物を中心に、栄養バランスの良い食生活を心掛け疲労をためない体をつくりましょう!
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