こんにちは!美と健康をサポートするリセラテラスの松本です。
年齢を重ねて、シワやほうれい線が目立ってくると、老け顔に見られることも増えるかもしれません。
とりあえず化粧でカバーするという方法もありますが、根本的な解決にはなりませんよね。
そこで、おすすめなのが顔の表情筋を鍛える「顔ヨガ」です。
顔ヨガで顔の筋肉を鍛えると、顔全体の血行やリンパの流れが改善されて、顔がすっきりと若々しく見える効果があるといわれているんですよ。
今回は顔ヨガの効果や特徴、おすすめの顔ヨガのポーズや、顔ヨガの効果を高めるポイントなどについてご紹介します。
目次
顔ヨガとはどういうものなのか、特徴や効果について見ていきましょう。
特に日本人には顔ヨガがおすすめなのですが、その理由も詳しくご紹介していきます。
顔ヨガとは、顔の表情筋を鍛えてストレッチすることを指します。
実は顔には約60種類もの表情筋が存在していて、その表情筋は心の状態とリンクして、嬉しかったり悲しんだりと複雑な表情を作っています。
これらの表情筋を使わないでいると筋肉が伸びて固まり、表情グセがついてたるみやシワ、目の下のクマなどの原因となってしまいます。
顔ヨガはゆっくりとした動きで表情筋をストレッチすることで顔の筋肉を刺激し、固まった筋肉をほぐし、弾力を取り戻してくれるのです。
顔ヨガは筋トレとはまったく違うもので、誰にでも簡単にできるのが特徴です。
表情筋は小さな筋肉が集合しているものなので、体の筋肉を鍛えるよりも比較的短期間で効果が現れる傾向があります。
顔ヨガを実践することで期待できる効果には、クマや肌のくすみ、たるみ、顔のゆがみ、シワやシミの改善などが挙げられます。
顔ヨガで表情筋をストレッチすることで、筋肉が刺激されて新陳代謝が促され、血行やリンパの流れも促進されます。
顔の血行やリンパの流れが良くなることで、栄養素や酸素などを隅々に行き渡らせ、健康的で若々しい肌を作ることができるのです。
クマやくすみ、たるみやシミができる原因のひとつは血行不良。
疲れや冷えなどによって顔全体の血流が悪くなると老廃物が溜まりやすく、これらの肌トラブルにつながってしまいます。
目の下のクマにはいくつかの種類がありますが、その中でも改善が難しいのが「黒クマ」です。
黒クマは、目の下の皮膚がたるんだり目の周りの筋肉が衰えて脂肪が突出することで、影ができて黒くくすんで見えるクマのこと。
しかし、朝晩に集中的に顔ヨガを取り入れることで解消しやすくなります。
皮膚のたるみもなかなかスキンケアでは改善しにくい部分ですが、顔ヨガで筋肉が刺激されて引き締まると、自然と解消されやすくなります。
また、食事のときに同じ側ばかりで噛み続けると発生する顔のゆがみも、顔ヨガを取り入れることで均等になり左右のバランスがよくなりますよ。
朝起きたときに気になる顔のむくみにも効く顔ヨガもあり、むくみを取ってフェイスラインをすっきりと見せることもできます。
日本人は欧米の人に比べると、もともと喜怒哀楽を表現する表情が乏しい傾向にあります。
顔の表情や身振り手振りで感情を伝える欧米人と比較すると、表現が控えめな日本人は、欧米人の30%程度しか表情筋を使えていないともいわれています。
また、日本語はあまり表情筋を使わなくても発声できる言語ということもあって、日本人の表情筋はあまり使われない状態になっているといえるでしょう。
しかも、日本では新型コロナウイルス感染症の影響でマスク生活が長く続いています。
外国の人に比べて日本はマスク着用率が高く、マスク着用が解除されても、マスクを着ける方も多いのではないでしょうか。
マスクをすると息苦しさなどから口元が開きがちで、口周りの筋肉が衰えてしまいます。
外出制限などで人と会って話をすることが減ってしまったという人も多いでしょう。
また、日常生活であまり人と話さないでいるとさらに表情筋を使わなくなり、次第に衰えてシワやたるみなどにつながります。
もともと日本人は使うことが少ない筋肉なので、顔ヨガで少し鍛えるだけでも効果が表れやすく、日本人には特におすすめ。
効果が出やすいので、モチベーションアップにもつながりやすいのもうれしいポイントです。
顔ヨガを日常生活に取り入れて、若々しさをアップ!
目的別に具体的な顔ヨガのやり方をご紹介します。
正面を向き、目を大きく開いて、口の形が逆三角形になるように横に開きます。
親指と人差し指で丸を作り、頬の一番高い位置で止めます。
さらに、丸を作っている手を軽く上に持ち上げて頬をリフトアップ。
その状態を10秒ほどキープしましょう。
指を外し、ゆっくりと表情を元に戻します。
2~3回を1セットにして行いましょう。
頬の位置を高くして若々しい印象にするほか、ほうれい線が気になる人にもおすすめの顔ヨガです。
唇を前に出しながらすぼめて、口からゆっくりと息を吸います。
頬の筋肉を耳から口に向けて引っ張るイメージで行ってください。
大きく息を吸いこんだら、そのままの表情で息を吐き切りましょう。
この動作を5セットほど行います。
頬の筋肉と口角を引き上げる筋肉を伸ばし、口元と顎のラインをスッキリとさせてくれる顔ヨガです。
「あっかんべー」と舌を出すポーズも顔ヨガになります。
舌を下に伸ばして先端に力を入れて尖らせ、目は大きく見開いたまま息を吸って大きく吐きます。
吐くときは「ハー」と声を出しながら体内の空気を全て吐ききります。
息を吐ききったら顔をリラックスさせて呼吸を整えましょう。
この動作を1日5セット行います。
舌の筋肉が鍛えられ、顔全体の筋肉をほぐして血行を良くします。
血流が良くなることで、クマやくすみ、むくみの解消が期待できますよ。
「あっかんべー」の応用は、むくみ解消にも効果的。
目を大きく開いて舌を思い切り下に出します。
舌を出した状態のまま息を吐き続け、息を吐ききったら舌を戻します。
これを数回繰り返します。
両手で鎖骨を押さえ、口をタコのように尖らせて顔を後ろに倒して5秒キープします。
3セットが目安です。
顔ヨガの効果を高めるには、鏡で顔の動きを見ながら行うのがポイントです。
間違った動きをすると逆効果になってしまうこともあるため、イメージしたとおりの正しい動きになっているかどうか、鏡を見ながら実践しましょう。
また、顔ヨガをするときの姿勢もポイント。
背筋を伸ばし、立ってやる場合は足の裏を床にピタッと付けましょう。
座ってやる場合も背筋を伸ばし、下腹を締めて床を踏みしめます。
呼吸は腹式呼吸で深く息を吸って吐くことを心がけましょう。
このとき、息を止めないように気をつけてくださいね。
顔ヨガは、表情筋を鍛えるエクササイズのことです。
顔ヨガによってクマや肌のくすみの解消、たるみや顔のゆがみ、シワやシミの改善といった効果が期待できます。
日常生活で表情筋を使う機会が少ない方は顔ヨガをすると効果も感じやすいので、ぜひ取り入れてみてください。
顔ヨガにはさまざまなものがありますが「あっかんべー」を応用したものなど、誰でも簡単にできるものが多いですよ。
顔ヨガをする際には、鏡で動きをチェックしながら、正しい姿勢で行うのが効果を高めるポイントです。
深く呼吸することも意識して実践してみてくださいね。
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