こんにちは!美と健康をサポートするリセラテラスの松本です。
一度形成されると除去が非常に難しいセルライト。
日本の成人女性の約8割が、セルライトの悩みを抱えているといいます。
セルライトはどうしてできてしまうのでしょうか?
そもそもセルライトとは何かということや、セルライトができる原因、セルライトを予防する方法についてご紹介いたします。
目次
セルライトの正体は、肥大した脂肪細胞に老廃物が結合して凝り固まり、大きな塊となったものです。
皮膚の表面がボコボコと盛り上がって見えることから、欧米ではオレンジの皮のような皮膚を意味する、「オレンジピールスキン」とよばれているそうです。
セルライトには種類があり、主に脂肪型セルライト、浮腫型セルライト、繊維化型セルライト、筋肉質型セルライトに分けられます。
セルライトは体型に関係なく、10代後半以降の女性にできやすいといわれています。
特に40代以降は代謝の低下が激しく、脂肪が付きやすくなるため、セルライトも増加する傾向にあるようです。
セルライトができる代表的な原因について見ていきましょう。
先ほどご紹介したとおり、セルライトの多くは脂肪と老廃物からなっています。
運動不足で新陳代謝が悪くなると老廃物が排出されにくくなり、脂肪が蓄積されやすくなるため、セルライトができやすくなります。
また、脂肪の比率が増えるということは、筋肉量が低下するということですので、その分筋肉を覆っている皮下脂肪を支えることができなくなってしまいます。
支えきれなくなった皮下脂肪はやがて、下垂し塊となって重力の影響を受けるのです。
こうしてボディラインにたるみが生じることによって、脂肪が血管やリンパ管を圧迫し、血液の循環が悪化。
血液とともに排出されるはずの老廃物が体内に溜まり、脂肪と結合することでセルライトを増やす原因をつくってしまうのです。
物理的ストレスや心理的ストレスも、セルライトができる原因になることがあります。
人はストレスを感じると、血管が収縮してしまうといわれています。
そのため、ストレスがあると血液の循環を悪くしてしまう恐れがあるのです。
なお、物理的に長時間圧迫したり、体が冷えて血流が妨げられる状態が続いたりした場合も、同じように血液の循環が悪くなります。
特に、慢性的なストレスに悩んでいる人は要注意です。
慢性的なストレスを抱えていると、リラックスした心の状態を保てません。
すると、常に緊張した状態、つまり血行不良の状態になってしまうため、老廃物を排出する働きが衰えてしまうのです。
また、回復力や自然治癒力も衰えるため、セルライトができやすくなる可能性があります。
女性ホルモンの乱れによってもセルライトができやすい状況が生まれます。
男性と比べて女性は皮下脂肪がつきやすいといわれています。
女性は妊娠や更年期、月経などでホルモンバランスが崩れやすく、バランスが乱れると脂肪細胞が大きくなり、肥満の原因やセルライトができる引き金ともなるのです。
また、生理前には体内に水分を溜め込みやすくなるため、セルライトが生成されやすくなります。
セルライトをなくす方法と聞いて、一番に思い浮かぶのが「セルライト潰し」ではないでしょうか。
しかし、セルライトは潰してもまた元に戻ります。
それどころか、老廃物や水分を流してくれる機能が壊れてしまい、余計なものまで溜まってしまうことがあります。
では、どうしたらセルライトを予防・対処することができるのでしょうか?
