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  • #美容テク

足のむくみの原因は?潜む病気や解消・予防方法まで詳しく紹介!

こんにちは!美と健康をサポートするリセラテラスの松本です。

みなさんは、足のむくみにお悩みではないですか?

「なんだか足が重くてだるい」「靴下を脱ぐと跡がくっきり」といったことに思い当たる場合、それは足のむくみが原因かもしれません。

むくみには深刻な病気が潜んでいる可能性もあるので、むくみが深刻な場合は病院で診察を受けた方がよい場合も。

そこで今回は、足のむくみの原因とその解消・予防方法についてご紹介していきます。

むくみに潜む病気についても解説しているので、足のむくみが気になる方は参考にしてください。

足のむくみ

足のむくみで考えられる原因や潜む病気とは?

まずは、足のむくみで考えられる一般的な原因と病気の可能性について見ていきます。

一般的な足のむくみの原因

一般的なむくみの原因としては、以下の7つが考えられます。

血行不良

血行不良は、足のむくみを引き起こす主要な原因のひとつ。

血行が悪くなると、滞った血液の中の水分が血管の外に染み出し、これがむくみにつながります。

特に心臓から遠い位置にある足は、血行が悪くなりやすい部位

そのため、むくみも起こりやすいのです。

むくみの原因となる血行不良は、運動不足や食生活の乱れ、ストレスなどによって引き起こされます。

筋力の低下

人間の体では、全身の筋肉がポンプとなり、血液を循環させています。

しかし、筋力が弱ければどうなるでしょう。

当然血液の循環はスムーズにいかず、血行不良になってむくみを起こしやすくなってしまいます。

足の血流はふくらはぎにある大きな筋肉が支えているので、足のむくみが気になる場合には、ふくらはぎの筋力が低下しているのかもしれません

長時間の同じ姿勢

人の体は同じ姿勢を長時間続けていると、筋肉の動きが少なくなって血液が十分に循環せず、血行不良を起こしてしまいます。

仕事後の足のむくみに悩むデスクワークや立ち仕事の方が多いのは、長時間の同じ姿勢による血行不良が大きな原因です。

塩分の摂りすぎ

塩分の多い食事やお菓子ばかり食べている人は要注意。

塩分の摂りすぎもむくみを引き起こします。

なぜなら、人間の体には、体内の塩分濃度を一定に保つ働きがあるためです。

分を摂りすぎた体は、体内の塩分濃度を薄めるために水分を体に溜め込もうとします。

この一連の働きにより、過剰に溜め込まれた水分が滞るため、むくみを引き起こしてしまうのです。

アルコール

アルコールを摂取した翌日に、体や顔のむくみが気になったことはありませんか?

アルコールも、むくみの原因のひとつ。

アルコールが持つ脱水作用で血液濃度が高くなると、人間の体は血液濃度を薄めるため、水分を溜め込もうとします。

この時過剰に溜め込まれた水分が、むくみに繋がります。

栄養バランスの偏り

栄養バランスの偏りによって、体内の水分調節や代謝がうまくいかず、足のむくみが発生することもあります。
特に以下の栄養素が十分に摂れてない場合には、注意が必要です。

  • タンパク質・・・血管内外の水分調節に関わる
  • ビタミンB群・・・水分代謝を助ける
  • ミネラル(カリウム、カルシウム、マグネシウム等)・・・血圧や水分調節に関わる

女性ホルモン

女性の体の中では、排卵後から次の月経まで(黄体期)の間、女性ホルモンであるプロゲステロンが活発に分泌されます。
このプロゲステロンには、体内に水分を溜め込みやすくする作用が。
そのため、黄体期の女性の体はむくみやすい状態にあり、実際にむくみに悩むことも多くなります。

むくみには重大な病気が潜んでいることも!

