Language

メニューを閉じる
  • #美容テク

カフェインと自律神経の関係は?自律神経に優しい摂り方

こんにちは!美と健康をサポートするリセラテラスの松本です。

皆さんカフェインの入っている飲み物はお好きですか?

毎朝眠気覚ましにコーヒーを飲んだり、ティータイムに紅茶を飲む方も多いと思います。

私もコーヒーが大好きで毎朝飲んでいます。

しかしこれらに含まれるカフェインは、摂り過ぎると「自律神経失調症」を招く要因になってしまうのです。

今回は、カフェインが自律神経に与える影響や、自律神経失調症の原因や症状、自律神経を整える方法などについてご紹介します。

コーヒー

カフェインとは?自律神経への影響

コーヒーや紅茶などに含まれるカフェイン。

そもそもカフェインがどんなものなのかご存知ですか?

昔は、コーヒーをお茶や薬として飲まれた時代があったほど、カフェインには健康や美容に対するいい効果があります。

それと同時に飲みすぎることによるデメリットもありますので、それぞれについてご紹介します。

カフェインの効果やメリット

皆さんはカフェインには「目が覚める、シャキっとする」と、主に脳や体を活発化させる物というイメージを抱くと思います。

カフェインが持つ健康や美容へのメリットとしては、次のようなものがあります。

  • 血管の縮小効果があり、脳の血管の拡張が原因で起こる頭痛の緩和
  • 脂肪の分散効果
  • カフェインにある抗酸化作用により肌のシミ防止効果!
  • 記憶力アップ
  • 消化を助ける