セルライトの予防・対処として重要なのは、今以上に余分な脂肪をつけないことと、老廃物を溜めないことです。
脂肪がついたり老廃物が溜まったりする原因は、生活習慣と深く関わりがあります。
そのため、日常生活での小さな積み重ねが大切になってきます。
日常生活で心がけたいポイントをご紹介します。
余分な脂肪がついてしまうのを予防するためには、栄養バランスの良い食事が欠かせません。
偏った食生活では摂取カロリーが増え、脂肪がつきやすくなってしまいます。
主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物の5つをバランスよくとることが重要です。
セルライト予防のために、筋力をアップさせるのも効果的ですが、そのためにはタンパク質量が多い食べ物がおすすめです。
お肉や卵、牛乳なども、あわせてとるようにしましょう。
リセライーツの低糖質弁当は、低カロリーにも関わらず高たんぱくなお弁当。
管理栄養士が監修し、最適なPFCバランスにしています。
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また、塩分の摂りすぎを避けることも大切です。
塩分には水分を抱え込む性質があるため、摂り過ぎるとむくみの原因になります。
体がむくむと、血液やリンパの流れが滞り老廃物が溜まりやすくなるので、セルライトができやすくなるのです。
セルライトができやすい部分の一つに「脚」があります。
ストレッチで筋肉や固まった脂肪をほぐすことで、代謝が良くなります。
テレビを見ながらでもできる、簡単な脚のストレッチをご紹介します。
マッサージも血流を良くする効果が期待できます。
脚を中心にやってみましょう。
普段ヒールを履くことの多い女性は特に、足の裏に老廃物が溜まりやすい傾向にあります。
そのため、毎日しっかりと足の裏を指圧して血行を促すことで、セルライトを減らすことができます。
じゃんけんのグーのような形に手を握り、足裏を押し上げるようにかかとからつま先まで10往復しましょう。
それをくり返すだけでも、十分効果が期待できます。
ふくらはぎや太ももは特に血行が悪くなり、むくみやすいポイントになります。
セルライトができやすい場所でもあるので、よくリンパの流れを促してあげましょう。
優しくなでるように押さえながらゆっくりと流すと効果的です。
また、ふくらはぎの筋肉をストレッチなどでよく伸ばしてあげるのも良いですね。
特にデスクワークなど同じ姿勢で作業している方は、仕事中も時々、ふくらはぎの筋肉を伸ばすように意識をしてあげることが大切になります。
体が冷えていると、血行が悪くなりセルライトが悪化してしまいます。
セルライトの予防や改善のためには、体を温めて血行を良くするように心がけましょう。
シャワーだけではなく、湯船に浸かることで体が温まります。
老廃物の運搬役であるリンパ液の流れも良くなるため、老廃物の排出効果が期待できます。
熱いお湯に短時間浸かるより、温かいお湯に10~15分ゆっくり浸かるほうが、体が芯から温まりますよ。
ふだんシャワーで済ませている方も、湯船に浸かることを習慣化してみましょう。
睡眠不足が続くと自律神経が乱れやすくなり、セルライトがつきやすい体になってしまいます。
睡眠時間が十分に取れている場合でも、浅い眠りや質の悪い睡眠ではあまり効果が期待できません。
良い睡眠環境で、質の良い睡眠を取ることにも気を配りましょう。
水分不足になるとリンパ液の量が減り、老廃物が流れにくくなり体内に老廃物が蓄積しやすくなってしまいます。
こまめに水分補給をしてリンパ液の量の減少を防ぎ、老廃物の排出が滞らないようにしていきましょう。
人間の体は、1日に約2.5リットルの水分を排出するといわれています。
食事や体内で補われる水分量を除いて、約1.2リットルの水を飲み物から摂取すると良いでしょう。
水分補給は一気に行わず、数回に分けて行うのがポイント。
冷やさずに常温で飲むのがおすすめです。
脚を組むと脚全体を流れるリンパ管の集合地点の股関節が圧迫されることから、リンパ液の流れが悪くなってしまいます。
そうすると脚に老廃物が蓄積しやすくなり、セルライトの形成につながるのです。
脚を組むことが癖になっている方は、脚の間にノートを挟んで座るなどの対策もおすすめです。
なお、脚を組むことは姿勢を悪くすることにもつながりますので、猫背の姿勢にも気をつけましょう。
猫背の姿勢は肩が前に出るため、鎖骨のあたりにある静脈角が圧迫され、二の腕のリンパ液の流れが悪くなってしまう可能性も。
猫背は二の腕に余分な脂肪がつきやすくなる一因でもあります。
猫背の改善には、背筋部分の筋トレやストレッチが効果的です。
「自宅でのセルフケアではなかなか、セルライトは取れない…」とお悩みの方はエステティックサロンを利用するのがおすすめです。
脂肪がつく原因は人それぞれ。
エステティックサロンではカウンセリングに基づき、自分に合った除去方法でセルライトをケアしてくれますよ。
部位ごとになにが原因でセルライトになっているのかを知ることができ、お金をかけることでさらに痩せよう!と気持ちが引き締まりますね。
また、ラジオ波などの美容機器を使用した施術が受けられるのもエステティックサロンならではのメリットです。
他にも、自分では届きにくい太ももの裏などはエステティックサロンでケアするなど、部位によって使い分けるのも一つの手かもしれません。
セルライトとは、肥大した脂肪細胞に老廃物が結合して凝り固まり、大きな塊となったもの。
セルライトができる原因には、運動不足やストレス、ホルモンバランスの乱れなどが挙げられます。
セルライトを予防する習慣としては、栄養バランスの取れた食事や、ストレッチやマッサージ、入浴で体を温めること、質の良い睡眠などがあげられます。
また、水を多く飲んだり、脚を組む癖をやめたりすることも大切です。
自分で対処しきれない部分はエステティックサロン※に頼るのも良い方法ですよ!
よりきれいな自分になるために、生活習慣を変え、余分な脂肪をつけない・老廃物を溜めない生活習慣を保っていきましょう。
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