むくみは、重大な病気の一症状であることもあります。

気になるむくみは、早期に病院を受診し、治療することが大切です。

足のむくみが気になる場合に考えられる病気について見ていきましょう。

全身のむくみが引き起こされる病気

病気によっては、足だけでなく、全身にむくみが起こることがあります。

全身のむくみが引き起こされる病気の例を見ていきましょう。

◆全身性のむくみが見られる病気の例

  • 心不全、心負荷
  • 腎不全
  • 肝不全
  • 甲状腺機能低下
  • 内分泌疾患
  • アレルギー疾患 等

全身性のむくみの原因として考えられるのが、心臓や腎臓、肝臓といったさまざまな内臓の病気です。

また、食事やタンパク質が十分に摂れない低栄養状態や薬の副作用による影響によっても、全身性のむくみが引き起こされる可能性があります。

局所的なむくみが引き起こされる病気

むくみは、体全体でなく、足だけ、片足だけ、足の一部だけなど、局所的に起こることもあります。

腫れや熱、痛みを伴うことも少なくはありません。

このような場合には、以下のような病気の可能性があります。

◆局所的なむくみ(腫れ)が見られる病気の例

  • 下肢静脈瘤
  • 深部静脈血栓症
  • 蜂窩織炎
  • 皮膚病変
  • 腫瘍
  • 筋内血腫
  • リンパ浮腫

局所的なむくみの原因として考えられるのが、上記のような血管・リンパ管の病気や皮膚の病気、腫瘍などです。

他には、横になることができず24時間座ったままの場合などでも、足が腫れてしまうことがあります。

むくみの性質も確認しておこう

むくみには、以下の2種の性質があります。

  • 圧痕性・・・指で数秒押すと、その部分がへこみ、しばらく元に戻らない
  • 非圧痕性・・・指で数秒押してもすぐに元に戻り、跡は残らない

むくみの性質によって、考えられる病気は異なります。

気になるむくみがあって病院を受診する際には、自分のむくみがどちらの性質のものなのか、医師に伝えられると良いでしょう。

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足のむくみを解消する方法もチェック!

一過性で病気ではない足のむくみを解消するには、マッサージが効果的です。

おすすめのマッサージを2つご紹介しましょう。

◆膝裏のマッサージ

  1. 床に座って片膝を立てる。
  2. 立てた膝の裏側を、指で押す。
  3. 気持ちいいと感じるくらいの強さで、30秒程度指圧する。
  4. もう一方の膝裏も同じように指圧する。

◆脚全体のマッサージ

  1. 両手で膝から脚の付け根に向かって、脚を撫で上げる。表側と裏側を同様に行う。
  2. 両手で足首から膝に向かって、脚を撫で上げる。表側と裏側を同様に行う。
  3. 足首から脚の付け根に向かって、脚を撫で上げる。表側と裏側を同様に行う。
  4. 各10回程度行う。

マッサージを習慣づければ、血行が促進され、むくみも解消されやすくなります。

普段から足のむくみを予防する方法もある?

一過性で病気ではないむくみの場合、足のむくみの予防策としては、とにかく「血行不良を予防する」ことが大切です。

そのためには、以下のような行動を意識するようにしてください。

適度な運動を続ける

筋力が低下した体は、血行が悪くなってむくみやすくなります。

十分な筋力を維持できるよう、普段から適度な運動を続けましょう

なお、足のむくみ予防には、特にふくらはぎの筋肉を鍛えることが大切です。

忙しくても、できるだけ階段を使ったり立ってかかとを上げ下げしたりと、ちょっとした運動を続けると良いですね。

足先を動かす

心臓から遠い足先は、血行がもっとも悪くなりやすい部分。

足の指を動かしたり足首を回したりして、血流を促しましょう。

足先の血流が良くなれば、足はむくみにくくなります。

こまめに動く

むくみ予防には、長時間の同じ姿勢を避け、こまめに動くことも大切です。

デスクワークや立ち仕事の方は同じ姿勢が続きやすいですが、定期的にちょっとしたストレッチをするなどして、体を大きく動かすようにしましょう。

栄養バランスに気をつける

栄養バランスの整った食事は、むくみ予防に効果的です。

むくみ予防に有効なタンパク質やビタミンB群、ミネラルをしっかりと食事で補い、塩分やアルコールは摂りすぎないよう注意してください。

足のむくみは原因から改善!病気が疑われる時はすぐに病院へ

足のむくみは、血行不良をはじめとしたさまざまな原因によって引き起こされます。

「ただのむくみ」と思っていたものが、心不全や腎不全、静脈血栓など、深刻な病気の症状である可能性もあるのです。

むくみがひどかったり他にも不調が現れたりと、気になる症状がある場合には、病院で診察を受け、必要に応じて治療を受けることが大切です。

異常なむくみを見逃さないためにも、自分の体や体調のチェックは怠らないようにしたいですね。

また、運動不足による筋力低下や長時間の同じ姿勢、塩分の摂りすぎなどといった一過性のむくみの場合であれば、マッサージや運動、食生活の改善などを行うことで、解消することが可能です。

日々の努力で、むくみのない軽く美しい足を目指しましょう。

また、自分だけでなく人を美しくすることにも興味がある方は、ドクターリセラのエステティックスクールでぜひ学んでみてください。

リセラアカデミーでは、施術技術から接客まで学べ、美のプロとしてスキル向上を目指せます。

認定やディプロマも取得できるので、その後のキャリアに活かすことができますよ!

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WRITER
マーケティング部副部長
松本 しのぶ

美容業界歴24年 2013年ドクターリセラ(株)入社。直営エステ事業部・広報部・品質保証部を経て、現マーケティング部にて【公式HP】【リセラテラス】を運営。プライベートは3人のまごのグランマ。

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