美肌やダイエット効果だけでなく、記憶力アップという脳へのメリットもあるんです。

お酒を飲み過ぎて二日酔いで頭痛になってしまった時などにはカフェインが役立つかもしれませんね。

カフェインが自律神経に及ぼす影響

自律神経には2つの種類があり、活動的な働きをする時に優位になる「交感神経」と、リラックスしている時に優位になる「副交感神経」がバランスをとっています。

カフェインには交感神経を活性化させる効果があり、元気が出るように感じることができます。

実は、カフェインの効果は身体のエネルギーを無理矢理引き出し、疲れを誤魔化すことなのです。

「どうしても休めない!今すぐ動かなくてはいけない!」という忙しい方もいますよね。

このような考えでカフェインに頼ってしまうことも少なくありません。

私も過去に何度かやってしまった経験があります。

ですが、これが続くと無理矢理身体をスイッチONにした状態が続くことになるので、身体を休めることができず自律神経の乱れに繋がってしまいます

さらにこれを繰り返すことで、自律神経失調症になってしまうリスクもあるのです。

自律神経失調症の症状と原因

自律神経は全身の器官をコントロールするため、そのバランスが崩れてしまうと全身に影響します。

自律神経失調症にかかると動悸、息苦しさ、耳鳴り、めまい、不眠症などの症状や、虚無感、イライラなどの精神症状が出ることがあります。

自律神経失調症の症状は人によって症状はさまざまです。

また、症状が違えばその原因も人によって違います。

主な原因として挙げられるのは、カフェインの摂りすぎや生活習慣の乱れ、ストレスや環境の変化などです。

さまざまな要因が複雑に関係し、自律神経失調症になってしまいます。

自律神経失調症は検査をしても器官や臓器に異常があるわけではないので、原因不明と片づけられてしまうことも少なくありません。

また、自律神経失調症であると決めつけ、ほかの病気の発見を遅らせてしまうこともあります。

あわせて読みたい

自律神経をなるべく乱さないカフェインの摂り方のポイント

コーヒーと紅茶

カフェインが自律神経に悪影響を及ぼす可能性があることは分かりましたが、それでも好きなコーヒーや紅茶を飲まないようにするのはストレスですよね。

なるべく自律神経を乱さなくて済むようなカフェインの摂り方について、飲む量やタイミングなどをご紹介します。

また、デカフェのコーヒーや紅茶に置き換えるのもおすすめですので、デカフェのメリットとともに解説していきます。

飲む量

カフェインには健康や美容にいい効果がありますが、どんどん飲もうと考えてはいけません。

飲みすぎは厳禁です。

カフェインの摂取量の目安を参考に、自分の体重に合わせて考えてみましょう。

成人で体重が60kg前後という方であれば、カフェインの摂取量は1日に342mgまで、1回に200mgまでが安全だとされています。

コーヒー1杯あたりのカフェイン含有量は、1杯150mlだとすると60~90mgです。

カフェインには中毒性があり、飲まないと落ち着かないという方も多いと思います。

そんな方はすぐに止めるのではなく少しずつ減らしたり、一杯の量を半分にしたり、カフェインゼロのコーヒーにしてみるといった工夫をしてみましょう。

ちなみに、カフェイン中毒になってしまう危険性がある摂取量の目安は、1時間に390mg以上となっています。

また、カフェインを摂りすぎると死んでしまう可能性もあります。

1時間以内に5,000~10,000mg(5~10g)以上摂取すると危険です。

1時間に9杯以上のコーヒーを飲むとほとんどの人が中毒になり、40杯以上飲むと致死量に近づきます

タイミング

これを読んでいただいている皆さんは起床時間と就寝時間が異なると思いますが、コーヒーを飲むなら「朝起きての目覚めの一杯」や「昼間の少しの合間」がいいでしょう。

夕方以降は、なるべく避けましょう。

また、一度興奮した自律神経がリラックスするのは時間が掛かるので、就寝時間が近いときはカフェインの摂取を控えましょう。

デカフェの飲み物に置き換える

みなさんは”デカフェ”をご存知ですか?

デカフェとはカフェインを含んでいる飲み物からカフェインを取り除いたものです。

カフェインレスとも呼ばれます。

日本でのデカフェはカフェインを90%以上取り除いたものを指します。

近年、過剰摂取によるカフェイン中毒や、睡眠障害、妊婦が摂取したことによる胎児への影響などが問題視され、カフェインの摂取を控える人が増加している傾向にあります。

そんな中、全国展開しているコンビニやコーヒーショップがデカフェ商品を扱い始めました。

デカフェはとても身近な存在になっています。

デカフェのメリットをご紹介します。

メリット①夜に飲んでも睡眠の妨げにならない

カフェインがほとんど含まれていないため、カフェイン摂取による覚醒効果がありません

そのため、夜にゆっくりコーヒーを飲みたい!という方にもおすすめです。

メリット②ダイエット・美容効果はそのまま

コーヒーに含まれるクロロゲン酸という成分は、デカフェになっても含まれたままです。

クロロゲン酸には脂肪が溜まることを防ぎ、燃焼を促す作用があり、ダイエットに有効な成分です。

コーヒーをダイエット目的で飲んでいる人も多いのではないでしょうか?

また、クロロゲン酸には抗酸化作用があり、シミ・シワなどの老化を防ぐことで、アンチエイジングにも効果を発揮します。

クロロゲン酸は熱に弱いため、デカフェを飲むときは浅煎りをおすすめします。

メリット③糖尿病予防

これもまたクロロゲン酸の効果です。

クロロゲン酸には血糖値の上昇を抑える効果があり、インスリンの分泌も抑制します。

その結果糖尿病の予防につながります。

しかし、コーヒーに砂糖をたくさん入れて飲むと意味がなくなってしまうので要注意です。

デカフェはカフェインが体に与える悪い影響を取り除き、コーヒーなどの持つ良い部分を多く残しています。

デメリットがあるとすれば値段が高くなってしまいがちということと、少し味が物足りないと感じる人がいるということでしょうか。

気になった方はぜひ、近くのコンビニやコーヒーショップで探してみてください!

カフェインは自律神経をなるべく乱さないよう楽しもう

コーヒーや紅茶などに含まれるカフェインは、飲むことで良い効果があるのも確かですが、飲みすぎてしまうと自律神経失調症など、身体の不調につながってしまうこともあります。

自律神経失調症の原因はさまざまで、動悸や息苦しさ、めまい、虚無感やイライラなどの症状を引き起こします。

カフェインの飲みすぎは厳禁ですので、摂取量の目安や飲むタイミングなどをよく考えてカフェインと上手に向き合っていきましょう!

デカフェの飲み物に置き換えるのも効果的ですので、ぜひ試してみてくださいね。

リセラジャーナルでは、美容・健康に役立つ情報を毎月発信しています。

ぜひチェックしてみて下さい!

SNSSHARE

この記事をシェアする

WRITER
マーケティング部副部長
松本 しのぶ

美容業界歴24年 2013年ドクターリセラ(株)入社。直営エステ事業部・広報部・品質保証部を経て、現マーケティング部にて【公式HP】【リセラテラス】を運営。プライベートは3人のまごのグランマ。

ホットキーワード
関連記事

過去の記事

美と健康の最先端はリセラテラスから メールマガジン登録
美と健康の最先端はリセラテラスから メールマガジン登録